地方財政ダッシュボード

沖縄県竹富町の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2012年度2011年度2010年度

共有

主要図表 Excel版

図表ブックをダウンロード

竹富町の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額84.5億円

性質別歳出

総額84.5億円

歳入の内訳

総額86.2億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

近年人口においては、横ばいが続いており、前年度と同じ指数となっている。基幹産業である農業就業者(農家)の高齢化等により財政基盤が弱く、全国及び沖縄県平均を下回っている。今後も人口増加や税の増収に繋がる大きな要因がないことから、新たな自主財源の確保が必要とされる。徹底した事務事業の峻別やクレジット収納等の納税チャンネルの拡充・促進や、昨年に引き続き県税職員及び近隣市との併任による徴収の強化に取り組むなど歳入の確保に努め、財政の健全化を図る。

財政力指数

財政構造の弾力性

前年度7.9ポイント増の98.9%と類似団体平均を12.6ポイント上回っている。地域住民ニーズへの対応や各施策の基盤整備、大型施設整備等の展開に伴い、町債の新規発行に伴い、公債費が増加している。今後についても、大型施設整備事業や措置期間経過後の元金償還が始まることからさらに公債費が増加することが予想される。今後は、適正な人員管理により人員配置を見直し人件費の抑制に努めるとともに、物件費や施設維持管理については、施設管理の一元化と予算の集約化を図り、経費の抑制に努る等、経常経費の削減を図る。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

前年度比で95,702円の増となっており、類似団体に比べ235,500円上回っている。類似団体と比較し高い傾向である主な要因として、本町は9つの有人島で形成された島嶼の町であり、本庁舎を行政区域外(石垣市)に有する特殊な行政体制であることが挙げられる。大型施設の整備後の維持管理経費の発生等、今後もこれまで以上の経費負担が見込まれることから、指定管理制度の推進や施設管理・経費の一元集約化、及び適正な人員管理による人員配置を見直す等、物件費及び人件費の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

類似団体平均に比べ1.7ポイント高く、全国町村平均に比べ0.2ポイント低い96.2ポイントと全国平均の中でも低い水準にある。手当等の多い国家公務員とは単純比較することはできないが、本町における各種手当については概ね国家公務員に準拠しているほか、本指数を含めた給与水準については、今後とも住民への説明責任が果たせるよう適正な昇給や昇格制度を順守するとともに、定員管理の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

本町は9つの有人島を有し総面積334.40平方キロメートル(県内1位)と大きく、人口規模以上の学校施設や保育園等の公共施設を多く配置しなければならないことから、類似団体に比べ8.67人多い34.93人となっている。これまでも定員適正化に努めてきたが、離島やへき地ならではな多様な住民ニーズによる新規事業の展開等により必要な人員を確保しなければならない状況である。今後は、ITシステムや技術の活用による事務の効率化や適正配置等による、適切な定数管理に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

類似団体平均(7.3%)を0.5%上回っており、対前年度比1.0ポイント上昇しております。今後においても、大型施設整備事業等により公債費が増加す見込であることを踏まえ、住民ニーズや地域の実情に即した事業の優先度、緊急性等を勘案し町債発行には慎重に判断し公債費抑制を図る。また、減債基金や決算余剰金を活用した繰上償還を実施し、町債残高の減少及び公債費抑制を図る。

実質公債費比率

将来負担の状況

数値が0以下となった要因としては、基金残高の増加や基準財政需要算入見込額の増加、標準財政規模の増加が挙げらる。引き続き、各基金の積立を実施し、基金を活用した債券運用等も行いながら、計画的な公債費償還や繰上償還による将来負担の軽減、平準化に努め、将来負担比率の上昇抑制を図る。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

対前年度比3.3ポイントと類似団体平均と比べ11.9ポイント高い水準にある。本町は、9つの有人島からなる島嶼型の町であり、人口規模以上の学校や保育所、福祉施設等の公共施設を所有していることから、それら施設の人員配置や維持管理等の事務での人員配置等、他自治体にはない特殊性を有している。施設の複合化や集約化については限界があるものの、実現可能な範囲での複合化や統廃合を図り、人員配置の適正管理を進め関連経費の抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

前年度より0.7ポイント増加しており、類似団体平均15.1%より7.9ポイント高い23%と高い数値となっている。主な要因としては、行政区域外に庁舎を置き、町内への業務(渡航)全てに旅費が発生する等のことから物件費が類似団体に比べ多額となる。旅費については、WEB会議システム等を活用し可能な範囲で圧縮に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

対前年度比0.1ポイント減となり、類似団体平均を1.2ポイント下回る1.7ポイントとなっている。近年は全国平均及び沖縄県平均を大きく下回っており、本町財政を圧迫する状況に至ってはいないものの、離島・島嶼における住民福祉サービスの格差是正や離島の生活において真に必要とする各種福祉施策については、積極的に行政サービスの具体化・拡充を図っていく必要がある。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他の比率は前年度比2.1ポイント減の2.6%となり、類似団体平均8.1%より5.5%低い数値となっている。比率の減少は、公営企業繰出金の性質分類の変更によるものであるが、その他特別会計への繰出金についても、特別会計内での各経費削減を図り基準外での繰出金の抑制を図る。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等に係る収支比率は対前年度5.5ポイント増の9.8%となっている。これは、令和6年度から公営企業の法適用に伴い、繰出金から補助金への性質分類の変更が主な要因である。対前年度比の増はあるものの、類似団体平均と比べ5.1%下回っており、今後も、公益性や必要性、費用対効果等の多面的な精査や厳正な峻別により、より適正な補助金の支出や経費の縮減に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費に係る経常収支比率は、対前年度0.6%の増の22.6%となっており、類似団体平均(18.0%)、全国平均の(15.0%)を上回っている。庁舎整備に係る元金償還が始まることや、今後も大型施設整備事業等が見込まれていることを踏まえ、普通交付税措置を考慮した財政的に有利な地方債の発行に努めるとともに、減債基金を活用した任意繰上償還の実施を検討し、公債費の抑制に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外については、前年度比7.3ポイント増となっており、類似団体平均に比べ8%高い76.3%となった。公債費以外の比率のうち、多くを占める人件費・物件費等については、島嶼・多島であることから、学校や福祉施設等が島々に散在しており、統廃合等の合理化が図れない地理的な条件に起因することが主な要因として挙げらえる。今後は、全ての施設機能体制や適切な人員配置を推進し、経常経費の抑制に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

衛生費において、住民1人あたり152,080円となっており、前年度から297,629円の減となっている。大幅な減少の要因については、令和4・5年度に大型施設(汚泥処理施設)の整備が完了したことに伴う大幅の減となっている。教育費においては、例年、比較的類似団体費で高い数値となっているが、島嶼自治体であることから、人口規模以上の幼稚園や小中学校を配置しており、教育格差が生じないような体制を整えていることから類似団体よりも比較的高い数値となっている。農林水産業費において、住民1人あたり154,007円となっており、類似団体と比較し35,727円多いい数値となっている。要因としては、本町の基幹産業である農業に関連した、基盤整備や各種補助・支援を展開していることが要因である。議会費や総務費においては、比較的類似団体費で高い数値となっていることについては、本庁舎が町外(石垣市内)にあることで、議会費おいては、定例議会、総務費においては、公共施設や財産の維持管理の他、各事業の執行に際し、旅費が発生することが比較的高い数値の要因である。

議会費

類似団体内順位44位/ 94団体

労働費

類似団体内順位42位/ 94団体

消防費

類似団体内順位81位/ 94団体

諸支出金

類似団体内順位10位/ 94団体

総務費

類似団体内順位30位/ 94団体

農林水産業費

類似団体内順位37位/ 94団体

教育費

類似団体内順位32位/ 94団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 94団体

民生費

類似団体内順位60位/ 94団体

商工費

類似団体内順位50位/ 94団体

災害復旧費

類似団体内順位55位/ 94団体

衛生費

類似団体内順位51位/ 94団体

土木費

類似団体内順位58位/ 94団体

公債費

類似団体内順位38位/ 94団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

普通建設事業費は住民一人当たり322,201円となっており、類似団体の325,476千円と比較して、3,275円低い状況となっております。これまで過去5ヵ年においては、一括交付金等を活用した施設整備事業や石垣庁舎整備等の大型事業を展開してきており、類似団体より高めの数値となっている。令和6年度においては、類似団体以下となっているが、今後も大型施設整備事業が予定されており今後も、増加が見込まれている。普通建設費に比例し公債費の増加も予想されるため、各事業の展開については、規模や整備後の維持管理経費なども考慮の上、事業の適正化を図りながら各性質の抑制・減少を図る。

人件費

類似団体内順位30位/ 94団体

補助費等

類似団体内順位65位/ 94団体

災害復旧事業費

類似団体内順位55位/ 94団体

投資及び出資金

類似団体内順位32位/ 94団体

物件費

類似団体内順位39位/ 94団体

普通建設事業費

類似団体内順位45位/ 94団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 94団体

貸付金

類似団体内順位25位/ 94団体

維持補修費

類似団体内順位42位/ 94団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位19位/ 94団体

公債費

類似団体内順位38位/ 94団体

繰出金

類似団体内順位84位/ 94団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位67位/ 94団体

積立金

類似団体内順位26位/ 94団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 94団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金残高は、適正な財源の確保と歳出の精査により、取崩しを回避している上に、余剰金の2分の1以上の積立を実施しており残高も増加しております。一方で、人件費や公債費の増、物価高騰に伴う物件費の増等による経常経費の増加に伴って、一般財源を圧迫しており前年度余剰金を含めた実質単年度収支では-3.22%となっております。今後は、各事務事業や性質別の歳出抑制に努め、健全な行財政運営となるよう努めていく。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

各年度、各会計において赤字の歳出はないものの、令和6年度決算は、一般会計において物価高騰に伴う物件費の増や人事院勧告に伴う人件費の増等による経常経費の増額に伴って、実質黒字額が例年に比べ減少しており、連結実質黒字額についても、前年度比較し黒字額が大幅に減少している。水道事業については、これまで大規模な施設更新工事(海底送水管更新)を実施しており、今後も予定されていることから、今後も公債費の増加が見込まれる。国民健康保険事業、介護保険事業、後期高齢者医療事業では、全国的な傾向と例外なく、本町でも高齢化に伴う医療費、介護費が増加傾向にあり、各特会の財政状況は厳しい状況が見込まれることから、保険料の見直し等による適正化を図る等、健全な事業経営運営に努める。また、水道事業、下水道事業においても、事業の導入時以来行われていない料金改定の早期見直しや基準外繰入金の抑制を図る等、公営企業の独立採算制に基づいて経営健全化に努める。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還金については、これまでの大型事業の元利償還金による増加がみられる。石垣庁舎の元金償還が始まることや、大型事業が控えていることから、元利償還金については今後も増加すると見込まれる。公営企業債の元利償還金に対する繰入金も増加しており、海底送水管の更新工事や海水淡水化施設の更新工事が見込まれており、今後も増加することが見込まれる。算入公債費についても前年に比べ増となっており、今後も大型事業が控えていることから、財政措置の有利な地方債メニューの活用を図るなど町債の適正運用に努める。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

満期一括償還地方債該当無し。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担比率については、債務負担行為に基づく支出予定額の影響により令和6年度決算ではマイナスとなっている。地方債の現在高は今後も増加する見込みであるため比率の悪化が予想される。比率を構成する分子構造数値をみると、将来負担額では、大型事業に伴う地方債残高や公営企業等繰入見込額が増加傾向にあり、充当可能財源等では、財政調整基金の積み増しにより充当可能基金が増加している。今後の見通しについて、大型事業の長寿命化・更新整備がひかえているもの優先順を見極め地方債発行額を抑制することや、高利率の積極的な繰上償還の実態や、計画的・適正な基金の管理運営に取り組み将来負担比率の抑制に努める。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)減債基金については、繰上償還に伴う取崩しを行ったことから減額が見られる。一方で、財政調整基金において過年度余剰金の2分の1以上積み立てるなどで基金全体では残高増となっている。(今後の方針)今後も計画的な積立を行い、各目的達成のため効率的な活用を図る。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)本町は島嶼の町であり、各種行政サービスの提供が多種多様となっている。住民サービス維持のためにも財源不足等への備えが必要となる。今後の財源不足等、不測の事態へ対応するため、計画的な積立を行ってきたことによる増額である。(今後の方針)今後も計画的な積立を行い、将来の財源不足等の実態に備える。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)令和6年度は、減債基金を活用した繰上償還を行ったことから、減額となっている。(今後の方針)今後も、計画的な積立や高利率の既発債残高の繰上償還による将来負担の軽減、平準化を図る。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)庁舎建設、高齢者福祉、ふるさと創生、まちなみ保存、ヤマネコ保護等の事業に充当し活用する。(増減理由)ふるさと納税による寄付金増加に伴って、ふるさと応援基金の増加が見られる。(今後の方針)基金を原資とした債券運用を行い、運用利子については基金に積み増し、残高の増加を促しながら計画的かつ適正な活用を行う。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率は類似団体と比較して17.3ポイント低いが、前年度比1.1ポイント上昇している。今後も個別施設画を活用し、有形固定資産の計画的な維持管理に努める。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位3位/ 91団体

(参考)債務償還比率

債務償還比率は568.4%であり、前年度比45.6ポイント増、類似団体と比較すると328.2ポイント高い数値となっている。これは、汚泥再処理施設整備及び町営団地建設事業等の伴う地方債発行が増加したことが考えられる。今後も施設の更新等に伴う地方債発行の増加が見込まれるため、適正な公債費の発行・抑制に引続き取組んでいく。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位84位/ 94団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は地方債の新規発行抑制に努めてきたが、近年の大型事業の実施に伴い地方債の発行増により、令和3年度から将来負担比率が数値化されるようになった。類似団体平均から大きく突出しているため、今後の地方債発行抑制に努める必要がある。有形固定資産減価償却率については、類似団体の平均値と比較すると17.3ポイントの低い数値であるため、引き続き、公共施設等総合管理計画に基づき施設の維持管理の徹底等に取組む。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

当該年度の実質公債比率は、近年の大型事業の実施により年々増加傾向にあるが、令和5年度は前年度比0.2ポイント減少し、類似団体と比較すると0.5ポイン低い状態となっている。前述にもあるが、将来負担比率が令和3年度から数値化されるようになっており、今後は、地方債の新規発行の抑制に努め、公債費の適正化に取組んでいく。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

ほとんどの類型において、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているものの、【児童館】については、類似団体平均を上回っている。【児童館】の有形固定資産減価償却率は、前年度比で1.6ポイント増大しており、類似団体と比較すると27.6ポイント高い状態である。今後も、公共施設等総合管理計画に基づき、当該施設の更新・維持管理等の適正な施設管理に取組んでいく。

道路

類似団体内順位13位/ 91団体

橋りょう・トンネル
公営住宅

類似団体内順位20位/ 87団体

港湾・漁港

類似団体内順位12位/ 22団体

認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位6位/ 82団体

学校施設

類似団体内順位21位/ 89団体

児童館

類似団体内順位8位/ 18団体

公民館

類似団体内順位5位/ 62団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

【庁舎】については、令和4年度から有形固定資産減価償却率の変動が大きくなっている。当該施設は、令和3年度に建設した石垣庁舎の供用開始に伴い、大幅な減少となっている。また、【一般廃棄物処理施設】については、類似団体と比較すると有形固定資産減価償却率が23.4ポイント低くなっている。当該施設は、汚泥再処理施設整備に伴い、前年度比で14.3ポイント減少している。

図書館
体育館・プール
福祉施設

類似団体内順位2位/ 5団体

市民会館

類似団体内順位2位/ 2団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位2位/ 7団体

保健センター・保健所

類似団体内順位6位/ 7団体

消防施設

類似団体内順位2位/ 6団体

庁舎

類似団体内順位1位/ 7団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2024年度)

1.資産・負債の状況

分析:一般会計等ベースで約44,412百万円の資産を形成しているが、前年度から約860百万円の減少となった。現金預金および有形固定資産の金額変動が大きく、現金預金は前年度より約407百万円減少し、有形固定資産は約791百万円の減少となった。資産のうち、86.7%を占めている有形固定資産では、貨物輸送船の建造や細崎団地の建築等、約1,350百万円の施設整備を行っているが、減価償却費約2,036百万円等により有形固定資産が減少する結果となった。これらの資産は将来の支出(維持管理等)を伴うものであることから、今後においては、公共施設等の適正管理を徹底し、経費の縮減に努める。なお、基金総額は、約5,321百万円であり、前年度より約239百万円の増加となっている一方で、将来世代が負担すべき負債は約10,907百万円であり、資産に対して24.6%となった。負債の多くを占めるのは、地方債約10,651百万円である。地方債は、償還が進んだことにより前年度から約384百万円減少した。ただし、令和2年度と比較すると、地方債総額は未だ多い状況にある。これらの要因として、主に沖縄振興特別推進交付金事業や石垣庁舎整備等の大型事業によって、令和2年度から令和4年度の間で地方債の発行額が大きく増加したことが考えられる。令和5年度以降、地方債の発行額は抑制傾向にあるため、今後も地方債の発行抑制を意識した財源の確保に努める。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

分析:一般会計等において、純経常行政コストは約7,200百万円で、前年度から約164百万円の増加となった。経常費用のうち79.8%を占める業務費用が、前年度から約284百万円増加しており、主に、人件費が約223百万円の増加、物件費等が約49百万円の増加となっている。人件費は、経常費用全体の24.6%の割合を占めるが、今後も物価上昇の継続により、人件費の増加が予想される。また、物件費等においても、今後有形固定資産の整備を行う予定であるため、減価償却費が増加していく見込みである。今後も、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の適正管理に努め、経費の縮減に努める。一方、移転費用は、114百万円の減少となっており、補助金等については、直近5年間で最も低い状況である。ただし、移転費用については、今後の高齢化の進行や子育て支援の拡充等により、増加傾向となる可能性があるため、経費管理に努める。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

純資産変動計算書でマイナス要因とされる純行政コスト約△7,151百万円に対し、それを賄うプラス要因である財源のうち、町税や各種交付金等の税収等は約5,086百万円、国県等補助金が約1,682百万円であった。純行政コストと財源の差額は△約383百万円で、財源でコストが賄えていない状態にあり、純資産残高は約386百万円の減少となった。なお、前年度よりマイナス幅が増加した主な要因として、純行政コストが約80百万円増加したことに加え、国県等補助金が約114百万円減少したことがあげられる。一方で、税収等は前年度末より約119百万円増加しており、直近5年間で最も多い結果となった。全体会計、連結会計においては、臨時損失(資産売却損等)の減少により、純行政コストは減少する結果となったが、一般会計等と同様に純行政コストが財源を上回り、本年度差額がマイナスとなっている。今後も税収等の増加に努めるとともに補助金の活用、経費削減を目指す。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

分析:一般会計等において、業務活動収支は約993百万円の黒字であるが、前年度と比較すると黒字幅は約124百万円の減少となった。業務収入は約121百万円増加しているが、マイナス要因である業務支出が約255百万円の増加となったため、黒字幅の減少に繋がった。投資活動収支は約921百万円の赤字であるが、前年度と比較すると約288百万円赤字幅が減少した。マイナス要因である公共施設整備費が約487百万円減少したことが主な要因である。なお、基金積立金支出は約699百万円であり、基金取崩収入の約460百万円を上回っているため、資産の増加に繋がっている。財務活動収支は約390百万円の赤字である、これは地方債等の償還額約959百万円が発行額等約569百万円を上回った結果であり、負債の減少に繋がっている。一方、全体会計および連結会計では、主に水道事業の借入により財務活動収支がプラス収支となり、負債の増加と繋がっている。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2024年度)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額について、類似団体平均と比べて高くなっているが、本町の地域的特性(各離島に公共施設を整備する必要があること)から今後も同様の傾向になると考えられる。歳入額対資産比率については、類似団体平均を上回る結果となった。また、歳入総額の減少により、前年度と比較して増加している。令和5年度以降は類似団体と異なる推移をとっており、歳入総額の減少が影響を与えていることが考えられる。有形固定資産減価償却率は、42.9%と類似団体平均を下回っており有形固定資産の老朽化度合いは低いと考えられる。今後においては、引き続き、公共施設等の適正管理を徹底していく。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は、令和5年度以降地方債の償還によって増加傾向に転じているものの75.4%にとどまっており、類似団体平均と比較し、3.1ポイント下回っている。将来世代負担比率は、地方債の償還により前年度と比較してわずかに減少しているが、類似団体平均を5.1ポイント上回っている。令和3年度のポイント差6.6ポイントと比較すると、将来世代負担比率の差は縮小しているが、前年度と比較するとわずかに差が拡大している。今後も地方債発行の抑制を意識した財源確保に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは、令和3年度で一度減少したが、令和4年度以降増加に転じている。純行政コストの増加に加え人口減少が大きく影響していると考えられる。また、直近5年間は類似団体平均を上回った状態にある。先に述べた地域特性により類似団体より必要経費が高くなることは避けられないと考えられるが、引き続き支出抑制の方策を検討・実施に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

令和3年度に竹富町役場石垣庁舎等が建設されたことに伴い、地方債残高が大幅に増加したことから、住民一人当たり負債額は、類似団体平均より高い値を推移している。財源として地方債に頼らざるを得ない状況ではあるが、過度に将来世代への負担を残さないよう計画的な発行・償還に努める。業務・投資活動収支は、約356百万円の黒字であり、前年度と比較すると黒字幅は約327百万円の増加し、類似団体平均値を上回る結果となった。黒字幅増加の主な要因として、公共施設整備費が抑制されたことで投資活動収支の赤字幅が減少したことがあげられる。ただし、業務活動収支の黒字幅は減少しているため、財源確保および経費の削減に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は、経常収益の増加割合が経常費用の増加割合と同等であった結果、前年度と同水準で推移し、類似団体平均を下回る結果となった。経常費用の削減に努めるとともに、必要に応じて使用料、手数料を見直す等の収益力向上を検討する。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

沖縄県竹富町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。