地域において担っている役割
昭和45年相馬地方の中核病院として設立以来、救急・小児医療等不採算部門をはじめ、検診業務等地域に密着した医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
平成23年3月東日本大震災以降、泌尿器科・整形外科・耳鼻科常勤医師退職不補充、地域内の総合病院新設等により、入院患者、外来患者の減少が続いており、このことが医業収益の減少に直結し、経常収支、医業収支の悪化、併せて関係指標の悪化となっている。
老朽化の状況について
平成25年度から27年度にかけて、県の補助を受け病棟改築、高度医療機器の更新を行ったため、老朽化に係る数値は、逓減傾向にある。
全体総括
入院・外来患者の減少により病院の財務状況は厳しい状況が続いていることから、病床数の削減、病院機能の一部見直し(急性期病床の地域包括ケア病床への一部転化)、構成市町への支援要請等により、経営の健全化を図りたい。