事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 南牧村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C3 | 行政区域内人口 | 3,191人 |
| 現在給水人口 | 3,098人 | 給水区域面積 | 2,163ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
有収率が全国平均等と比べて著しく低く、その要因として水道管の老朽化による漏水が挙げられる。漏水の影響は有収率だけでなく、施設の電気料・塩素購入費等の経費増額をもたらす(実際、令和7年度に大規模な漏水箇所を特定・修繕した結果、当該配水場の電気量が2割減となった)。経常収支比率は100%を下回っており、給水収益などの経常的な収入だけでは給水原価を賄えていない状態が継続している。赤字補てんのために一般会計からの繰入をしていないため多額の当年度純損失を計上している。単年度の純損失が積み重なった結果、累積欠損金比率は類似団体平均値を上回っている。累積欠損金解消のために、当面は繰入金を増額しつつ、料金改定や経費削減を行い収益構造の改善を図る。漏水管の修繕を引き続き行うとともに漏水を未然に防ぐため老朽化水道管の更新を実施し、累積欠損金比率が減少していくよう改善していく。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は類似団体平均値より低い水準で推移しているが、これは地方公営企業法を適用したのが令和5年度からであり実態より低く算出されている。実際には、耐用年数を過ぎている配水管が多く、漏水の目立つ地区もある。それが管路経年化率の増加として現れている。管路の老朽化と重要度を勘案して、財政負担と業務量の平準化を図り計画的に更新をしていく。
全体総括
給水人口の減少及び物価高に伴う営業費用の増加の影響が出ている。水道施設全般においても老朽化が進んでおり、設備更新や大規模工事を行う必要があると思われる。一方、一般会計からの繰入金がなければ漏水等による修繕工事など部分的な工事に留まっている現状がある。今後は、水道収益で賄う事ができる長期的計画が必要である。また、水道料金の値上げや中途採用職員の雇用を積極的に検討していく。
経営状況
収支構造
総額1.0億円
総額1.3億円