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鳥取県三朝町の財政状況(2020年度)

鳥取県三朝町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少幅は近年と同様に100人程度であり、高齢化率も40.3%(令和2年10月1日時点)と上昇度合いが増している上、新型コロナウイルスの感染拡大が本町の基幹産業である観光業を直撃したことから、税収増加には至らず、財政力指数は類似団体平均を大きく下回っている。引き続き観光資源を生かした地域振興、及び人口減少対策に重点を置いた町づくりに注力する必要がある。

経常収支比率の分析欄

経常経費の大きな割合を占める人件費については、令和2年度から会計年度任用職員制度が施行されたため、人件費の増加に大きく影響することとなった。なお、常勤職員は人員配置の見直し等により、前年度から4名減となったこともあり、人件費に係る経常経費充当一般財源としては75百万円の増加に留まった。一方で、本町の経常一般財源の主となる普通交付税については、幼児教育・保育の無償化に係る経費が措置されたことなどから、臨時財政対策債と合算して115百万円の大幅増となったため、比率がさらに良化している。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

まず人件費については、上述のように会計年度任用職員制度が施行されたことを主要因として、前年度から14.8%(119百万円)増となっている。反対に物件費では、上記制度移行を事由として、臨時職員賃金が皆減となったこと、及び新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、予定していた交流事業が軒並み中止になったこともあり、全体で13.1%(89百万円)減という結果である。したがって、人件費・物件費等決算額としては増加しているが、制度変更に伴うものが主要因であり、類似団体内での順位は同水準を維持している。

ラスパイレス指数の分析欄

人事院勧告に基づく国の給与水準、または諸手当の見直しを踏まえて、随時給与体系を改定しており、類似団体平均の推移に合わせて変動する傾向にある。※令和2年度ラスパイレス指数は前年度数値を引用

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人員配置の見直し、及び民間委託の推進により、職員数の変動幅が抑制されているが、多様化する行政ニーズへの対応を考慮すると、RPAの導入をはじめとして、これまで以上に事務事業の効率化が求められるところである。

実質公債費比率の分析欄

類似団体平均を上回る比率まで良化することとなったが、これは公債費をカバーする財源(標準財政規模から交付税(公債費分)を除いた額)が160百万円の増となったことが主な要因として挙げられる。その他、今後控える小学校施設整備事業に備えて、各種事業の実施を平準化してきたことも功を奏しているものと考えられるため、引き続き計画的な行財政運営に努めるものとする。

将来負担比率の分析欄

将来負担額については、情報通信基盤設備の大規模改修を実施したこともあり、地方債残高が前年度から318百万円増加しているが、交付税算入率の高い過疎対策事業債を主として活用していること、及び将来負担に備えた基金の積み増しにより、充当可能財源等でカバーできる状況を維持している。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員制度が施行されたことにより、前年度から大きく増加(1.8ポイント増)しているが、常勤職員数の減少、及び人事院勧告に基づく給与改定などにより、類似団体平均と同水準に推移している。なお、民間活力やRPAの導入等、行政サービスの提供手法について、引き続き改善を図ることとしている。

物件費の分析欄

前年度から比率が大きく変動しているが、これは会計年度任用職員制度が施行され、従来の臨時職員に係る賃金が廃止されたことに伴うものである。なお、賃金廃止による影響額(臨時経費含む。)としては78百万円の減となっている。併せて、新型コロナウイルスの感染拡大により、各種交流、イベント事業が軒並み中止となったことも少なからず影響を与えている。

扶助費の分析欄

上記と同様に会計年度任用職員制度が施行された影響が大きく、保育所児童措置費において、事業費のうち物件費の占める割合が下がったことから、扶助費への振替額も同様に大きく減となった(前年対比42百万円減)。併せて、少子化が進み児童手当費も減となるなど、類似団体平均の変動率を越えた扶助費の減少幅となっている。

その他の分析欄

介護保険事業及び後期高齢者医療事業等の医療・保険給付に係る繰出金、及び下水道事業等の公営企業会計への繰出金の額が、高止まりしていることもあり、類似団体平均を大きく上回って推移している。人口減少傾向は止まらず、保険料及び使用料の増収も見込めない状況にあり、当面は現状の水準に留まるものと推測される。

補助費等の分析欄

今年度も引き続き類似団体平均を大きく下回る水準で推移しているが、近年、各種団体等への負担金などについて必要性を見直す等、経常経費の削減に努めている。その他にも補助金交付団体の事業評価及び交付基準の見直しを行い、補助事業の適正化を図っている。

公債費の分析欄

前年度まで小学校施設整備及び情報通信基盤設備改修事業に備え、地方債の発行額を抑制してきたこともあり、年々比率が良化している。一方で、上記の大型事業が今年度以降に順次施行されることから、公債費が急増することが見込まれており(今年度の496百万円から令和6年度には約650百万円へ増加)、基金の積み増しなど、他の事業実施への影響を最小限に留めるよう努めている。

公債費以外の分析欄

普通交付税と臨時財政対策債を合算した額が前年度から大きく増となったこともあり、全体としての比率が良化し、類似団体より低い水準を維持している。今後、大型の施設整備事業を控え、公債費が上昇することが見込まれるため、公債費以外の比率を可能な限り圧縮する必要があり、人員配置や事務事業の適正化に努めることとしている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

今年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、予防対策をはじめ事業者支援など、これまでに経験したことのない規模で感染症対策を実施したが、これに対応した地方創生臨時交付金等の国の手厚い措置もあり、財政調整基金の取り崩しを行うことなく、実質収支額の水準が例年並みの推移となっている。なお、当該基金については、引き続き標準財政規模の30%程度を目標に、残高を維持していく予定である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

標準財政規模が前年度から約5.7%伸びたこともあり、水道事業及び簡易水道事業を除いて数値が減少しているが、全会計において黒字の状況を保っている。最も黒字額の多い水道事業会計では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅館の一斉休業などを要因として、給水量は前年対比5.9%減、給水収益では9.3%の減となっている。一方で、当該感染症に係る事業者支援として、水道使用量の減免措置を行ったが、全額一般会計からの補助金で補てんしており、水道事業会計としての負担は軽減されている。その他未収金の減などにより、流動資産の額が増となったため、資金剰余額が伸びる結果となった。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

数値上では特筆すべき変化が見られる点はないが、令和3年度以降の見込として、元利償還金が約530百万円を超える水準となる予定である。さらには小学校施設整備といった大型事業も控えており、地方債残高の急増が見込まれる。これに対応する大きな要素である算入公債費等に留意し、算入率の高い地方債を活用した上で、減債基金の計画的な積増しで将来の財政負担を軽減することとしている。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

今年度は情報通信基盤設備に係るFTTH方式化への大規模な改修工事を実施(起債発行額約370百万円)したため、将来負担額としては前年度から増加している。一方で、充当可能財源等については、交付税算入率の高い過疎債を主に活用していること、及び将来負担に備えた基金の積み増しを行っていることから、引き続き公債費等義務的経費に十分に対応が可能な財政状況と言える。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)令和3年度から本格化する小学校施設整備事業に係る地方債の増加を見据えて、減債基金に107百万円の積み増しを行ったこと、及び高勢地区多目的ホール新築事業の実施に伴い、所要の財源となる電源立地地域対策交付金46百万円を積立てたことなどから、全体として259百万円の積立額を計上している。一方で取り崩しについては、森林整備基金など積極的に活用すべき基金の取り崩しを行ったものの、全体で53百万円に留まったことから、基金全体の残高が増加することとなった。(今後の方針)各基金の設置目的に沿って、活用計画を随時見直しており、現時点では老朽化施設の改修等複数の施設整備事業に備えて、基金全体としての額は令和3年度までは増加する見込みである。

財政調整基金

(増減理由)利子相当額1百万円を積み立てた一方で、取り崩しが不要であったことによる増加。(今後の方針)年度間における財源の調整、及び災害等の臨時経費に対応するため、標準財政規模の30%を目安に積立てることとしている。

減債基金

(増減理由)過疎対策事業債(ソフト分)の発行予定額57百万円の3割を下限として、将来の小学校施設整備に係る公債費負担を見据えた積み増しを行ったことによる増加。(今後の方針)上記の過疎対策事業(ソフト分)に係る基準積立てに加えて、今後想定される大型事業の実現化に向け、毎年度計画的に積立てることとしている。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設営繕基金:庁舎その他町の公共用施設の計画的かつ安定的な整備及び営繕・ふるさと応援基金:①三朝温泉及び町の振興②次代を担う子どもが育つ教育③新型コロナウイルス対策・観光振興基金:観光施設の整備等及び観光振興・集落排水処理事業推進基金:集落排水処理事業の円滑な運営と安定的経営・電源立地地域対策交付金基金:①地域振興計画作成等措置②公共用施設の整備、維持補修及び維持運営等③地場産業振興支援等の地域活性化④企業導入、産業活性化措置⑤福祉対策措置⑥企業立地資金貸付⑦給付金加算等措置(増減理由)・電源立地地域対策交付金基金:令和2年度から令和3年度にかけて実施の高勢地区多目的ホール新築事業へ充当するため、46百万円の交付金全額を積立たことによる増加。・公共施設営繕基金:施設利用料等の基準積立てを行ったことによる増加。・ふるさと応援基金:ふるさと応援寄附金を基に42百万円積み増しした一方で、町の活性化事業などに対する取り崩し額が10万円に留まったことによる増加。(今後の方針)・公共施設営繕基金:庁舎をはじめとした公共用施設の整備、改修等に備えて、施設利用料等を積立てることとしている。・ふるさと応援基金:当年度のふるさと応援寄附金を積立て、後年度の学校施設整備事業等に活用することとしている。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率について、引き続き数値が上昇しており、全国平均及び類似団体内においても高い水準となっている。現保有施設については、原則維持の方針をとっていることもあり、令和2年度もインフラ及びハコモノ施設ともに改修を行ったところである。今後も施設の長寿命化工事を行い、本比率について高い指標の中での保全管理に努めることとしている。

債務償還比率の分析欄

地方債の発行額に対して減債基金を積み増しするなど、将来負担を見据えた財政運営が継続できており、各平均値を下回る水準を維持している。なお、令和4年度に本格化する小学校施設の整備事業に伴い、地方債の発行額が急増することが見込まれるため、本指標も同様に高くなるが、償還期間を長期化した上で基金活用するなどの対策をとることとしている。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

交付税算入率の高い地方債の活用、及び計画的な基金積立により、将来負担額をカバーする充当可能財源を確保できているため、将来負担比率が発生していない状況が続いている。一方で、有形固定資産減価償却率は保有施設の維持を原則としているため上昇傾向にあるが、来たる更新期に備えて、将来負担比率未発生の現状を維持しておく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

近年と同様に将来負担比率が発生していないことに加えて、実質公債費比率も類似団体平均地を下回る水準にまで良化してきている。これは大型事業である小学校施設整備に向けた基金積立をはじめ、本指標に影響を与える財源が増加していることに起因したものであるため、今後前述事業が与える影響を可能な限り抑制するよう注力している。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

鳥取県三朝町の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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