経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について小海町は経常収支率は93%と平均より低く、厳しい経営状況にあります。施設の老朽化に伴う漏水修理等に多大の費用が掛かっているうえ、人口減少により損益収支を圧迫する要因となっています。経営を安定させるため、未収金の徴収、布設替えをする際のダウンサイジング(管路の口径を小さくすること)等で経費を削減するなどの工夫が必要がなっています。累積欠損金については、平均よりも高い値となっているため料金改定等を視野に入れつつダウンサイジング等で経費削減等を行い、累積欠損金の減少に努めていきます。料金回収率については平均よりも高い状態ですが、給水にかかる費用を収益で全て賄えていない状況であるため、今後予定されている老朽管の敷設替えに必要な財源を確保するとともに現状の施設の稼働状況を把握し、施設更新の際にダウンサイジング等の経費削減を行うとともに料金改定を視野に入れた検討を行い、料金回収率を上げるよう努めていきます。給水原価は平均と比較しても低い水準で抑えられています。施設利用率については、平均を下回っていますが有収率は高い水準であるため施設状況は収益に反映されています。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について管路施設の減価償却が約半分以上終わり老朽化が進んでるため、引き続き敷設替えや施設改修を計画的に行い将来に備えます。 |
全体総括当事業は町民生活や産業活動に必要な水道水を供給し町民生活の向上と地域産業の発展に寄与してきました。しかし、今後は人口減少に伴い水需要及び給水収益の減少が考えられるため、料金体系の見直しを町民生活等の影響を加味し慎重に検討していきます。また、今年度から簡易水道事業へと許認可変更を行ったため、補助金等を活用し老朽化した管路から更新していく計画です。 |
出典:
経営比較分析表
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