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25年度までの動向として、収入額に増加傾向があるものの、それを上回る需要額の増加により、財政力は下降していたが、26年度以降は消費税率引き上げの影響による地方消費税交付金の増加により回復を見せている。前年度比として、固定資産税(家屋)、市町村たばこ税については減少したものの、地方消費税交付金、町民税(法人税割)の増加によって、収入総額では約1億700万円の増加となった。需要については、算入対象地方債の算入終了により公債費が減少したものの、人口減少特別対策事業費の皆増、臨時財政対策債振替相当額の減少により、約1億2400万円の増加となった。結果として単年度では0.005ポイント上昇の0.744となり、3ヵ年平均においても、0.016ポイント上昇の0.727となった。今後も動向を注視し、課税適正・徴収強化等による歳入の確保をはじめ、歳出抑制など、不断の行政改革を続けて行くことにより、財政基盤の強化を図って行く。
福祉の充実を町政の中心施策の一つに掲げ、次世代育成クーポンを始めとする単独施策を推進していることから補助費等は類似団体と比較しても依然として高水準で推移している。27年度においては、高齢者元気で健康に長生き医療費助成制度の開始等による補助費等の増加、保育所の新設等による扶助費の増加により、経常経費充当一般財源は約1億3000万円の増加となったが、地方消費税交付金、普通交付税の大幅な増加により、経常一般財源についても、約1億2000万円の増加となった。このことから前年度対比0.1ポイント上昇し、依然として高い数値となっている。今後も引き続き歳入確保に努め、事務事業の見直し、歳出抑制など不断の行政改革に取り組むことにより、柔軟性のある財政運営を図る。
区画整理事業や政策効果等により人口は増加をたどって来たが、26年度からは横ばいとなっている。5ヵ年の動向としては、人事管理による人件費の減少、行政需要の増加に伴う事務費の増加による物件費の増加により、全体として大きな増減は見受けられない。前年度比として、人件費は退職不補充による人員の削減努力を行っているがほぼ横ばいであり、依然として類似団体比較では高い状況にある。物件費については、社会保障・税番号制度に係るシステム改修委託料の増加が主な要因であり、維持補修費では、除雪作業委託料が増加したことで微増したもののほぼ横ばいとなった。全体としては物件費の増加の影響が前年度比増加の主な要因となっている。
都表に準じた給料表を適用しており、行政改革の取り組みとして継続的に見直し・対策を講じている。具体的には、給料4%削減(平成19~21)を実施し、さらに昇給抑制(平成20~21)を合わせて行った。また、地域手当についても24年度に見直し、削減を実施している。今後も、定員管理を含めさらに適正な人事管理に努めていく。
行政需要の増加、積極的な政策展開に伴い平成当初から数年間で職員数は大幅に増加した。退職不補充、第3セクターへの派遣により現在の比較において類似団体を下回る数値となった。今後も適切な定員管理計画の推進に努めていく。
下水道会計の公債費に対する繰出金の増加により単年度で0.7ポイント上昇したが、3ヵ年平均では、0.1ポイント改善した。今後は、元利償還額もピークを超えており、減少傾向が見込まれているが、引き続き公営企業会計、一部事務組合も含めより一層効率的かつ健全な運営に努め、適正範囲を維持していく。
事業債の残高が、普通会計及び下水道会計ともにピークを越えており、臨時財政対策債以外の通常事業債については、投資的事業の計画、財源調整に十分配慮し最小限の地方債活用に留めている。27年度は、下水道会計の地方債残高の減少、基金保有額の増加、標準財政規模の増などから13.6ポイントの改善となった。引き続き、計画的な地方債活用に努め、土地開発公社土地代金の償還計画に沿った確実な履行や、公営企業、一部事務組合等の運営状況に留意するとともに計画的に基金の増加を図り、住民負担の軽減・世代間の公平に努めていく。
職員給は、これまで行政改革として取り組んだ削減措置(地域手当削減等)を実施してきたほか、最小限の退職補充(採用調整)により職員数は減少しており、指標も改善傾向にある。27年度においては、退職者数の減により退職手当組合特別負担金が減額となり、行政改革の取り組みとして継続的に見直し、対策を講じている影響もあり、0.9ポイント改善した。
行政需要の増加に伴い事務経費が年々増加する中、指標も上昇傾向にある。27年度においては、特別に増額となった経費は無かったものの全体として微増であったが、地方消費税交付金の増額を主要因とした経常一般財源の増額があったため、指標としては0.4イント改善した。
政策による児童数の増加、法改正の影響による障がい者に対する自立支援給付費の増加が影響し、指標は年々上昇傾向にある。27年度においては、保育所が1園増加したことによる保育所運営費の増加が主な要因であるほか、自立支援給付費も前年度と同様に増加しているため、1.5ポイント上昇となった。
その他の動向として繰出金が大きく影響しているが、国保、介護、後期の保険給付の増加や下水道使用料の増加等、その年において様々な影響がありほぼ横ばいを推移していた。27年度においては、下水道会計において使用料の減少や消費税の増加により繰出金が増加したため、0.5ポイント上昇した。
福祉の充実を町政の中心施策の一つに掲げ、次世代育成クーポンを始めとする単独施策を推進していることから補助費等は類似団体と比較しても依然として高水準で推移している。27年度においては、高齢者元気で健康に長生き医療費助成制度の開始や一部事務組合等への負担金の増加のほか、次世代育成クーポン交付金、高齢者医療費助成など町の中心施策も依然として増額しているため、指標は1.0ポイント上昇した。
公債費は25年度でピークを越えており、臨時財政対策債以外の通常事業債については、投資的事業の計画、財源調整に十分配慮し最小限の地方債活用に留めているため減少していく見込みである。前年度比としては1.6ポイントの改善となった。
公債費以外の類団比較においては、他団体を大きく上回って推移している。主に補助費等が要因となっているが、次世代育成クーポンを始め中心施策である福祉単独施策の実施による割合が大きく、その他では、保育所運営費、自立支援給付費等、扶助費の増加も影響を及ぼしている。
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