地方財政ダッシュボード

群馬県館林市の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度

共有

主要図表 Excel版

図表ブックをダウンロード

館林市の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額324億円

性質別歳出

総額324億円

歳入の内訳

総額347億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

類似団体平均を上回って推移している。引き続き、歳出の見直しを推進するとともに、自主財源確保に努め、財政基盤の強化を図る。

財政力指数

財政構造の弾力性

歳出面において、障がい者自立支援事業や生活保護における扶助費の増、新規の指定管理の開始に伴う委託費の皆増等により、経常経費充当一般財源が増加した。歳入面においては地方特例交付金、普通交付税や法人市民税等の増加により歳入は増加した。歳入の増加以上に歳出が増加したことで経常収支比率が0.6%上昇した。類似団体平均を上回って推移しており、今後も一般財源の増収と、さらなる経常経費の節減合理化を進めていく。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

類似団体平均よりも低い水準となっているものの、人件費や物価高騰等による物件費は増加傾向にある。今後も職員定員管理の適正化に努め、時間外業務の縮小や経常経費のさらなる見直し・合理化を進めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

類似団体平均を下回って推移している。今後も職責・職務に応じた給与構造を維持しながら給与の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

類似団体平均とほぼ同程度で推移している。類似団体の職員数との比較検討をしながら、定員管理の指針となる定員適正化方針に基づき、定員管理に努めていく。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

分子を構成する元利償還金(一般会計等)が令和2年度借入分元利償還の開始により増加したが、分母を構成する標準財政規模のうち臨時財政対策債発行可能額が減少したものの、標準税収入額と普通交付税額が増加したため増加した。分母の増加以上に分子が増加したため、実質公債費比率は0.3ポイント増加した。今後、一部事務組合への公債費の負担金や元利償還が増加し、比率の上昇が見込まれることから、引き続き市債の発行を精査し、比率の上昇の抑制に努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

分母においては、臨時財政対策債発行可能額は減少したものの、標準税収入額等や普通交付税が増額したことにより、標準財政規模が増額した。また、分子においては、地方債の現在高や組合負担等見込額が減少したことにより将来負担額が減少したものの、公営企業債等繰入見込額や退職手当負担見込額が増加したため、将来負担額が増加した。分母の増加以上に分子が増加したため、将来負担比率は0.6ポイント増加した。類似団体よりも大きく上回っているため、今後も将来負担に留意し、健全な財政運営に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

一般職員給料や、会計年度任用職員の報酬等の増により経常経費充当一般財源が増加したため1.1ポイント増加となった。類似団体との比較ではやや高い水準となっている。令和2年度からの会計年度任用職員制度導入により人件費は増加傾向にある。引き続き適正な定員管理及び事務改善などにより時間外勤務の縮小を図り、人件費総額の抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

中学三年生の給食費無償化の開始に伴う特定財源が減少したため、賄材料費が増加し3つの指定管理委託料が増加したため物件費が0.4ポイント増加しており、類似団体と比較し同水準で推移している。エネルギー価格等物価高騰の影響が見られるため、引き続き、既存事業や業務委託内容等の見直しを進めるとともに、公共施設等の適正管理に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

障がい児等給付費や施設型給付費、生活保護等の増加により0.1ポイント増加となったが、類似団体平均を1.0ポイント下回った。今後も社会保障関係経費の増加が予想されることから、市単独事業の見直しなど、適正かつ適切な支出に努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

後期高齢者医療保険繰出金や介護保険繰出金の増加したものの、全体の比率としては0.1ポイント減少した。しかし、類似団体平均を上回って推移している。今後、施設等の老朽化対応に係る維持管理費の増加や、高齢化の進展に伴う後期高齢者医療、介護保険への繰出金の増加が見込まれるため、公共施設等総合管理計画などに基づく計画的な修繕や医療費等抑制のための予防事業の推進に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

消防組合の人件費、公債費の増、衛生施設組合の包括運営業務委託の増により補助費は増加したが、全体の比率としては0.5ポイント減少した。類似団体平均を上回って推移しており、今後も経費節減に向けて一部事務組合との連携を図っていくほか、補助金・負担金については、必要性や効果について精査を行い見直しを検討するなど、補助費等総額の抑制に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

緊急防災・減災事業(防災情報伝達システム整備)等の元金償還が始まり、元金・利子共に償還額は増加しているものの、全体の比率としては0.4ポイント減少した。依然として類似団体平均を下回って推移しているが、今後も将来負担に留意しつつ、市債の発行に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

前年度より1.0ポイント増加となり、類似団体平均を上回って推移している。自主財源の確保などによる一般財源の増収を図るとともに、行財政改革を推進し経常経費全般の見直しや合理化を徹底する。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

商工費では、住民一人当たりのコストは18,225円で、前年度と比較し16,101円減少している。主な要因は、デジタル地域通貨発行事業(約721,895千円)の減よるものである。民生費の住民一人当たりのコストが181,026円で、前年度と比較し16,481円増加している。主な要因は、認定こども園化事業(約680,485千円)の増や,物価高騰対応調整給付金事業(約526,310千円)の皆増によるものである。土木費では、住民一人当たりのコストは39,853円で、前年度と比較し3,261円増額している。主な要因は、土地区画整理費(西部一南地区ほか2地区)(約68,488千円)や橋梁長寿命化事業(約55,943千円)の増によるものである。教育費においては、住民一人当たりのコストが58,469円で、前年度と比較し3,252円増加している。主な要因は、認定こども園化事業(約219,455千円)や小学校施設整備事業(約109,078千円)の増によるものである。

議会費

類似団体内順位58位/ 79団体

労働費

類似団体内順位47位/ 79団体

消防費

類似団体内順位73位/ 79団体

諸支出金

類似団体内順位6位/ 79団体

総務費

類似団体内順位75位/ 79団体

農林水産業費

類似団体内順位66位/ 79団体

教育費

類似団体内順位40位/ 79団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 79団体

民生費

類似団体内順位52位/ 79団体

商工費

類似団体内順位21位/ 79団体

災害復旧費

類似団体内順位52位/ 79団体

衛生費

類似団体内順位31位/ 79団体

土木費

類似団体内順位50位/ 79団体

公債費

類似団体内順位63位/ 79団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

令和6年度の歳出決算総額は、32,445,062千円であり、住民一人当たりのコストは440,429円と昨年度より9,482円増加となっている。扶助費では「物価高騰対応調整給付金」の皆増などにより扶助費の住民一人当たりのコストが102,372円と昨年度より7,837円増加したものの、類似団体平均に比べ14,385円下回っており、類似団体平均より低い水準を維持している。人件費では、令和2年度からの会計年度任用職員への移行により、住民一人当たりのコストが74,969円と昨年度より5,461円増加したものの、類似団体平均に比べ5,677円下回っており、類似団体平均より低い水準を維持している。これは定員管理適正化方針を策定し、定員管理を行っているためである。普通建設事業費では「認定こども園化事業」の増、「小学校施設整備事業」の増などにより、住民一人当たりのコストが53,069円と昨年度より3,503円増加し、類似団体平均と同水準まで達した。今後も適正な定員管理及び扶助費における市単独事業の見直し、将来負担に留意した市債の発行、計画的な施設整備などによる義務的経費の抑制に努めるとともに、人口減少対策に留意した施策を実施し、住民一人当たりコストを維持していく。

人件費

類似団体内順位48位/ 79団体

補助費等

類似団体内順位42位/ 79団体

災害復旧事業費

類似団体内順位52位/ 79団体

投資及び出資金

類似団体内順位27位/ 79団体

物件費

類似団体内順位65位/ 79団体

普通建設事業費

類似団体内順位40位/ 79団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 79団体

貸付金

類似団体内順位22位/ 79団体

維持補修費

類似団体内順位48位/ 79団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位22位/ 79団体

公債費

類似団体内順位63位/ 79団体

繰出金

類似団体内順位51位/ 79団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位39位/ 79団体

積立金

類似団体内順位59位/ 79団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 79団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

令和6年度決算における財政調整基金の残高は、前年度より約237百万円減少し、標準財政規模比で、1.88ポイント下回った。実質収支額は、前年度より約33百万円増加したものの、それ以上に標準財政規模が増加したため、標準財政規模比で、0.15ポイント下回った。また、実質単年度収支は約55百万円増加しており、標準財政規模比で、3.46ポイント上回った。人件費や扶助費などの増加により歳出総額は増加したが、地方特例交付金や地方交付税などの増加により歳入総額の増額が歳出の増額を上回り、実質収支は増額となっている。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

各会計とも黒字となっており、連結赤字額及び連結実質赤字比率は算出されていない。なお、下水道事業会計は令和2年度から地方公営企業法の財務規定を適用している。令和6年度決算において、一般会計では実質収支額が前年度より約33百万円増加したものの、それ以上に標準財政規模が増加したため、標準財政規模比で、0.16ポイント下回った。下水道事業会計では、実質収支額が約130百万円増加し、標準財政規模比で、0.67ポイント上回った。介護保険特別会計では、実質収支額が約50百万円減少し、標準財政規模比で、0.33ポイント下回った。国民健康保険特別会計では、実質収支額が約97百万円減少し、標準財政規模比で、0.57ポイント下回った。後期高齢者医療特別会計では、実質収支額が約9百万円減少し、標準財政規模比で、0.05ポイント下回った。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は前年度と比較して、102百万円の増加となっている。これは元利償還金等(A)が増加し、算入公債費等(B)が減少したためである。元利償還金等(A)においては、「元利償還金」が令和2年度借入分の元金償還開始等に伴い、21百万円、「組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等」が72百万円増加したため、(A)全体で83百万円増加している。また、算入公債費等(B)においては、普通交付税に算入された公債費が減少したため、全体で19百万円減少している。今後、消防署新庁舎建設工事に係る元金償還が始まるため、実質公債費比率の増加が見込まれる。新規の市債発行について、十分精査し、実質公債費比率の抑制に努める。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

ここに入力

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担比率の分子は、前年度と比較して約501百万円の増加となっている。これは将来負担額(A)が減少したものの、数値のマイナス要因である充当可能財源等(B)の方が大きく減少したためである。将来負担額(A)においては、臨時財政対策債の借入が減少したことによる一般会計等に係る地方債の現在高の減少や病院事業債及び衛生施設組合のごみ処理施設建設事業債の残高が減少したことによる組合等負担等見込額の減少により(A)全体では836百万円減少となっている。充当可能財源等(B)においては、財政調整基金等の残高の減少により充当可能基金は132百万円、充当が見込まれる都市計画税の減少により充当可能特定歳入が128百万円、臨時財政対策債償還費における普通交付税算入見込額の減少により基準財政需要額算入見込額が1,078百万円減少しているため、(B)全体では1,338百万円減少している。将来負担額については、今後、組合等負担見込額の減少が見込まれるが、公共施設の整備や更新などを控えていることから、将来負担を見据えた計画的な事業執行に努める必要がある。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)市税の増収等による歳計剰余金を「財政調整基金」に1,650百万円、ふるさと納税等の寄附金を「ふるさとパートナー基金」に約175百万円等を積み立てたことにより増加したものの、一部事務組合の施設整備等への負担金対処や物価高騰の影響等により「財政調整基金」を約1,892百万円、ふるさと納税等の寄附金を活用するため「ふるさとパートナー基金」を約181百万円取り崩したことによる減少やデジタル地域通貨プレミアムキャンペーン実施による「金券基金」残高減少等により、基金全体としては、193百万円の減少となった。(今後の方針)引き続き、一部事務組合の施設整備等への負担金に対処していくほか、公共施設の整備や更新等が控えているため、適切な基金運用に努めていく。また、第三セクター等改革推進債等の償還のための減債基金は約12百万円で少ない状態であることから、旧土地開発公社の所有していた土地の売却や、ふるさとパートナー基金はふるさと納税等の寄附増加に努め、基金残高の確保を図っていく。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)市税の増収等による歳計剰余金を「財政調整基金」に1,650百万円積み立てたものの、一部事務組合の施設整備等への負担金対処や物価高騰の影響等により「財政調整基金」を約1,892百万円取り崩したことによる減(今後の方針)引き続き、一部事務組合の施設整備等への負担金に対処していくほか、公共施設の整備や更新等が控えているため、適切な基金運用に努めていく。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)普通交付税により措置された後年度の臨時財政対策債の償還のための基金費及び国民スポーツ大会の実施に伴い制定された群馬県市町村有競技別拠点スポーツ施設等整備事業補助金の一部を積み立てたことによる増(今後の方針)臨時財政対策債償還基金費以外の残高については、平成25年度における土地開発公社の解散に伴う第三セクター等改革推進債の元金償還のための取り崩しにより、約29百万円で少ない状態であることから、旧土地開発公社の所有していた土地の売却に努め、基金残高の確保を図っていく。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさとパートナー基金:ふるさと納税を含む寄附金を積み立て、市民等と協働して充実したふるさとづくりを行うための基金・公共施設建設基金:文化施設、スポーツ施設、福祉施設等の整備事業及び公共のために必要とする用地取得事業等の財源に充てるための基金。・職員退職手当基金:館林市職員の退職手当の財源に充てるための基金。・金券基金:館林市が発行する金券の換金に必要な経費の財源に充てるための基金。・奨学基金:進学の意欲と能力を有するにもかかわらず、経済的な理由で高等学校以上の学校へ進学することが困難な者に対して貸与する奨学資金に充てるための基金(増減理由)・ふるさとパートナー基金:ふるさと納税等の寄附金を約175百万円積み立てたものの、スマート窓口導入事業や保育園施設整備事業等のため、約181百万円取り崩したことによる減・公共施設建設基金:認定こども園化事業のため、30百万円取り崩したものの、場外車券場売場交付金を30百万円、市有地売払収入を約3百万円積み立てたことによる増・金券基金:デジタル地域通貨プレミアムキャンペーンの実施に伴い、約262百万円積み立てたものの、取崩額が約335百万円であったため減。・奨学基金:ふるさと納税の寄附金等を約26百万円積み立てたことによる増。(今後の方針)・ふるさとパートナー基金:市民等と協働したふるさとづくりのため、適正な運用に努めていく。・公共施設建設基金:老朽化施設等への対応のため、適正な運用に努めていく。・職員退職手当基金:今後の定年退職者数などを考慮しながら、計画的に基金の運用を図っていく。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率は65.5%で、前年度よりも1.0ポイント増加し、類似団体よりも0.9ポイント上回っている。施設の老朽化による修繕コストの増加や設備の更新などが課題である。平成28年度策定、令和3年度に改定した公共施設等総合管理計画や、令和2年度策定の個別施設計画に基づき公共施設等の有効活用と最適化を検討していく。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位45位/ 76団体

(参考)債務償還比率

債務償還比率については、数値のマイナス要因である充当可能財源が増加し、経常一般財源等が減少したことにより前年度より26.3ポイント増加した。本市の比率は類似団体平均を上回っており、これは、一部事務組合の施設整備が近年重なったことが要因となっている。今後も市税の徴収率向上などによる一般財源の増収と経常経費の節減合理化を進めるとともに、将来負担に留意し、健全な財政運営に努める。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位76位/ 79団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、臨時財政対策債の借入額の減少や地方債の現在高や債務負担行為に基づく支出予定額が減少したことにより、将来負担額が減少し、数値のマイナス要因である充当可能財源等が増加したため、昨年度よりも4.0ポイント改善した。一方、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも高く、上昇傾向にある。主な要因としては、図書館、体育館・プール、市民会館の有形固定資産減価償却率が80.0%以上であることなどが挙げられる。公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化対策に取り組んでいく。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債比率は類似団体内平均値と比較して、低い水準にあるものの、増加傾向にある。将来負担比率は、昨年度よりも4.0ポイント改善したものの、類似団体内平均値よりも高い水準にある。消防署本署移転や各施設の老朽化に伴う整備事業の元金償還が始まり、今後実質公債比率は上昇していくことが考えられるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率は、道路については、0.8ポイント、認定こども園・幼稚園・保育所については8.7ポイント、児童館については11.3ポイント、公営住宅については1.6ポイント類似団体平均を上回っている。昭和に建設された施設も多く、老朽化による施設・設備の不具合が増加しており、今後修繕・改修工事の費用増加が見込まれる。点検・修繕による予防保全を実施し、安全性の確保や施設の長寿命化に努めていく。認定こども園・幼稚園・保育所については、令和3年8月に策定した「公立幼稚園・保育園就学前の教育・保育のあり方に関する方針」に基づき、幼稚園の認定こども園化、統廃合、民営化などに取り組んでいる。

道路

類似団体内順位48位/ 76団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位13位/ 75団体

公営住宅

類似団体内順位37位/ 73団体

港湾・漁港
認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位43位/ 74団体

学校施設

類似団体内順位44位/ 75団体

児童館

類似団体内順位43位/ 61団体

公民館

類似団体内順位25位/ 67団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

ほとんどの類型において、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を上回っており、施設の老朽化が進んでいる。平成28年度策定、令和3年度に改定した公共施設等総合管理計画や、令和2年度策定の個別施設計画に基づき、公共施設の統廃合も踏まえた老朽化対策に取り組んでいく。

図書館

類似団体内順位72位/ 73団体

体育館・プール

類似団体内順位73位/ 75団体

福祉施設

類似団体内順位40位/ 66団体

市民会館

類似団体内順位68位/ 72団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位14位/ 68団体

保健センター・保健所

類似団体内順位59位/ 67団体

消防施設

類似団体内順位29位/ 73団体

庁舎

類似団体内順位51位/ 75団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2024年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度より386百万円減少し、107,501百万円となった。主な原因は、児童福祉施設整備事業などによる有形固定資産の新規取得が2,323百万円あったものの、減価償却費が2,371百万円となったことに加え、基金が減少したためである。また、負債総額は前年度より277百万円減少し、31,830百万円となった。主な原因は、臨時財政対策債など地方債の償還が進み、地方債残高が減少したためである。全体会計においては、資産総額が前年度より591百万円減少し、128,873百万円となった。主な原因は、減価償却による固定資産の減少及び基金の減少である。また、負債総額は前年度より536百万円減少し、46,748百万円となった。主な原因は、地方債の償還が進んだためである。連結会計においては、資産総額が前年度より1,324百万円減少し、164,804百万円となった一方、負債総額は前年度より9百万円増加し、70,100百万円となった。地方債の償還は進んでいるものの、純資産の減少により資産総額が減少している。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、純経常行政コストが前年度より1,180百万円増加し、28,244百万円となった。主な原因は、人件費などの増加により経常費用が前年度より601百万円増加したことに加え、前年度にデジタル地域通貨取扱事業者交付金原資分などにより増加していたその他の経常収益が減少し、経常収益が578百万円減少したためである。純行政コストは、資産売却益10百万円を経営したことにより28,234百万円となり、前年度より1,170百万円増加した。今後も、人件費及び物件費などの業務費用の抑制に努めるとともに、使用料・手数料等の適正化を進める必要がある。全体会計及び連結会計においても、経常費用の増加及び経常収益の減少により、純経常行政コスト、純行政コストともに前年度より増加し、全体会計の純行政コストは41,887百万円、連結会計の純行政コストは50,912百万円となった。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等及び国県等補助金の財源28,136百万円が、純行政コスト28,234百万円を下回ったことから、本年度差額は△98百万円となった。財源である税収等は前年度より810百万円増加したものの、純行政コストの増加額がこれを上回ったためである。さらに、無償所管換等による12百万円の減少を加えた本年度純資産変動額は△110百万円となり、純資産残高は75,670百万円となった。今後も税収等の財源確保と行政コストの抑制に努止める必要がある。全体会計においては、財源41,844百万円が純行政コスト41,887百万円を下回ったことなどから、本年度純資産変動額は△55百万円となり、純資産残高は82,125百万円となった。一方、連携会計では、財源51,229百万円が純行政コスト50,912百万円を上回り、本年度差額は316百万円となったものの、連結対象団体に係るその他の純資産変動等により、本年度純資産変動額は1,333百万円となり、純資産残高は94,704百万円となった。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、各活動収支を合計した本年度資金収支額は8百万円となった。業務活動収支は1,323百万円で、業務支出が前年度より594百万円増加した一方、業務収入の増加が14百万円にとどまったため、前年度より580百万円減少した。投資活動収支は△1,039百万円で、基金積立金支出の減少などにより、前年度より1,078百万円改善した。財務活動収支は、地方債償還支出が地方債発行収入を上回ったことから△276百万円となった。本年度末資金残高は2,262百万円で、前年度より8百万円増加している。なお、基金取崩収入2,486百万円及び地方債発行収入1,836百万円により行政活動に必要な資金を確保している状況であるため、引き続き計画的な事業執行と行財政改革を推進する必要がある。全体会計及び連結会計の本年度資金収支額は、それぞれ3百万円、20百万円となった。連結会計では、業務活動収支が3,315百万円、投資活動収支が2,331百万円、財務活動収支が△964百万円となっており、財務活動収支の悪化は、地方債等発行収入の減少及び地方債等償還支出の増加によるものである。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2024年度)

1.資産の状況

分析欄:1.資産の状況住民一人当たり資産額は145.9万円で、前年度より0.3万円増加した。資産総額は減価償却による固定資産の減少や基金の減少により前年度を下回ったものの、人口の減少率が資産総額の減少率を上回ったため、一人当たりの金額は増加した。なお、類似団体平均値176.5万円を下回る水準となっている。歳入額対資産比率は2.95年で、前年度より0.02年減少した。資産総額が減少した一方、歳入総額が前年度より増加したためである。類似団体平均値3.24年を下回っている。有形固定資産減価償却率は66.2%で、前年度より0.7ポイント増加しており、資産の老朽化が進んでいる。また、類似団体平均値65.9%を上回っている。公共施設等総合管理計画に基づき、施設の点検・診断、予防保全による長寿命化を進めるとともに、更新する施設の選択と集中を図るなど、公共施設等の適正管理に努める。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は70.4%で、前年度より0.2ポイント増加した。純資産は前年度より111百万円減少したものの、資産総額の減少率が純資産の減少率を上回ったためである。類似団体平均値73.5%を下回っていることから、税収等の財源確保や人件費・物件費などの業務費用の抑制により、純資産の確保に務める必要がある。また、将来負担比率は15.0%で類似団体平均値よりも下回っているものの、前年度よりも0.8ポイント増加しており、年々増加している。新規に発行する地方債の抑制や計画的な償還を進め、将来世代の負担軽減に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは38.3万円で前年度より1.8万円増加した。主な原因は、人件費及び物件費などの経常費用が増加したことに加え、前年度に増加していたその他の経常収益が減少し、純行政コストが前年度より116,939万円増加したためである。類似団体平均値44.0万円を下回っているものの、人件費や物件費などの業務費用の増加が懸念されるため、引き続き行財政改革を推進し、行政サービスの水準に配慮しながら経費の抑制に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たりの負債額は43.2万円で、前年度より0.1万円減少し、類似団体平均値46.8万円を下回っている。主な原因は、臨時財政対策債の償還等により、地方債の償還が進んだことにより負債総額が前年度より276百万円減少したためである。業務・投資活動収支は、支払利息支出を除いた業務活動収支が1,425百万円、基金積立金支出及び基金取崩収入を除いた投資活動収支が△1,231百万円となったことから、194百万円の黒字となった。前年度の491百万円から297百万円減少しており、主な原因は、人件費支出及び物件費等支出の増加、公共施設等整備費支出の増加である。黒字は確保しているものの、類似団体平均値897.7を下回るため、税収等の確保と計画的な事業執行に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は4.0%で、前年度より2.1ポイント減少し、類似団体平均値4.4%を下回っている。主な原因は、経常費用が前年度より601百万円増加した一方、デジタル地域通貨取扱事業者交付金原資分など、前年度に計上された臨時的なその他の経常収益が減少し、経常収益が前年度より578百万円減少したためである。今後も使用料・手数料等の適正化や遊休資産の活用を検討し、受益者負担の公平性・公正性を確保するとともに、市民サービスの向上に努める。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

群馬県館林市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。