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鳥取県日南町の財政状況(2018年度)

鳥取県日南町の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

本町の財政力指数は、低数値で推移しており、前年同の0.15となった。類似団体平均と比較しても低く、類似団体の平均からは-0.03、鳥取県平均からは-0.18となった。需要に対して地方税収入が乏しく法人町民税、固定資産税等が低いのが特徴で、自主財源の確保に苦慮しているところであり、依存財源に頼った財政運営を余儀なくされている状態が続いている。基幹となる産業への支援や新たな起業支援、雇用と定住に重点を置いた取り組みを通じて財政基盤の強化に努める必要がある。

経常収支比率の分析欄

類似団体平均との比較は6.1ポイント高く、前年度と比較して1.3ポイント増となっており、依然として財政構造は硬直した状況である。公債費償還は減少傾向にはあるが、次年度より再度増額に転じることになるため、身の丈にあった財政運営が求められる。公共施設の老朽化が進み近年、維持補修費が増額していることも経常収支比率が増加したことに影響している。財政構造の弾力性の維持のため計画的な財政運営に努めていく必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均と比較して5,765円低いものの、対前年度比は11,569円の増額となった。人件費は、新規採用者6名と退職者2名で対前年度決算額では増額となった。また、物件費においても増額となり、類似団体平均に近い数値となっている。しかしながら、物件費においては全体に占める割合が高く、推移には注視する必要があると理解している。

ラスパイレス指数の分析欄

昨年度と比較して0.4ポイント増も、類似団体平均と比較して0.6ポイント低く、引き続き平均以下となった。今後も定員管理と併せて適正な給与水準に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を下回っており、前年から0.36人減少している。歯止めのかからない人口減少に立ち向かうため、移住・定住促進を施策の大きな柱に、選んでもらえる自治体となるべくきめ細やかなサービスの向上を目指して事業に取り組んでいる。職員数の増加は見込めないが、今後も退職者数と新規採用者数のバランスに配慮した定員の適正管理に努めていく必要がある。また、交付税ではトップランナー方式が採用されるなか、さらなる業務の民間委託も考えていかなければならないと認識している。

実質公債費比率の分析欄

昨年度と比較して1.2ポイントの減少、平成26年度との比較では2.6ポイントの減少となった。本町における公債費は、平成16年から18年頃をピークに順調に減額推移し、近年で最も低い数値となったものの、平成27年度より地方創生を掲げた大型ハード事業や老朽化施設の改修・延命化等により多額の借入を行ったため、次年度は実質公債費比率が再度増加に転じると認識している。今後も計画的な財政運営と適切な公共施設管理に努める必要があると理解している。

将来負担比率の分析欄

平成20年度以降、将来負担は生じていない。要因として、将来負担に充当可能な基金に十分な貯えがあることと将来的に交付税として算入される公債費等の割合が大きいことが挙げられる。しかしながら、公共施設等の老朽化は進んでおり、今後は基金を取り崩しながら適正な維持管理を行っていかなければならず、世代間公平性などにも配慮した財政運営が必要と認識している。今後も国の情勢等を勘案しながら、負担の少ない財政運営を進めていかなければならないと理解している。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

平成15年度から「日南町行財政改革(集中改革プラン)」に取り組み、職員数の見直しや指定管理制度を活用することにより、人件費の抑制に取り組んでいる。平成30年度については退職者2名、新規採用者6名で給与費総額、その他手当ともに増額となった。求められる業務量は増え続け、労働時間の削減においては難しい局面となっており、事務の効率化に本腰を入れていかねばならない。

物件費の分析欄

昨年度と比較して0.2ポイントの増加となった。類似団体平均と比較しても1.6ポイント高く、高水準が続いている。庁内の電算管理委託料などに多額の経費が必要になっている。行財政改革実施計画に基づき、業務の民間委託を推進し人件費から委託料へシフトしているところであり、物件費が高い水準であることにも現れている。

扶助費の分析欄

類似団体平均と比較して毎年低い数値で推移しており、平成30年度は0.8ポイント低い。小・中学校の児童・生徒数が少ないことから教育行政における扶助費が少額であることが要因として挙げられるが、地域の次世代を担う人材育成のためにもきめ細かな教育施策を実施していく。

その他の分析欄

その他の比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金が主要因であると分析している。日南町病院事業会計への繰出金が最も多く、次いで介護福祉保険会計、後期高齢医療会計となっており高齢化率50%を超える当町そのものを映し出している。

補助費等の分析欄

対前年度比では0.2ポイント減となったものの、類似団体平均と比較すると4.4ポイント高く、全体に占める割合は依然として高く推移している。引き続き病院への負担金を支出していることに加え、基幹産業である農林業振興対策における補助金等が大きく影響している。今後もしばらくはこのような数値で推移するものと思われるが、補助金等見直しを行い行政依存度の低い自主的なまちづくりを推進し、健全な数値を維持する必要がある。

公債費の分析欄

公債費償還は、平成16年~18年頃をピークに元利償還金及び準元利償還金は減少しており対前年度比では0.9ポイント減少し、類似団体平均を下回った。しかしながら、近年大型事業に伴う投資的経費が増額となり多額の借入を行っているため、次年度は再度増額に転じることになる。計画的な財政運営と適正な数値の維持が求められる。

公債費以外の分析欄

類似団体平均と比較すると6.6ポイント高く、対前年度でも2.2ポイント増加となった。本町の特徴として、経常物件費、補助費、繰出金が多くなっている。施策の選択と集中、事業のスクラップ&ビルドなど、更なる行財政改革の取り組みが急務であると認識している。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

平成30年度決算において、財政調整基金残高は適切な財源の確保と歳出の精査により、取り崩しを回避しており前年度より微増となっている。歳入の約4割を占める地方交付税は、歯止めのかからない人口減少に加え公債費算入分をはじめ単位費用の減などにより年々減額となる状況である。自主財源の乏しい本町においては、ある程度の基金を保持しながらの財政運営を行ってきたが、地方債残高も再度増加に転じており、今後は必要に応じて不足する財源確保のため基金の取り崩しも実施しなければならないと考えている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

本町の連結実質赤字比率において赤字は発生しておらず、黒字においてはグラフに示されるとおり、病院事業会計の剰余金が大きく影響している。また、農業集落排水事業特別会計・簡易水道事業特別会計においては、公営企業化に伴う基金廃止による繰入金が大部分を占める。上記に挙げていることが全体を通していえることで、特別会計における黒字の大半は一般会計からの繰入金によるものであり、完全な独立採算となっていないのが現状である。今後も当面、連結実質赤字となる可能性は低いが、病院事業の交付税基準の改正等による影響もあり、財政運営上は楽観視できない状況が続くと理解している。サービス収入に直結する住民人口の減少等の影響もあるため、今後ますます将来を見据えた財政運営が必要である。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

公債費償還額は減少が続いており、ここ近年では最も少ない金額となっている。しかし、翌年度からは平成27年度から続く大型ハード事業等の実施により、地方債発行額が増加していることから、今後は再度元利償還額が増加するため、借入と償還のバランス感覚を持ったうえで、身の丈にあった事業の展開と適正な財政運営が求められると理解している。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

財政健全化判断比率における本町の将来負担比率はゼロ以下である。その要因としては、将来負担すべき地方債残高に対して、充当可能財源である基準財政需要額(交付税)算入見込額の割合が高いこと。また、充当可能基金の割合が非常に高いことが挙げられる。本町が過疎対策事業債や緊急防災・減災事業債を中心に、交付税算入率の高い地方債を活用した財政運営を行ってきた結果といえる。しかしながら近年、地方債残高が再度増加傾向にあり、実質公債費比率も増加へ転ずる。今後の交付税を取り巻く情勢により制度改正等の可能性もなくはないため、将来負担への影響は注視する必要がある。また、基金残高の割合が高い本町であるが、今後は老朽化した公共施設の管理が懸念されている。公共施設等総合管理計画を策定した上で、費用等には基金取り崩しが必要になると理解しており、引き続き財政の適正な管理を継続して行く必要がある。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金、減債基金については大幅な取崩、積立が無く利子分のみの積立となり、大きな増減は無かった。その他特定目的基金については、昨年度新設した、日南病院の健全かつ円滑な事業運営を図り、当町における地域医療の総合的な確保を図るための基金「日南町地域医療総合確保基金」から75百万円の取り崩しを行った。(今後の方針)今後も町税、地方交付税の減額が見込まれるため基金取崩による予算編成、執行となる。適正な予算規模と特定財源の確保に努めた財政運営を行う。

財政調整基金

(増減理由)H30年度は取崩は無く、利子分816万円のみの積立となった。(今後の方針)今後は更に町税、地方交付税の減額が見込まれ一般財源が不足するため、適正予算規模を鑑みながら取崩を行う。

減債基金

(増減理由)H30年度は取崩は無く、利子分52万円のみの積立となった。(今後の方針)今後は、近年の大規模事業の元金償還が開始するため、後年度の負担等を見ながら取崩を行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設等建設基金町が保有する公共施設の維持修繕、建替え等の際に活用する。地域医療総合確保基金日南病院の健全運営と地域医療の確保に活用する。こどもゆめ基金日南町の子育て支援を推進する。畜産センター基金日南町畜産センターの施設の整備等に活用する。(増減理由)公共施設建設基金取崩なし、利子分のみ積立地域医療総合確保基金昨年新設の基金病院事業会計へ75百万円の取崩。こどもゆめ基金取崩9百万円各種子育て支援事業に活用(予防接種、子育て支援センター運営等)畜産センター基金取崩19百万円センター施設周辺整備実施によるもの。(今後の方針)各目的基金の主旨に基づき、予算額、基金残高のバランスを取りながら事業推進の財源として活用を行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本町が保有する資産全体における有形固定資産減価償却率は類似団体平均値とほぼ同数である。全体の半数を超える資産が更新時期を迎えており、適切な修繕計画の策定と更新費用の財源確保が課題となっている。

債務償還比率の分析欄

町社会体育館整備、デジタル防災行政無線整備等による地方債残高の増により91.2ポイントの悪化。しかし、基金残高の割合により類似団体よりも良い数値が出ている。今後は老朽化した公共施設の適正管理のため取り崩しが必要になると考えており、引き続き財政の適正な管理を継続して行く必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

平成20年度以降、将来負担比率はゼロ推移であるものの、公共施設の老朽化は顕著であり、また、道の駅整備、町社会体育館整備、林業アカデミー整備、デジタル防災無線整備等新たな施設建設に係る起債額も増加している。今後の事業展開として、計画的な実施を心がけ、借入額の抑制と償還額の平準化を検討していく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は近年良化し、次年度も更なる良化が見込まれる。しかし、平成27年度から取り組んでいる中心地整備事業において、複数の大型ハード事業が実施され町債の元金償還が始まる今後においては、再度緩やかに増加に転じることが予測される。また、将来の備えとするための基金については、必要に応じた取り崩しも含め引き続き適正な管理を行い、町債の発行とのバランスを見極めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

鳥取県日南町の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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