経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について[収益的収支比率]・前年度と比較すると18.32ポイント増加したが、これは今年度、給水収益が増加したためである。今後は、給水人口の減少による給水収益の減少と管路更新事業等による企業債償還額増加が見込まれるので、給水収益の確保と費用の抑制に努めていく。[企業債残高対給水収益比率]・前年度物価高騰対策として、基本料金の減免を行ったことにより給水収益が減少したが、今年度は行わなかったため、増加した。今後は施設等の老朽化により企業債残高の増加が見込まれるので、計画的な管路更新等を行っていく。[料金回収率]・前年度と比較すると18.84ポイント増加している。これは、今年度基本料金の減免を行わなかったことにより給水収益が増加したためである。[給水原価]・前年度と比較して増加したが、これは、有収水量が減少したことによるものである。[施設利用率]・前年度と比較すると、2.41ポイント減少しているが、これは、配水量が減少したためである。今後は、人口減少と高齢化により、利用率が減少していくことが見込まれる。[有収率]・前年度と比較すると、1.16ポイント減少した。今後は、計画的に老朽管の更新や業者委託等による漏水調査を行いながら、有収率の向上に努めていく。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について管路更新率に関して、今年度から2年かけて県道岩出野上線老朽管布設替工事を行い、来年度は残りの区間の布設替を行い、完了する予定である。依然、更新率が低い状態であるため、長期的な運営計画のもと、計画的に老朽管更新事業を進めていく。 |
全体総括給水人口や水需要の減少に伴い、給水収益が減少していくものと思われるので、給水収益の確保と有収率の改善等を図っていく。また、策定済の経営戦略を修正し、料金改定を含めた収入の見直し等、長期的な運営計画の検討を行う。今後は、耐用年数や重要度を鑑み、管路等施設の更新および耐震化計画を進めていく。 |
出典:
経営比較分析表
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