地方財政ダッシュボード

福井県あわら市の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

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あわら市の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額194億円

性質別歳出

総額194億円

歳入の内訳

総額207億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

基準財政収入額は5年前と比較し増加(1.3%の増)したが、基準財政需要額の増加(9.5%の増)が大きかったため、財政力指数が低下した。財政力指数は近年低下傾向にあるため、企業誘致や定住促進等による税収の確保を図るとともに行政運営の効率化により歳出を抑制し、財政基盤の強化を図る。

財政力指数

財政構造の弾力性

人件費、物件費、扶助費等の増加により95.1%と類似団体平均を上回っている。今後、人口減少に伴う普通交付税の減による一般財源等総額の減少や公債費の増加が見込まれることから、義務的経費の削減に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人事院勧告の影響による人件費の増や、ふるさと納税の増収に伴う委託料等による物件費の増、また除雪対策経費に係る維持補修費の増により、前年度比23,900円の増となった。今後は、公共施設の老朽化による維持補修費の増加が見込まれることから、事務事業の見直しを実施し、経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

国・県に準じた制度運用を行っており、前年度比0.1ポイントの増となっている。引き続き、給与の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

職員数に変動はないものの市全体の人口減により、前年度比0.39人の増となった。類似団体平均を上回っていることから、行政運営の合理化・効率化を図り、適正な人員配置に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

これまでは、合併特例事業債等の有利な地方債を活用することで実質的な負担が抑えれられていたため、類似団体平均を下回っている。しかし、現在は合併特例事業債の発行限度額に到達しているため、新たな発行はできない状況となっている。今後は、過疎債等の有利な地方債を活用するとともに、事業の取捨選択を行い、地方債の発行抑制に努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

芦原温泉駅周辺整備事業等の大型事業の終了により地方債発行額が抑制され、地方債残高が減少したため、前年度比0.6ポイントの減となった。今後も事業実施の適正化を図り、地方債発行の抑制に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

職員数に変動はないものの、人事院勧告の影響により、前年度比1.2ポイントの増となった。引き続き行政運営の合理化・効率化を図るとともに、適正な人員配置による人件費の抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

ふるさと納税の増収に伴う委託料等の増や近年の物価高騰による費用の上昇により、前年度比0.5ポイントの増となった。今後も物価高騰による物件費の増加が見込まれるため、優先度の低い事業の廃止・縮小等を進め、経費の抑制に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

定額減税調整給付金の支給や障害者自立支援給付事業の訓練等給付費の増により、前年度比0.2ポイントの増となった。当市は生活保護給付費など社会保障制度における費用の比重が大きいため、類似団体平均を大きく上回っている。福祉政策の充実や地域的特性により、扶助費の抑制は難しい課題であるが、資格審査の徹底等により扶助費の抑制に努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

類似団体と比較して繰出金が抑えられていることから、類似団体平均を下回っている。今後は、公共施設の老朽化による維持補修費の増加が見込まれることから、施設の統廃合の検討や利活用に取り組み、経費の抑制に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

基幹システム標準化への改修対応による広域圏負担金の増加等により補助費等は増加したが、経常一般財源の増が大きかったため、前年度比0.7ポイントの減となった。消防やごみ処理等業務を一部事務組合で行っていること、公営企業会計への補助が大きいことから、類似団体平均を大きく上回っている。今後も事務組合の事務事業の見直しや、公営企業会計の経営健全化を図り、補助費等の縮減に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

前年度と比較し償還元金・利子ともに増加したため、前年度比0.1ポイントの増となった。今後は、芦原温泉駅周辺整備事業等に係る元金償還が順次開始されることによる公債費の増加が見込まれるため、事業の取捨選択を行い、地方債の発行抑制に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

扶助費、補助費等に係る経常収支比率が類似団体平均を大きく上回っていることにより、公債費以外に係る経常収支比率も類似団体平均を上回っている。これは、消防やごみ処理等業務を一部事務組合で行っていることや、私立認定こども園施設型給付金等が大きいことによるものである。今後も事務組合の事務事業の見直し等による補助費等の抑制、資格審査の徹底等による扶助費の抑制に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

衛生費については、ごみ処理等の業務を一部事務組合で実施しており、広域連携による経費の圧縮が図られているため、住民一人当たり35,132円と類似団体平均を大きく下回った。一方で、総務費、災害復旧費は、ふるさと納税の増に伴う返礼品や委託料等の増、大雨・能登半島地震による道路や下水道、国影グラウンドなどの復旧費の増により類似団体平均を上回っている。今後は、芦原温泉駅周辺整備事業や道の駅整備事業等の大型事業実施のために発行した地方債の元金償還に伴う公債費の増加が見込まれるため、その他の費目の抑制や財源確保に努める。

議会費

類似団体内順位22位/ 82団体

労働費

類似団体内順位36位/ 82団体

消防費

類似団体内順位42位/ 82団体

諸支出金

類似団体内順位7位/ 82団体

総務費

類似団体内順位15位/ 82団体

農林水産業費

類似団体内順位17位/ 82団体

教育費

類似団体内順位33位/ 82団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 82団体

民生費

類似団体内順位28位/ 82団体

商工費

類似団体内順位11位/ 82団体

災害復旧費

類似団体内順位8位/ 82団体

衛生費

類似団体内順位75位/ 82団体

土木費

類似団体内順位10位/ 82団体

公債費

類似団体内順位16位/ 82団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

補助費等は住民一人当たり134,615円となっており、類似団体と比較して一人当たりのコストが高い状況となっている。これは、基幹システム標準化への改修対応による広域圏負担金の増加やふるさと納税の増収に伴う返礼品の増加によるものでもあるが、主に消防やごみ処理等業務を一部事務組合で行っていることや、公営企業会計への補助が大きいことが要因である。このため、事務組合の事務事業の見直しや、公営企業会計の経営健全化を図り、補助費等の縮減に努める。

人件費

類似団体内順位30位/ 82団体

補助費等

類似団体内順位5位/ 82団体

災害復旧事業費

類似団体内順位8位/ 82団体

投資及び出資金

類似団体内順位50位/ 82団体

物件費

類似団体内順位52位/ 82団体

普通建設事業費

類似団体内順位35位/ 82団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 82団体

貸付金

類似団体内順位37位/ 82団体

維持補修費

類似団体内順位42位/ 82団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位76位/ 82団体

公債費

類似団体内順位16位/ 82団体

繰出金

類似団体内順位71位/ 82団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位45位/ 82団体

積立金

類似団体内順位6位/ 82団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 82団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金残高は、決算剰余金及び基金利子として420,808千円を積み立て、520,808千円を取り崩したため、前年度比1.52ポイントの減となった。実質単年度収支は、普通交付税の増やふるさと納税の増による基金繰入金の増により黒字となった。今後は、芦原温泉駅周辺整備事業等で発行した地方債の元金償還が順次開始されるため、財政調整基金の取り崩しが想定される。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

一般会計では、普通交付税の増やふるさと納税の増により基金繰入金が増加したため、黒字額の比率が上昇した。水道事業会計では、資本的支出として、建設改良費が増加したことにより黒字額の比率が減少した。公共下水道会計では、資本的収入として、企業債が増加したことにより黒字額の比率が上昇した。国民健康保険特別会計では、保険税の減収及び高額療養給付費の増加により黒字額の比率が減少した。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

金利が上昇したことから利率見直し方式の借入金に係る利子が増加し、前年度比7百万円の増となった。また、公共用地先行取得事業等の償還開始により、元金についても347百万円の増となった。市中銀行等の借入の多くが利率見直し方式であり、今後も金利水準の動向に注意を払っていく必要がある。また、起債にあたっては、過疎債等の有利な地方債を発行するとともに、事業の取捨選択を行い、地方債の発行抑制に努める。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

該当なし

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担額における一般会計等に係る地方債の現在高は、償還額が地方債発行額を上回ったことにより減少した。今後も起債にあたっては、事業の取捨選択を行った上で、地方交付税で措置される地方債を活用し、充当可能財源等における基準財政需要額算入見込額の確保に努める。また、充当可能基金は、平成30年度から令和2年度までは、財源補填のため財政調整基金を取り崩した影響により減少傾向にあったが、令和3年度以降は増加しており、令和6年度においても財政調整基金の取り崩しはあったものの、ふるさと納税の増等により増加した。今後、芦原温泉駅周辺整備事業等による地方債の元金償還が順次開始され、財政調整基金による財源補填が想定されるため、事務事業の見直しを行い健全な財政運営に努める。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)財政調整基金は、財源補填により521百万円を取り崩した一方で、決算剰余金及び基金利子分として421百万円を積み立てたため、100百万円減少した。全体では、ふるさとあわらサポート基金で487百万円の積み立て等を行い、326百万円増加した。(今後の方針)芦原温泉駅周辺整備事業等による地方債の元金償還開始や公共施設の老朽化により、財政需要の高まりが想定されるため、健全な財政運営が継続できるよう計画的な基金管理を行う。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)人件費や物件費の増等による一般財源不足分に充当したため100百万円減少した。(今後の方針)今後の財政需要の高まりにより、取り崩しを余儀なくされることが懸念されるが、中長期的な財政状況を見極め、財政運営上支障が生じないよう残高を確保する。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)地方債の一部繰上償還及び臨時財政対策債の償還分として25百万円取り崩した一方で、令和7年度及び令和8年度の臨時財政対策債を償還するための基金の積立に要する経費措置として、普通交付税が58百万円交付されたことにより、33百万円増加した。(今後の方針)今後予測される償還状況を勘案し、財政運営上の負担軽減を図るための積み立て、あるいは取り崩しを検討する。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさとあわらサポート基金:ふるさと納税を財源とする基金。納税者の意向を政策に反映し、多様な人々の参加によるふるさとづくりを図る。・地域振興基金:旧合併特例債を財源とする基金。市民の連帯の強化及び共同のまちづくりを推進し、地域の振興を図る。・福祉基金:在宅福祉の向上、生きがいづくり、ボランティア活動の活発化等、高齢者・障害者及び児童の福祉に関する事業の推進を図る。・学校施設整備基金:市立小中学校の施設整備に充てる。・ふるさと創生基金:歴史、伝統、文化、産業等の特色を活かした独創的で個性的なまちづくりを図る。(増減理由)・ふるさとあわらサポート基金:寄付者からのふるさと納税を積み立てたことにより増加した。・学校施設整備基金:将来の学校施設の大規模改修に備えるために積み立てを行ったことにより増加した。・ふるさと創生基金:創作の森美術館改修工事の事業費に充当したことにより減少した。(今後の方針)それぞれの目的を勘案し、今後の財政需要に備え、積み立てあるいは取り崩しを検討する。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率は、類似団体平均より高い水準であり、公共施設再配置計画等に基づき、施設の適切な管理に努める。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位58位/ 80団体

(参考)債務償還比率

債務償還比率は、類似団体平均を上回っており、算出される際の分母である経常収支が小さいことが主な要因である。芦原温泉駅周辺整備事業等の大型事業の完了による地方債の発行額の減少により、分子である実質債務が抑制され、類似団体平均との差が縮小していくと考えられる。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位61位/ 82団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、令和5年度は合併特例債残高の減により充当可能財源は減少したが、大型事業の完了による地方債発行額の減少により将来負担額が減少したため、将来負担比率は低下している。また、有形固定資産減価償却率については、学校施設・公営住宅・図書館等の有形固定資産減価償却率が80%以上であることを要因として類似団体平均より高い水準となっている。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和元年度までは将来負担比率・実質公債費比率ともに類似団体平均を下回っていたが、令和2年度において将来負担比率が地方債残高における合併特例債残高の減少による充当可能財源の減少により、類似団体平均よりも高い水準となった。推移の傾向としては、実質公債費比率は横ばい、将来負担比率は低下傾向にある。今後は、公共施設の更新・統廃合・長寿命化により財政需要の高まりが想定されるため、事業の取捨選択を行い公債費の抑制に努める。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率について、類似団体平均を上回っている。築30年以上の老朽化が進んでいる施設が多いことから、公共施設再配置計画等に基づき、公共施設の適正化に努める。

道路

類似団体内順位48位/ 79団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位57位/ 77団体

公営住宅

類似団体内順位67位/ 79団体

港湾・漁港

類似団体内順位17位/ 19団体

認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位64位/ 76団体

学校施設

類似団体内順位77位/ 79団体

児童館
公民館

類似団体内順位38位/ 65団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率について、消防施設以外は類似団体平均を上回っている。築30年以上の老朽化が進んでいる施設が多いことから、公共施設再配置計画等に基づき、公共施設の適正化に努める。

図書館

類似団体内順位73位/ 77団体

体育館・プール

類似団体内順位52位/ 77団体

福祉施設

類似団体内順位30位/ 70団体

市民会館

類似団体内順位60位/ 70団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位40位/ 68団体

保健センター・保健所

類似団体内順位58位/ 61団体

消防施設

類似団体内順位17位/ 76団体

庁舎

類似団体内順位19位/ 79団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2023年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度末から60百万円の増加(0.1%)となった。その要因としては、JR芦原温泉駅周辺整備事業における自由通路建築による事業用資産の増が、減価償却による資産の減を上回ったことが挙げられる。ただし、資産総額のうち有形固定資産の割合が77.7%を占めており、これらは今後のランニングコストを伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき施設の統廃合を進めるなど、適正管理に努める。また、一般会計等における負債総額については、570百万円の減少(△2.9%)となった。その要因としては、地方債の償還により地方債残高が887百万円の減となったことが挙げられる。合併から約20年が経過し、合併特例債の償還がピークを迎えており、今後数年間は地方債残高の減少傾向が続くことが見込まれるが、合併特例債残高の減少は普通交付税額の減少の要因にもなるため、公債費を抑えるためにも地方債の新規発行は慎重に検討する。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は14,174百万円となり、前年度比26百万円の減少(0.2%)となった。これは、JR芦原温泉駅周辺整備事業に伴う補助金等の減などが要因に挙げられる。一方で、臨時損失は122百万円となり、前年度比121百万円の増加(8,726.1%)となった。これは豪雨等による災害復旧事業費が大幅に増加したためである。JR芦原温泉駅周辺整備事業は令和4年度までで概ねは事業完了となったが、有形固定資産の維持補修や高齢化に伴う社会保障給付費等は今後も同程度の水準で推移すると見込まれるため、公共施設の適正管理や介護予防の推進等により、経費の縮減に努める。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、純行政コストが13,563百万円となり、前年度比291百万円の増加(2.2%)となったものの、税収等の財源(14,364百万円)を下回り、純資産残高は630百万円の増加となった。税収等の増加は、ふるさと納税の増(令和5年度:795百万円、令和4年度491百万円(304百万円の増))によるところが大きいが、ふるさと納税は安定した収入とは言い難く、また、今後は公共施設の維持補修費や減価償却の増が見込まれるため、より一層の支出の抑制に努める。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は1,556百万円であったが、投資活動収支はJR芦原温泉駅周辺整備事業などにより△864百万円となっている。財務活動収支は、地方債償還額が地方債発行額を上回ったため、△540百万円となり、令和5年度末資金残高は前年度より152百万円増加し、1,140百万円となった。一般会計等については、JR芦原温泉駅周辺整備事業等の大型事業が概ね完了となったため、令和6年度の投資活動収支は横ばいになると見込まれるが、地方債発行収入が減少する一方で、地方債償還支出が増加するため、財務活動収支は赤字額が増大すると考えられる。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2023年度)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額及び歳入額対資産比率は類似団体平均値を大きく下回っている。その要因として、道路等の一部において取得価格が不明であるため備忘価格1円としていること等が考えられる。有形固定資産減価償却率は横ばいであるが、類似団体平均値を上回っており、施設の老朽化が進んでいることが示されている。今後、公共施設総合管理計画に基づき、施設の統廃合や長寿命化を進めるなど、適正管理に努める。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は類似団体平均値を大きく下回っており、将来世代負担比率は上回っているが、固定資産等の資産に対し、地方債等の負債の割合が高いためである。これまでは、公共施設耐震化や北陸新幹線開業関連事業などの資産形成に対し、合併特例債などの交付税算入率が高い地方債を重点的に充当していたが、合併して約20年が経過し、施設整備には一定の目途が立ったため、事業の選択・集中により地方債の発行抑制に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは類似団体平均値と同程度となっているが、今後、高齢化の進展による社会保障給付の増や公共施設の維持補修費の増が見込まれるとともに、人口減少も続くと予想されるため、事業の選択・集中による経費の抑制に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は類似団体平均値を上回っているが、令和5年度で合併時に予定していた大型事業はほぼ終了し、今後は地方債償還額が地方債発行額を上回る年度が続くと見込まれるため、住民一人当たり負債額は徐々に改善すると思われる。基礎的財政収支は業務活動収支の黒字が投資活動収支の赤字を上回り、1,193百万円の増加となっている。類似団体平均値より黒字額が大きい要因としては、令和4年度でJR芦原温泉駅周辺整備事業や道の駅「蓮如の里あわら」整備事業等の大型事業が概ね完了したことにより投資活動支出が減少したことが挙げられる。今後は、施設の維持補修費の増が見込まれることから、施設新設の抑制や施設の統廃合等により、投資活動支出の縮減に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

北陸新幹線整備関連事業補償金の減少等により経常収益が減少したものの、受益者負担比率は類似団体平均値を上回った。しかしながら、北陸新幹線開業に伴い当該収入が見込めなくなるため、補助金等の見直しを進めるなど、経常費用の縮減に努める。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福井県あわら市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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