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過疎化による人口減少や高齢化に加え、村内に中心となる産業及び就労場所が等がないことにより、村税等の自主財源も乏しく今後も増加が見込めないため、財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。しかし、行財政改革等に努めた結果、徐々にではあるが年々数値は改善されているため、今後についても行政の効率化に努め、財政の健全化を図る。
平成18年以降、徐々に経常収支比率は改善されてきたが、平成23年度においては、人件費が増加したため、経常的経費が増加した。今後は、人件費、公債費等の歳出抑制を行うとともに、村税等の歳入確保に努める。
平成23年度においては、人件費が増加し、平成22年度の数値を上回っている。この大きな要因としては、当村の人口がわずか486人と極端に少ないことが影響していると考えられるが、今後は歳出削減による減少に努める。
平成23年度においては、類似団体平均を17.43人上回っており、その要因として、当村の人口がわずか486人と少ないことが大きく影響していると考えられる。以前から定員管理の適正化に取り組んできたが今後より一層と適正化に努める。
平成23年度においては、類似団体平均を4.6%下回っており、要因としては、公共工事等の縮小に伴い過疎債等の地方債発行額の減少が大きく影響していると考えられる。今後も地方債発行の抑制に努める。
人口1人当たりの決算額は、前年度と比較すると増加しており、類似団体平均と比較すると大きく上回っている。この主な要因としては、当村の人口がわずか486人と極端に少ないことと類似団体と比較して職員の平均年齢が高いこと等が考えられる。当村としても以前から人件費の抑制に取り組んでいますが、今後より一層人件費の削減及び定員管理の適正化に努める。
平成20年度より22年度までは、物件費が類似団体の平均に近づいていたが、23年度になり、おくとろ温泉のリニューアルに伴う、観光振興事業費が増加し、歳出全体の物件費の割合が増加した。今後より一層物件費の削減に努めていく。
扶助費に係る経常収支比率が類似団体を下回っているが、上昇傾向にある要因として、子ども手当の皆増などがあげられており、今後の増の見込みはなく、現状の維持に努める。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、繰出金の減少が主な要因である。公営企業会計への繰出金が減少しており、今後も現状の維持に努める方針である。
補助費等その他に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っているが、新規事業に対しての補助が増加しており、今後、補助金を交付するのが適当な事業を行っているのかなどについて明確な基準を設けて、不適当な補助金は見直しや廃止を行う方針である。
類似団体平均を6.2ポイント上回っているが平成18年より元利償還の減少に伴って減少傾向にある。この要因については、近年大型の整備事業が減少していることにあり、今後もより一層の抑制に努める。
公債費以外に係る経常収支比率が類似団体に比べ3.2ポイント下回っておりこれの要因として、特定財源額の減が主となっている。今後も現状のより一層の抑制に努めていく方針である。
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