地方財政ダッシュボード

富山県魚津市の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

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主要図表 Excel版

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魚津市の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額222億円

性質別歳出

総額222億円

歳入の内訳

総額241億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

ここ数年は0.66前後で推移しており、類似団体と比較して高い傾向にある。今後も市税収納確保対策の強化等収納率の向上を図り、歳入の確保に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

近年は増加傾向にあり、前年度と比較して0.1ポイント増となった。主な要因としては、歳入面においては定額減税の影響を除き市税が減収となったこと、歳出面においては高齢化による扶助費の増や物価高騰による物件費の増が挙げられる。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

類似団体に比べて職員数が少ないことから主に人件費を要因として類似団体を下回る状況が続いている。引き続き定員管理計画に基づき職員数の適正化を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

前年度と比較して、指数は減少した。主な要因としては、退職及び採用による職員厚生の変動に伴い、平均給料月額が低下したことが挙げられる。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

類似団体平均を下回っているものの、今後も人口減少等が見込まれるなか、定員管理計画に基づき職員数の適正化に努める。また、事務事業の見直しなどにより業務量の削減を図り、効率的・効果的な財政運営に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

平成終期に実施した統合小学校建設に係る地方債元利償還額が影響し、ここ数年は類似団体より高い指数で推移している。引き続き金利の動向を注視しながら市債の発行をできる限り抑制し、財政の健全化を図って行く。

実質公債費比率

将来負担の状況

毎年の決算剰余金の積立により徐々に改善はしているものの充当可能基金が少ない状況が続いており、類似団体と比較して高い水準となっている。今年度は室内温水プールの建替えによる市債残高の増加が影響し、指数は前年度と比べて3.6ポイントの増となった。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

職員数の差によって類似団体平均を下回っている。引き続き定員管理計画等に基づき、人件費の抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

光熱費や労務費の上昇の影響により、委託料や施設維持経費が増加し、前年度と比べて1.3ポイントの増となった。今後も公共施設のあり方を検討し、統廃合を進めるなど、維持管理経費の削減を図っていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

前年度と同値となったが、扶助費自体は増加傾向にある。主な要因としては令和5年9月に開始した保育料無償化事業が通年化したことや、生活保護費の増加が挙げられる。

経常収支比率(扶助費)

その他

前年度と比べて0.5ポイントの増となり、依然として類似団体平均を上回っている。主な要因としては、高齢化の影響により後期高齢者医療事業特別会計への繰出金が増加したことなどが挙げられる。

経常収支比率(その他)

補助費等

一部事務組合負担金の減少などにより前年度と比べて0.4ポイントの減となった。引き続き事業の再点検や補助金の見直しなどにより、補助費の抑制に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

東日本大震災後に小中学校で同時並行的に実施した耐震化事業に係る償還が終了したことで、前年度と比べて1.2ポイントの減となった。次年度以降も遁減するものの、今後予定される大型建設事業の影響により令和9年度以降は上昇に転じる見込みであり、引き続き計画的な投資と有利な財源の活用に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費は類似団体平均を下回る一方、主に物件費と繰出金が経常収支比率を押し上げる要因となっている。引き続き事務事業の見直しにより行政のスリム化、効率化を図り、健全な財政運営に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

総務費は、ふるさと納税による寄付額の増加の影響や定額減税調整給付金給付事業により、前年度を大きく上回った。民生費は、保育料無償化事業の通年化や私立認定こども園の園舎建替への支援事業により、前年度を上回った。土木費は、道路除排雪に例年以上の経費を要したほか魚津駅前整備事業の影響により、前年度を上回った。教育費は、学校給食費の公会計化及び室内温水プールの建て替え事業の影響により前年度を大きく上回った。

議会費

類似団体内順位32位/ 82団体

労働費

類似団体内順位25位/ 82団体

消防費

類似団体内順位78位/ 82団体

諸支出金

類似団体内順位7位/ 82団体

総務費

類似団体内順位36位/ 82団体

農林水産業費

類似団体内順位25位/ 82団体

教育費

類似団体内順位15位/ 82団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 82団体

民生費

類似団体内順位72位/ 82団体

商工費

類似団体内順位29位/ 82団体

災害復旧費

類似団体内順位31位/ 82団体

衛生費

類似団体内順位76位/ 82団体

土木費

類似団体内順位30位/ 82団体

公債費

類似団体内順位71位/ 82団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

人件費については、期末勤勉手当の増などにより増加傾向にあるものの、職員数の差により類似団体平均を大きく下回っている。扶助費については、高齢者数の増に伴い基本的に右肩上がりとなりつつも類似団体平均は下回る状態が続いている。令和6年度は保育料無償化事業の通年化の影響により前年度を上回った。物件費については、物価高騰等の影響により全体として増加傾向にあり、概ね類似団体平均の近似値となっている。令和6年度は学校給食費の公会計化やふるさと納税による寄付額の増加の影響により類似団体平均を上回ることとなった。普通建設事業費については、近年のコミュニティセンター建設や室内温水プール建替等の新規整備事業の影響で増加傾向にあり、令和6年度には類似団体平均を上回ることとなった。

人件費

類似団体内順位79位/ 82団体

補助費等

類似団体内順位65位/ 82団体

災害復旧事業費

類似団体内順位31位/ 82団体

投資及び出資金

類似団体内順位29位/ 82団体

物件費

類似団体内順位29位/ 82団体

普通建設事業費

類似団体内順位29位/ 82団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 82団体

貸付金

類似団体内順位6位/ 82団体

維持補修費

類似団体内順位19位/ 82団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位15位/ 82団体

公債費

類似団体内順位71位/ 82団体

繰出金

類似団体内順位46位/ 82団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位62位/ 82団体

積立金

類似団体内順位31位/ 82団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 82団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金については、令和元年度策定の財政健全化計画における目標残高を令和4年度末に達成して以後、残高水準の維持に努めている。実質収支額については、黒字の確保が続いている。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

全会計において黒字となっている。今後も保険料や上下水道使用料の適正化を図り、健全な財政運営に努める。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

地方債の元利償還金については、平成終期に着手した統合小学校建設に係る償還の影響により令和5年度に中期的なピークを迎え、令和6年度は85百万円の減となっている。算入公債費等については、令和5年度臨時財政対策債償還基金費の措置等により44百万円の増となった。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

ここに入力

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高については、平成終期に着手した統合小学校建設以後漸減してきたが、令和6年度は室内温水プールの建替事業の影響により残高は579百万円の増となった。将来負担額全体では、地方債現在高の増を要因として、238百万円の増となっている。充当可能基金については、前年度と比べて693百万円の増となったものの、基準財政需要額算入見込額の減少幅が大きく、充当可能財源等全体では228百万円の減となった。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)各種事業の推進のため、基金全体で855百万円を取崩し、一方で将来の財政負担に備えるため、1,347百万円を積立てたことで、全体の残高は492百万円の増となった。(今後の方針)市税の減収などの不測の事態への対応に加え、新庁舎の整備やコミュニィセンター整備といった公共施設等の将来の建設・改修に備えて、引き続き事務事業の見直しや新たな財源確保に努めながら財政基盤を強化していく。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)各種事業の推進のため、200百万円を取り崩した一方、将来必要となる資金を確保するため152百万円を積立て、前年度と比べて48百万円の減となった。(今後の方針)公共施設再編方針・定員管理計画の見直しなど行財政改革に取り組むことで歳出を抑制し、標準財政規模の一割程度である約10億円を確保できるよう努める。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)普通交付税として交付された臨時財政対策債償還基金費を減債基金に積立てたことで、前年度と比べて18百万円の増となった。(今後の方針)室内温水プールや新庁舎の整備などにより、令和9年度以降償還額が増加し、令和15年度にピークを迎える予定であることから、令和9年度以降一定期間において、剰余金を活用しながら積立を行っていく。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設整備基金:公共施設の整備・地域づくり推進事業基金:魅力ある地域づくり事業・社会福祉基金:社会福祉事業の増進・桑山教育振興基金:教育環境の整備・充実・桑山スポーツ基金:スポーツ活動の振興発展(増減理由)・公共施設整備基金:公共施設再編整備方針に基づく公共施設等の建設・改修の財源確保に向けた積立の増・地域づくり推進事業基金:ふるさと納税寄附金を原資とした積立の増・社会福祉基金:社会福祉事業等への充当のための取崩による減・桑山教育振興基金:寄附による基金の創設(今後の方針)・公共施設整備基金:新庁舎等の整備に備え、引き続き中期財政計画に基づいた計画的な積立を行う。・地域づくり推進事業基金:魅力ある地域づくり事業の推進のため、前年度寄付額に見合いの額を活用していく。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

学校、公営住宅等の公共建築物や、道路、橋りょうなどの公共インフラの老朽化が進み、類似団体平均値よりも高い値を示している。当市では、平成26年度に「魚津市公共施設再編方針」を策定し、その後も適宜見直しを図りながら、「保有総量の抑制」、「施設の有効活用・適正管理」、「施設の長寿命化」、「民間活力の活用」を基本的な考え方とし、公共施設の適正な管理に取り組んでいる。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位56位/ 80団体

(参考)債務償還比率

類似団体平均値、富山県平均値をともに上回っている。主な要因としては、平成28年度から統合小学校建設等の臨時的支出が増大したことにより、地方債残高の増加と充当可能基金残高の減少が同時に進んだことが挙げられる。こうした状況を踏まえ、令和元年度に「財政健全化計画」を策定し、計画的な基金積立に取り組んできた。計画上の目標は達成したものの、依然として将来負担は高水準となっており、今後も大型建設事業が予定されていることから、計画的な基金積立てや投資的経費の抑制に努める必要がある。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位64位/ 82団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率、有形固定資産減価償却率ともに類似団体平均値を上回っている。令和元年度に策定した財政健全化計画の取組みにより将来負担比率は減少傾向にあるが、経年による有形固定資産減価償却率の上昇は避けられない。今後も庁舎をはじめとした施設の更新について多額の費用が見込まれるため、公共施設再編方針等に基づき計画的な資産管理を進めていく必要がある。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和元年度に策定した財政健全化計画の取組みにより将来負担比率、実質公債費比率ともに減少傾向にあるが、いずれの比率も類似団体平均値を上回っている。今後は庁舎建設等の大型事業が控えているため、特に将来負担比率の上昇が懸念される。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率をみると、どの施設も1%程度の上昇がみられ、ほとんどの施設において類似団体平均値を上回っている。学校施設については、平成20年代後半から学校統廃合の取組みを進めてきたことにより類似団体平均値を若干下回っているものの、上昇傾向が顕著になっている。認定こども園・幼稚園・保育所、児童館、社会福祉施設、庁舎については、特に減価償却率が高く、更新の必要に迫られている。

道路

類似団体内順位20位/ 79団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位61位/ 77団体

公営住宅

類似団体内順位50位/ 79団体

港湾・漁港

類似団体内順位9位/ 19団体

認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位62位/ 76団体

学校施設

類似団体内順位22位/ 79団体

児童館

類似団体内順位32位/ 44団体

公民館

類似団体内順位29位/ 65団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率をみると、どの施設も1%程度の上昇がみられ、ほとんどの施設において類似団体平均値を上回っている。学校施設については、平成20年代後半から学校統廃合の取組みを進めてきたことにより類似団体平均値を若干下回っているものの、上昇傾向が顕著になっている。認定こども園・幼稚園・保育所、児童館、社会福祉施設、庁舎については、特に減価償却率が高く、更新の必要に迫られている。

図書館

類似団体内順位37位/ 77団体

体育館・プール

類似団体内順位23位/ 77団体

福祉施設

類似団体内順位67位/ 70団体

市民会館

類似団体内順位33位/ 70団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位45位/ 68団体

保健センター・保健所

類似団体内順位45位/ 61団体

消防施設
庁舎

類似団体内順位74位/ 79団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2024年度)

1.資産・負債の状況

分析:一般会計等においては、資産総額が前年度末から1,491百万円増加(+2.8%)した。主な内訳として、固定資産では、公共施設整備基金等の積立により投資その他の資産が811百万円増加したほか、上野方地域複合施設や室内温水プール整備等に係る建設仮勘定が1,061百万円増加したことなどにより、1,128百万円の増加(+2.3%)となった。また、流動資産についても、現金預金が423百万円増加したことなどにより364百万円の増加(+10.9%)となった。一方、負債総額は前年度末から541百万円増加(+2.8%)した。これは、地方債について、償還額が1,539百万円であった一方、2,118百万円の新規発行を行ったことから、地方債残高が622百万円増加したことが主な要因である。これにより、純資産については950百万円増加(+2.9%)となった。公共施設整備等に伴う資産形成が進む一方、その財源として地方債の発行も増加していることから、今後の公債費負担や将来世代への負担に留意しつつ、公共施設の適正管理や計画的な投資を進める必要がある。また、公共施設整備基金等の積立も進めており、将来の施設整備に備えた財源確保にも努めている。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用が前年度比1,274百万円増加(+7.7%)し、純経常行政コストについても897百万円増加(+5.6%)した。主な要因として、人件費が323百万円増加(+12.4%)したほか、物件費等が569百万円増加(+10.1%)しており、物価高騰等による影響が経常費用の増加という形で現れている。また、社会保障給付についても161百万円増加(+4.5%)している。社会保障関係経費が引き続き高い水準にあることに加え、人件費や物件費等の増加も見られることから、今後も事業の見直しや公共施設の適正管理等に努め、行政サービスの維持を図りながら経常的な経費の抑制に取り組む必要がある。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、純行政コストが前年度比1,430百万円増加(+9.0%)した一方、財源についても1,135百万円増加(+6.7%)したことから、本年度差額は813百万円となり、前年度から296百万円減少(▲26.7%)した。財源については、普通交付税や特別交付税の増加等により税収等が950百万円増加(+7.5%)したほか、国県等補助金も184百万円増加(+4.2%)した。また、固定資産の増加が2,489百万円となるなど、公共施設整備等による資産形成が進んでいる一方、固定資産等の形成に伴う財源として地方債等の負債も増加している。これらの結果、本年度純資産変動額は950百万円となり、純資産残高は前年度末から950百万円増加(+2.9%)した。純資産は引き続き増加しているものの、純行政コストの増加により本年度差額は前年度を下回っていることから、今後も行政コストの抑制を図るとともに、税収等の安定的な確保や国県等補助金の有効活用に努め、持続可能な財政運営を行う必要がある。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支が2,010百万円のプラスとなり、前年度比270百万円増加(+15.5%)した。業務収入については、税収等収入や国県等補助金収入の増加等により1,397百万円増加(+8.5%)した一方、業務支出も人件費や物件費等、補助金等及び社会保障給付の増加により1,031百万円増加(+7.1%)している。業務活動収支はプラスを確保しているものの、経常的な支出の増加には引き続き留意する必要がある。投資活動収支については、公共施設等整備費支出が前年度比545百万円増加(+28.9%)したほか、基金積立金支出も225百万円増加(+20.1%)したことなどから、投資活動収支は▲2,076百万円となり、前年度から397百万円減少(▲23.6%)した。一方、財務活動収支は、地方債発行収入が増加したことにより480百万円のプラスとなり、前年度の▲334百万円から814百万円増加した。この結果、本年度資金収支額は414百万円のプラスとなり、年度末の資金残高は1,969百万円に増加した。業務活動収支による財源余力を確保しつつ、公共施設整備等の投資や基金への積立を行っている状況にあるが、今後も大規模な投資事業が見込まれることから、地方債残高や基金残高の推移を注視し、将来負担を考慮した計画的な財政運営に努める必要がある。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2024年度)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額は、過去から類似団体平均を大きく下回っているが、これは道路や河川の敷地の大半を、取得価額が不明であるものを備忘価額1円として評価しているためである。歳入額対資産比率についても、上記の理由により過去から類似団体平均を下回っている。今年度は、資産合計が増加した一方、歳入総額も増加したことから、比率は前年度の2.39から2.24に低下した。有形固定資産減価償却率は前年度から上昇しており、公共施設等の老朽化が進んでいることがうかがえる。方、室内温水プールや上野方地域複合施設等の整備が進められているほか、学校施設や市営住宅等の既存資産の除却も行われていることから、引き続き公共施設再編方針等に基づき、適正な施設の維持・更新に努めていく必要がある。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産は前年度から950百万円増加し、純資産比率も63.27%から63.28%へ微増している。一方で、室内温水プール等の公共施設整備に伴い地方債残高が622百万円増加しており、特例地方債を除く地方債残高についても増加していることから、将来世代の負担は増加している。今後も大型建設事業が見込まれることから、計画的な基金積立てや有利な財源の活用に努め、将来負担に配慮した財政運営を行う必要がある。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは、過去から継続して類似団体平均を下回っている。今年度は純行政コストが前年度か1,430百万円増加しており、人件費、物件費等及び社会保障給付等の増加が主な要因となっている。今後も人口減少や少子高齢化に伴う社会保障給付の増加をはじめ、人件費、物件費のさらなる高騰も懸念されることから、引き続き行財政改革への取組を通じて経費削減に努める必要がある。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は、過去から継続して類似団体平均を下回っている。今年度は地方債の発行額が地方債の償還額を上回ったことから、負債額が前年度から541百万円増加し、住民一人当たり負債額も前年度から増加した。業務・投資活動収支は、業務活動収支が2,070百万円のプラスとなったものの、公共施設等整備費支出等の増加により投資活動収支が▲1,585百万円となったことから、485百万円となった。今後も大型建設事業が見込まれることから、適切な公共投資に努めるとともに、地方債残高の推移に留意し、将来負担に配慮した財政運営を行う必要がある。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

今年度の受益者負担比率は5.3%となり、前年度の3.4%から上昇した。経常収益について、水族館入場料の増加に加え、諸収入が約300百万円増加したことなどにより、前年度から377百万円増加している。今後も行政サービスに係るコストを踏まえ、受益者負担の適正化を図るとともに、サービスの質を確保しながら持続可能な行政運営に努める必要がある。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

富山県魚津市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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