収益等の状況について
当該施設は、指定管理者制度(利用料金制)により運営を行っている。・当該年度は新型コロナウイルス感染症の感染状況拡大により休館期間が4か月に渡り、前年度に引き続き、最終的に収益を押し下げた結果となったが、支出経費の抑制により繰入金は減少した。・今後も新型コロナウイルス感染症の収束まで引き続き厳しい経営を強いられることが予想される。
資産等の状況について
企業債残高は現在無いが、施設の大規模改修によるリニューアルオープンから25年が経過し、建築設備及び付帯設備の修繕が恒常的かつ増加傾向にあるため、今後の計画的な設備投資を検討する必要がある。
利用の状況について
宿泊者数は新型コロナウイルス感染症の影響により減少となった。今後は、指定管理者による民間のノウハウを活用した集客を図り、定員稼働率の回復及び増加に努める。
全体総括
年間を通じて新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、宿泊者数及び収益が減少した。今後は新型コロナウイルス感染症の収束後の経営回復に向け、指定管理者による民間のノウハウを活用した集客を図り、定員稼働率の回復及び増加に努める。