事業・施設概要
| 都道府県 | 沖縄県 | 経営主体 | 竹富町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C3 | 行政区域内人口 | 4,100人 |
| 現在給水人口 | 4,080人 | 給水区域面積 | 4,867ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率(%)類似団体及び全国平均と同等であるが、施設・管路等の老朽化の進展を考慮し、維持管理費や地方債償還金が増高していることから、持続可能な経営環境の確保に向け、収益の増大に努める必要がある。③流動比率(%)類似団体及び全国平均を大幅に下回る。今後も老朽管の更新などで企業債残高が増えることが予想される。④企業債残高対給水収益比率(%)類似団体及び全国平均を上回る。離島の地勢につき、施設・管路等の更新に係る負担比率は大きい。次年度以降への繰越事業や更新需要の高まりから、今後とも企業債残高の増高が見込まれる。⑤料金回収率(%)及び⑥給水原価(円)料金回収率は類似団体及び全国平均を下回る。給水原価は類似団体及び全国平均と比較して高い状況となっている。維持管理費や地方債償還金が増高し、給水原価が大幅に増加していると見られ、給水収益の増改善に努める必要がある。⑦施設利用率(%)類似団体及び全国平均を上回る。適正規模での利用状況であり、将来需要を見据えつつ、今後とも維持向上できるよう努める必要がある。⑧有収率(%)対前年比や類似団体及び全国平均を上回る。依然、老朽管からの漏水が見受けられるため、管路更新やメータ不感等の把握を進め、無効水量の削減に取り組む必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率(%)類似団体及び全国平均を大幅に下回る。管理する施設・設備等の固定資産が多いこともあり、老朽化が進んでいる資産の修復等が追いつけていない。今後の推移については注視していく必要がある。②管路経年劣化率(%)類似団体及び全国平均を大幅に上回る。現状、漏水が生じた際に対応に回ることが多く、計画的に管路更新を実施する必要がある。③管路更新率(%)更新整備事業の実施に伴い類似団体及び全国平均より高い数値となっている。しかし、管路の漏水も増加傾向にあるため、計画的な更新を実施を検討していく必要がある。
全体総括
竹富町簡易水道事業は、竹富島及び波照間島を除く各島々には西表島より浄水を海底送水管で送水し、波照間島では海水淡水化施設より浄水を給水しており、離島固有の諸課題を有している。小規模事業体につき、給水収益のみでは経営が困難なため、国庫補助や町債、一般会計繰入金等の財源に依存している。施設・管路等の老朽化の進展に伴う更新需要の高まりや、災害への強靭化など、中長期的に更新費や維持管理費の増高が見込まれており、公共サービスを持続的に提供していくためには、なお一層の経営の健全化と効率化が求められる。このことから、保有資産や財務状況を仔細に分析し、適正な原価に照らした料金改定の必要性などについて検討を深め、経営環境の改善に取り組みたい。
経営状況
収支構造
総額4.9億円
総額4.7億円