徳島市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

健全性①経常収支比率、③流動比率、⑤料金回収率は100%を上回っており、②累積欠損金比率も生じていないことから、現在は健全な経営状況であると言えるが、③流動比率が3年連続で悪化している。④企業債残高対給水収益比率は、改善傾向にあるものの類似団体平均と比較すると、依然として高い状況にある。効率性⑦施設利用率は、水需要の減少により50%程度の低い状況が続いているが、⑥給水原価は、類似団体平均より30円以上低く、⑧有収率が、95%以上となっていることから効率性は良好な状況であると言える。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率ともに、類似団体平均と比較すると低い値となっているものの、毎年上昇傾向であり、老朽化が進んでいると言える。③管路更新率は、類似団体平均を上回る状況となっている。

全体総括

平成22年4月に料金改定を行って以降、一定の収益が確保でき、経営の健全性は比較的確保されているものの、「企業債残高対給水収益比率」が類似団体平均と比較して非常に高い状況となっている、水需要の減少により「施設利用率」が低下している、老朽化に関する指標が悪化傾向であるなどの課題を抱えている。これらの課題に対応するため、「徳島市水道ビジョン2019」において、水需要予測に基づく適正規模・能力を考慮した施設の適正化や、施設の更新費用の抑制・平準化を図るため、補修・補強等による長寿命化対策等を進めると共に経営基盤の強化を図り、安全・安心な水道水を安定的に供給することに取り組んでいる。

類似団体【A2】

函館市 釧路市 帯広市 苫小牧市 青森市 弘前市 盛岡市 岩手中部水道企業団 石巻地方広域水道企業団 山形市 福島市 水戸市 日立市 つくば市 ひたちなか市 茨城県南水道企業団 伊勢崎市 熊谷市 春日部市 上尾市 草加市 新座市 久喜市 坂戸、鶴ケ島水道企業団 佐倉市 流山市 八千代市 山武郡市広域水道企業団 小田原市 秦野市 長岡市 上越市 高岡市 福井市 甲府市 長野県 長野市 松本市 大垣市 沼津市 富士市 磐田市 豊川市 刈谷市 安城市 西尾市 小牧市 津市 松阪市 鈴鹿市 宇治市 岸和田市 茨木市 八尾市 寝屋川市 和泉市 大阪広域水道企業団 伊丹市 加古川市 宝塚市 川西市 鳥取市 米子市 松江市 呉市 東広島市 下関市 宇部市 山口市 徳島市 今治市 久留米市 春日那珂川水道企業団 佐賀市 佐賀西部広域水道企業団 佐世保市 都城市