島根県雲南市：個別排水処理の経営状況

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経営比較分析表（2023年度）

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率使用料収入や一般会計からの繰入金等の総収益で総費用と地方債償還金を加えた費用を賄えていない。また、総収益の大半は一般会計からの繰入金に依存している状態である。④企業債残高対事業規模比率企業債残高に対する一般会計負担額が高いため類似団体の平均値を大幅に下回っている。⑤経費回収率R4、R5と段階的に使用料を改定したことにより、経費回収率は上昇した。しかし依然、使用料だけでは賄えていない状況であるため、適正な料金水準を検討していく必要がある。⑥汚水処理原価汚水処理にかかる経費は前年度より低くなっている。有収水量１㎥あたりの汚水処理費用が少ないため類似団体の平均値より下回っている。⑧水洗化率処理区域内で水洗便所を設置して汚水処理している人口の割合が100％である。

老朽化の状況について

供用開始が平成9年で布設から26年経過している。今後、機器設備類の老朽化に伴い修繕費用が必要になってくると想定される。

全体総括

R4年度、R5年度と使用料改定を行っているが、今後も適正な使用料について定期的に見直ししていく必要がある。費用については維持管理の効率化（維持管理経費の削減等）を検討し、経営基盤の強化を図り、持続可能な事業経営を行う必要がある。また、経営の透明性を向上させ、事業の経営健全化のため、R6年度から公営企業会計を適用することとしている。

出典：経営比較分析表,

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