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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
維持補修費、公債費が減少したものの、小児医療費助成の対象年齢拡大などによる扶助費や物件費の増加が指標を押し下げている。今後も財政運営状況に注意を払い経常経費の削減に努める。
人件費、物件費は年々増加する傾向にある。しかし類似団体と比較しても決算額は常に低い値となっている。これは職員数が少ないこと、また廃棄物焼却や消防業務を倉敷市に委託しており、これらにかかる経費が補助費に計上されていることが主な原因である。
人口千人あたり職員数は、これまで類似団体平均及び全国平均並びに県平均よりも少ない値で推移してきている。今後も少ない職員数であっても創意工夫により行政サービスの維持、向上に努めていく。
町民総合会館建設にかかる地方債償還が平成25年度まで続く一方で、これに対する地方交付税措置は平成20年度で終了している。これにより実質公債費比率は平成25年度まで上昇する見込みである。今後も基金の活用し、また新規地方債の取り扱いに注意を払いながら財政運営を行っていく。
財政改革による経費削減を行ってきたが、地域活動支援センター運営経費や小学校児童用パソコンリース料などにより増加となった。今後さらなる事務事業の改善を図り、経費の削減に努める。
障がい者福祉サービス、小児医療費助成の対象年齢拡大にともない類似団体平均を上回っている。今後も同様の傾向が続くことが予想されることから、引き続き財政の硬直化に繋がらないように注意しておく必要がある。
指標は若干改善しているものの国民健康保険、介護保険等の特別会計への繰出金が上昇傾向にある。こうしたことから、医療費その他社会保障費の動向に注意しながら健全な財政運営に努める。
公債費以外では、ほとんどの費目で増加傾向にある。特に特別会計への繰出金、扶助費は今後も増加が見込まれることから公債費以外の全体では同様の傾向が続くと想定される。
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