長野県平谷村の財政状況(最新・2024年度)
長野県平谷村の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
人口の減少、村内に中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均値を下回っている。投資的経費の抑制、不要な歳出の見直しに努め、活力ある村づくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより、財政の健全化を図る。
経常収支比率の分析欄
経常収支比率79.1%と類似団体より低い状況となっており、引き続きすべての事務事業について事業評価を行い、優先度の低い事業については計画的に廃止・縮小を進め、経常経費の抑制に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人あたりの人件費・物件費等決算額が類似団体より大きく上回っているのは、主に物件費の橋梁及びCATVの維持管理に関する費用が要因となっている。維持管理費用が増大となっているため、増大にならないようにコストの削減を図っていく。
ラスパイレス指数の分析欄
ラスパイレス指数について、昨年度よりも1.8ポイント減少した数値となった。要因としては、職員の階層変動によるものと考えられる。今後も職務、職責、成果等により給与の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
職員の新規採用抑制を実施しているが、依然として高い数値となっている。人口の減少が続く中、最低限の職員数で住民サービスを維持するよう適正な定員管理に努める。
実質公債費比率の分析欄
平成18年には早期健全化基準を超える27.7%であったが、平成16年度より地方債の発行の抑制、積極的な繰上償還の実施により大幅に改善されてきたが、近年は橋梁工事及び村営住宅建設、CATVのFTTH化などの投資による起債の借入が増加したことにより公債費が増加しており、現状類似団体平均を上回っている状況であるので、村の計画及び緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業を選択し、財政運営に努める。
将来負担比率の分析欄
将来負担比率については、新規採用職員を抑制していることから退職手当負担見込額が抑えられている。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう、新規事業の実施等について総点検を図り、財政の健全化を図る。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率は、昨年度より0.3ポイント上昇した。類似団体よりも現状低い状況ではあるが、人事院勧告制度を尊重し、国家公務員の給与水準に準拠した給与体系として適正な運用に努める。
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率は橋梁及びCATVの維持管理に関する費用に費用がかかっているためである。施設の維持管理経費については、計画的な修繕などにより抑制に努める。
扶助費の分析欄
全国平均、県平均、類似団体の平均と比較しても大きく下回っている状況になる。今後も予防、資格審査等の適正化を行い比率が向上しないように努める。
その他の分析欄
その他の経常収支比率は、令和5年度から急激に減少しているが、これは簡易水道び農集排事業特別会計が公営企業会計に移行したことにより、支出の項目が繰出金から補助費になったことが要因となっている。数値は全体的に低い数値となっているが、今後も経費の抑制に努める。
補助費等の分析欄
補助費等に係る経常収支比率は、昨年度に比べ6.5ポイント上昇し、類似団体と比べても大きな数値となっている。これは、令和6年度から簡易水道び農集排事業特別会計が公営企業会計に移行したことにより、繰出金として支出していた費用を補助費としての支出となったことが主な要因となっている。今後は、補助金の効果を検証し、見極めていく。
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は、昨年に比べて0.7ポイント減少した。しかし、近年の大きな借入による増加が見込まれているため、実施事業の絞り込み等で抑制していく。
公債費以外の分析欄
公債費以外の経常収支比率については、全国平均、県平均及び類似団体平均よりも低い数値であるが、近年上昇傾向となっている。事業の整理や施設の集約化等を進め、経常経費の削減に努めていく。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
総務費が、住民当たり1,539,252円となっており、類似団体平均に比べてコストが高い状況となっている。総務費のうち総務管理費に要する経費が増大となっているが、これは基幹システムの標準化事業及び増FTTH化に伴う事業の支出が主な要因となっている。衛生費についても、住民あたり407,467円となっており、類似団体平均に比べてコストが高い状況となっている。これは、公営企業(水道事業、農集排事業)への補助金支出が主な要因となっている。人口減少により分母が減少することにより1人あたりのコストが類似団体平均より高くなっており、人口維持を務めながら事業の適正化を行っていく。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり3,827,257円となっている。主な構成項目である人件費は住民一人当たり591,841円となっており、類似団体平均と比べて高い水準にある。補助費が前年に比べて大きく増大し、繰出金が減少した要因としては水道事業、農集排事業の公営企業化に伴い、一般会計からの支出を補助金へ改めたことによる要因である。普通建設事業費については一人当たり847,531円となっており、類似団体と比較して一人あたりのコストが高い状況になっている。これは、FTTHに伴う事業の支出、空き家住宅改修費の建設事業が要因である。人口が少ない中で、一人当たりのコストが高くなる傾向があるため、財政状況を鑑み、適切な事業執行を務める。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
財政調整基金については、中期的な見通しのもとに、決算剰余金を中心に積み立てるとともに、最低水準の取り崩しに努めているが、実質単年度収支においてマイナスが続いている状況である。事務事業の見直しや施設の集約化など歳出の合理化等財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
一般会計、特別会計及び事業会計において赤字の事業はなく、健全な財政運営が行われているといえる。今後変化する情勢にも柔軟に対応し、健全な行財政運営に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
元利償還金については、平成16年度から地方債の新規発行の抑制の実施、積極的な繰上償還を実施したことにより減少してきたが、近年は橋梁修繕及び人口増加対策の村営住宅建設等の大型事業の借入により元利償還金が増加した。また、公営企業債については水道更新工事の借入により繰入金が増加しており、R6年度はR3年年度元金償還が開始し繰入金が増大した。今後は償還を行いながら、適正な事業を実施していく。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
将来負担額に対して充当可能財源等の方が多く、将来負担比率の分子はマイナスとなっている。今後も起債、公営企業債等繰入見込額の削減に努め、将来負担比率の分子の抑制に努める。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)空き家改修工事及び村道修繕工事等により「財政調整基金」が50百万円減少し、施設改修により「スキー場財政調整基金」及び「温泉事業財政調整基金」の取崩しにより、基金全体として61百円減少した。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るために、財政調整基金を取り崩して個々の特定目的基金に積み立てていくことを検討している。
財政調整基金
(増減理由)空き家住宅改修工事及び村道修繕工事等により、基金が50百万円減少した。(今後の方針)災害への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、標準財政規模程度を目途に積み立てることとしている。
減債基金
(増減理由)普通交付税再算定における臨時財政対策債償還基金費分4百万円を積み立てた。(今後の方針)地方債の償還計画を踏まえ、計画的に積み立てを行いたい。
その他特定目的基金
(基金の使途)地域福祉基金:高齢化社会の到来に備え、高齢者保健、福祉施策を積極的に推進し、在宅福祉の向上、健康づくり、ボランティア活動の活発化等の事業を円滑に行うため。スキー場財政調整基金:平谷高原スキー場施設等の改修事業等に要するため。温泉事業財政調整基金:温泉保養施設「ひまわりの湯」の改修事業等に要するため。ふるさと創生基金:平谷村ふるさと創生事業の円滑な執行を期するため。温泉開発基金:温泉開発事業の円滑な執行を期するため。(増減理由)施設等の老朽化による改修事業等に備えて、スキー場財政調整基金、温泉事業財政調整基金へそれぞ5百万積立てたが、施設改修により基金の減少が発生した。(今後の方針)村の主幹産業である両施設等の老朽化による改修事業等に備えて、スキー場財政調整基金、温泉事業財政調整基金へそれぞれ計画的に積み立てていきたい。また、改修実施の際は、優先順位などを設けるなど計画的な改修を行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は類似団体よりやや高い水準にあるが、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の維持管理を適切に進めている。今後も老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は類似団体平均を下回っているが、平成27年度から実施している水道施設の耐震化事業により令和4年度より上昇したが、令和5年で事業も完了よていのため、今後は新規発行については検討しながら、債務償還比率が過度に上昇しないよう取り組んでいく。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
地方債の新規発行を抑制してきた結果、将来負担比率は低い数値を維持している。一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも高く、上昇傾向にある。公共施設総合管理計画に基づき、今後、老朽化対策に積極的に取り組んでいく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債比率については、類似団体に比べて低い水準にあるが、近年上昇傾向にある。上昇している要因としては、平成27年度から実施している水道更新、定住促進住宅の建設等により地方債を発行したことが考えられる。今後、地方債の元金償還により実質公債比率が上昇していくことが考えられるため、公債費の適正化に取り組んでいく。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、保育所、公営住宅、公民館であり、特に低くなっている施設は、学校施設である。保育所については、有形固定資産償却率100%と特に高くなっている。公共施設総合管理計画等に基づいて施設の改善、複合化等を検討していく。。学校施設については、平成27年度に老朽化していた小学校の建て替えを行ったため、有形固定資産減価償却率が低くなっている。維持管理にかかる経費の増加に留意しつつ、引き続き、適正な管理に取り組んでいく。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
一般廃棄物処理施設、庁舎の有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているものの、消防施設については、類似団体平均を上回っている。これは、昭和60年代に多くの消防施設が建設されており、耐用年数である15年~24年を経過しているためである。公共施設総合管理計画に基づき、修繕等の必要な対策と、統廃合について検討していきます。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等については、資産総額が120百万円(-1.2%)の減少となった。金額の変動が大きいものは、流動資産の基金が前年度から15百万円減少している。これは、公共施設等整備費支出が増加し、基金を取り崩したことが要因であると考えられる。簡易水道特別会計、農業集落排水事業特別会計を加えた全体では、資産総額は前年度より51百万円(0.47%)の増加となった。資産としては、水道更新工事によりインフラ資産が127百万円(6.5%)の増加となったことが要因であると考えられる。西部衛生施設組合、長野県後期高齢者医療広域連合等を加えた連結では、資産合計は前年度から49百万円(0.43%)の増加し、負債総額は前年度末から49百万円(4.21%)増加した。資産総額は、西部衛生施設組合が保有している建物、工作物に係る資産を計上していることにより、一般会計等に比べて1,493百万円多くなるが、負債総額も地方債の借入等により、751百万円多くなっている
2.行政コストの状況
一般会計等等におていは、経常費用は917百万円となり、前年度比53百万円の減少(▲5.5%)となった。これは、システム改修等による物件費が昨年度に比べて112百万円(△33.3%)減少したが、維持補修費は前年度比73百万円(3.31%)の増加であり維持補修費についてはコストが増加しないように努めていく。全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料に計上しているため、経常収益が17百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が5百万円多くなり、純行政コストは92百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、連結対象事業の事業収益を計上し、経常収益が586百万円多くなっている一方、人件費が165百万円多くなっているなど、経常費用が790百万円多くなり、純行政コストは203百万円多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等については、純行政コスト(917百万円)が税収等の財源(862百万円)を上回ったことから、本年度差額は▲55百万円となり、純資産残高は77百万円の減少となった。人口も減少しており、税収等が減っている状況ではあるが、維持できるように努めていく。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険税が税収等に含まれることが、一般会計等と比べて税収等が41百万円多くなっており、本年度差額は20百万円となり、純資産残高は▲3百万円の減少となった。連結では、長野県後期高齢者医療広域連合への国県補助金等が財源に含まれることがから、一般会計等に比べて財源が281百万円多くなっており、本年度差額は24百万円となり、純資産残高の変動は発生しなかった。
4.資金収支の状況
一般会計等については、業務活動収支は105百万円であったが、投資活動収支については、親子留学住宅建設及び公共施設の改修を行ったことから、▲63百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、▲45百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から▲4百万円減少し、118百万円となった。しかし、行政活動に必要な資金は基金の取崩しと地方債の発行収入によって確保している状況であり、行政改革を適切に推進する必要がある。全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等収入に含まれることが、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より57百万円多い161百万円となっている。投資活動収支では、配水池の新設工事等を実施したことにより210百万円となっている。財務活動収支は、地方債の発行額が地方債の償還額を上回ったことから、49百万円となり、本年度末資金残高は前年度から変動はなく、150百万円となっている。連結では、南信州広域連合の税収入等及び長野県後期高齢者医療広域連合の税収入等が業務収入に含まれていることから、業務活動収支は一般会計等より66百万円多い171百万円となっている。投資活動収支は、公共施設等の整備を行ったため、▲215百万円となっている。財務活動収支は、地方債の発行収入が償還額を上回ったことから、44百万円となり、本年度末資金残高は前年度から1百万円増加し、199百万円となった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は、類似団体平均を大きく上回っているが、有形固定資産減価償却率については類似団体より高い水準である。分母である人口が減少していることにより、一人当たりの試算額は多くなっているが、公共施設も整備から経過してるものも多く、適正な管理に努めていきたい。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均を上回っているが、純行政コストが税収等の財源を上回ったことから純資産が減少し、昨年度から1.4%減少している。また、資産合計も減少しており流動資産の財調基金が昨年度に比べて15百万円減少している。これ以上資産合計が減少しないように努めていく。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均を上回っているが、昨年度に比べて7百万円減少した。特に、物件費の減少が要因であると考えられる。しかし、年々コストダウンを行ってはいるが、同時に人口も減少しており、一人当たり行政コストの減少は厳しい状況であるため、少しでも減少できる取組を実施していK。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体より下回り、地方債の抑制及び償還により前年度から7.6万円減少している。今後も地方債残高の縮小に努めていく。業務・投資活動収支は、投資活動収支が業務活動収支を上回り▲5百万円となっている。親子留学住宅の建設、公共施設の必要な整備を行ったためである。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。経常収益は、3セクからの使用料を燃料費等の価格等の高騰を受け減免したことより減となっている。また、経常収益については物件費の削減により減少しているが、維持補修費は昨年に比べて増加しているため、施設の維持管理に努めていく。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
長野県平谷村の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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