収益等の状況について
国民宿舎白子荘の運営は、指定管理者制度の導入により、宿泊業の経営経験、ノウハウを持つ民間企業が運営を行っています。民間企業による経験を存分に活かした運営を実施していることにより、類似施設と比較された調査では平均値を上回る項目も多く、また他会計からの補助も無いため健全な運営状態であったが、新型コロナウイルスの影響により令和元年度以降は経営が悪化している。
資産等の状況について
国民宿舎白子荘の債権は、すでに完済されており、支払い利息もありません。国民宿舎白子荘が建設されている土地については、国有財産で有り、千葉財務事務所を通して貸付契約を結んでいる。
利用の状況について
過去5年間における、国民宿舎白子荘の利用者については、平成30年度をピークに減少している。また新型コロナウイルスの影響により令和2年度及び令和3年度の利用者は0である。
全体総括
建物の老朽化は否めないが、運営状態は、他会計の繰入及び債権も無く、健全であった。しかし新型コロナウイルスの影響により令和元年度以降は利用客が激減したことにより、非常に厳しい経営状況が続き令和3年度末にて事業を終了した。