事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 中富良野町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C3 | 行政区域内人口 | 4,430人 |
| 現在給水人口 | 4,169人 | 給水区域面積 | 5,120ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率について92.34%と類似団体の平均値より下回っているが、前年と比較して2.01%上昇している。これは人口減少により経常収益も減少傾向であることなどから、令和6年4月より料金改定を実施したことが要因である。次にR1年度より地方債の借入をして水道管を更新する事業を実施しており、その地方債の償還が順に始まることから、その償還費用が徐々に増加している。事業はR10年度まで計画していることから、事業完了まで地方債償還元金の増加が見込まれるため、更なる費用削減および適切な収益増の取組みを進めていく必要がある。有収率については、類似団体平均よりも低く、これは漏水による影響が大きいと考えられる。対策として老朽化した水道管の更新および水道スマートメーターを活用した漏水の早期発見・処置により、前年度より3.38%向上ししている。
老朽化の状況について
中富良野町は泥炭地特有の軟弱地盤であり、通常の地盤に比べ水道管への負荷が高く、経年による管路の劣化・老朽化が進みやすく、漏水が多いという地域特性がある。有収率が類似団体平均よりも低いという結果は漏水による影響が大きいと考えられ、現場では水道管のヒビ割れや継手の離脱などが原因の漏水が多く見られる。水道事業開始時に布設した管は耐用年数に達し、管路の老朽化が進行していることから、R1年度から20年以上経過した水道管に優先順位をつけて更新事業を実施している。
全体総括
経営の健全性と効率性については、経常収支比率が92.34%と100%未満であり赤字の状態である。今後も水道施設の更新修繕に関わる工事費や修繕費、それに伴う地方債借入と償還費用が増加していくことおよび料金収入については令和6年度4月に料金改定を実施し改善したが、人口減少等により、これからの収入増加を見込むことは難しい状況である。これらにより課題については計画的・継続的に改善実施し、経営の健全性と効率性を向上させる方策を検討・実施していき、可能な限り費用を抑え、収支バランスのとれた経営を目指してしていく。
経営状況
収支構造
総額1.3億円
総額1.4億円