事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 八代市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C3 | 行政区域内人口 | 119,250人 |
| 現在給水人口 | 2,834人 | 給水区域面積 | 1,080ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本市の簡易水道は、小規模な施設が多数あり、給水区域も山間部の人口が少ない過疎地域という地理的条件のため、①経常収支比率は100%を上回っていますが、⑤料金回収率の低さからもわかるように料金収入の不足分を一般会計からの繰入金で賄っている状況です。②累積欠損金比率は、令和2年7月豪雨により生じた未処理欠損金が約3,000万円のあり、平均を上回っています。今後は、料金の適正化や維持管理費の節減に努め、累積欠損金の早期解消を目指します。③流動比率については、平均を大きく下回っておりますが、企業債や国庫補助金等の早期受け入れにより、収入を確保することで資金不足の解消に努めております。④企業債残高対給水収益比率は、給水収益の減少に加え、施設整備費のほとんどを企業債により賄っているため、高い水準にあります。企業債借入額を償還額以上にならないように抑制することで、残高の増加を抑制しています。⑥給水原価も平均値を上回っており、引き続き、維持管理費の削減など経費節減に努める必要があります。⑦施設利用率は給水人口の減少により、今後も減少する見込みです。⑧有収率は、平均値を上回っておりますが、老朽管の更新など適切な施設管理により、有収率の向上に努めます。
老朽化の状況について
ほとんどの施設が昭和60年代以降に設置されており、①有形固定資産減価償却率は平均より低く、②管路経年化率は平均並みとなっています。また、③管路更新率は0%となっていますが、整備した管路台帳をもとに資産の現状を正確に把握することで、計画的な更新事業を実施します。
全体総括
簡易水道事業は施設規模も小さく、給水人口も少ないことから効率的な事業運営が難しいことに加え、過疎化及び豪雨災害後の給水人口の減少により料金収入は減少し続けており、一般会計からの繰入金により経営を維持している状況にあります。今後は、球磨川流域の宅地嵩上げに伴う水道管等移設工事に取り組んでいく必要があることから、料金の適正化や財源の確保等により収入の確保を図るとともに、簡易水道施設の集約化、ダウンサイジング等により、将来的な更新費用や維持管理費用を抑制することで、早期の未処理欠損金の解消と経営の効率化・健全化に努めます。H29.3経営戦略策定済R4.3経営戦略見直し(収支計画)
経営状況
収支構造
総額1.9億円
総額1.9億円