事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 磐田市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A2 | 行政区域内人口 | 164,914人 |
| 現在給水人口 | 156,751人 | 給水区域面積 | 13,477ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性・効率性において、「①経常収支比率」は、給水収益の減少や営業費用の増加により前年度より減少したが、継続して100%を超えており、健全な水準を保っている。「③流動比率」は、現金をはじめとする流動資産の減少はあったものの、企業債残高や未払金が減少したため前年度より上昇し、支払能力を十分に有する財務状態を維持している。「④企業債残高対給水収益比率」は、償還が進んだことにより企業債残高が減っているため減少傾向が続いている。今後、人口減少がさらに進行することにより、給水収益の減少が続いていくことが見込まれるため、水道施設の更新に合わせたダウンサイジングの検討など、経営の健全化・効率化に努める。「⑤料金回収率」は給水収益の減少や動力費など営業費用の増加により前年度より減少したが、事業に必要な費用を給水収益で賄えている状況とされる100%を維持している。「⑧有収率」は前年度より減少し、類似団体平均を下回っている。老朽管等からの漏水の影響が大きいと考えられることから、老朽管の更新を着実に進めるとともに、衛星データとAIを活用した効率的な漏水調査を実施し、有収水量の向上を図っていく。
老朽化の状況について
管路の多くは、1960年代から高度経済成長期に拡張事業として布設されており、今後、2040年代をピークに老朽管が増加する傾向にある。全ての管路を更新するためにかかる期間は、令和6年度の管路更新率0.65%から算出すると約150年となり、多くが老朽管となってしまう。そこで、効率的かつ効果的に更新を進めるために作成した管路更新計画を基に計画的に管路更新を進めており、「①有形固定資産減価償却率」は増加しているものの「②管路経年化率」は減少し、類似団体平均値以下に抑えることができている。「③管路更新率」は、積極的に更新を実施したこともあり、前年度より更新率を上回ることが出来た。
全体総括
経営状況については概ね良好な状態であるが、給水収益の減少や諸物価高騰、政府支援措置の縮小による動力費の増加など経営に影響を与える要因があり、当年度純利益は前年度より減少したため、今後も良好な経営を維持すべく、経費の削減及び有収率の向上に努める必要が一層増している。また、老朽化の状況については、依然として耐用年数を迎えている配水管が多く、更なる管路更新を進める必要がある。これらの状況を踏まえ、現状の課題を振り返り今後の水道事業を取り巻く状況の変化に対応するため、令和7年度に計画期間の満了を迎える水道事業ビジョンの改定に取り組み、さらには今後の水道料金の見直しも含めて経営の健全化に努めていく。
経営状況
収支構造
総額27.5億円
総額24.7億円