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地方財政ダッシュボード

福岡県那珂川市の財政状況(2013年度)

🏠那珂川市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

平成25年度は0.66と平成24年度と比較して増減なく推移している。これは、基準財政需要額が0.9ポイント増加し、基準財政収入額が3.9ポイント増加しているものの、過去3ヵ年平均で算出した場合に、平成22年度の0.70が算定基礎から除かれたことによる影響である。基準財政収入額が増加した主な要因は、消費税の増税に伴い、消費税収に係る配分額の引き上げにより地方消費税交付金が増加したことや、企業収益増に伴い法人税が増加したためである。今後も財政基盤の強化のため、需要額の抑制に努めるとともに、町税収納率向上に取り組む。

経常収支比率の分析欄

平成25年度は86.8%であり、平成24年度と比較して0.9ポイント減少している。減少の主な要因は、勧奨退職を除く退職手当及び特別職退職手当の支給人数がそれぞれ3人ずつ減少したことや、国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、職員の給料月額を減額して支給したためである。今後も事務事業の見直しなど行政改革を徹底し、経費削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成21年度から平成25年度は、約94,000円から約98,000円の範囲内で推移しており、一定の規模を保っている。また、これまで、用務員業務や給食調理業務等の民間委託を推進してきたため、類似団体平均よりも下回っている。今後もこの状況を維持できるよう計画的な財政運営に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

平成24年度の109.0と比べ、平成25年度は100.8と8.2ポイント減少している。これは、国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、職員の給料月額を減額して支給したためである。今後は、国の動向や他自治体の状況等を踏まえ、給与制度の運用や水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成25年度は、類似団体平均よりも1.84人少ない4.90人となっている。これは、用務員や給食調理員の退職者を不補充とし、民間委託することで、経費削減に努めてきた結果である。今後も住民サービスを低下させることなく、定員適正化計画に基づき、人件費の抑制に努める。

実質公債費比率の分析欄

平成25年度は4.6%と、平成24年度と比較して0.5ポイント減少しており、平成22年度から年々減少傾向にある。これは、過去に借入れた地方債の償還が一部終了したことにより償還額が減少したことや、残高の増加を必要最小限に止めるために、事業の選択と集中による行財政運営に努めてきたことが要因である。今後も事業の必要性、緊急性を精査し、地方債の発行を最小限に止めることで、適正水準の維持に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、-%であり、類似団体の中で最も健全性が高い。これは、地方債残高の増加を必要最小限に止め、将来の公共事業等の財源のために計画的な基金の積立を行っていることが要因である。今後もこの状況を堅持できるよう、計画的な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

人件費割合は、平成24年度の24.7%と比較して、平成25年度は21.9%と2.8%減少している。これは勧奨退職を除く退職手当及び特別職退職手当の支給人数がそれぞれ3人ずつ減少したことや、国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、職員の給料月額を減額して支給したためである。今後も定員管理適正化計画に基づく、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

平成25年度は19.9%と平成24年度と比較して0.4ポイント増加している。これは、固定資産評価業務委託や五ケ山ダム水源地域公園等整備基本設計業務委託を実施したことが主な要因となっている。また、類似団体の平均と比較すると4.6ポイント高くなっているのは、人件費削減や業務の効率化のために、用務員業務や給食調理業務などの民間委託を進めたことで、人件費の抑制は図れたものの、その反面物件費が増加していることが原因である。今後も、民間委託が可能な業務に関しては業務委託を推進することにより、業務の効率化に努め、総支出額の抑制に努める。

扶助費の分析欄

平成25年度は7.4%と平成24年度と比較して0.3ポイント増加している。これは、児童手当費、私立保育所運営業務委託料、自立支援医療費などの増加が主な要因となっている。今後は高齢化率の上昇が見込まれることから、扶助費の推移にはより一層注視していく必要がある。

その他の分析欄

平成25年度は10.9%と平成24年度と比較して0.1ポイントの微増であり、ほぼ横ばいの状態である。今後も、事業の集中と選択を行い、大幅な増加にならないように注視していく。

補助費等の分析欄

平成24年度までは毎年減少傾向にあったが、平成25年度は14.1%と、平成24年度と比較して1.4ポイント増加している。これは、南部清掃工場(クリーンパーク南部)の建替による周辺整備事業を前倒しで実施したことによる、福岡都市圏南部環境事業組合負担金の増額が主な要因である。今後は、補助金等交付基準に基づく適正な補助金交付に努めることで、大幅な増加にならないように注視していく。

公債費の分析欄

平成21年度から平成25年度までは、13.6から12.6の範囲内で推移しており、一定の水準を確保できている。また、類似団体平均と比較しても2.0ポイントも下回っていることから、類似団体と比較しても低水準を確保できていると言える。今後も地方債の発行を必要最小限に抑え、公債費の上昇を抑制した健全な財政運営に努める。

公債費以外の分析欄

平成25年度は74.2%と平成24年度と比較して0.8ポイント減少しており、財政構造の弾力性という点で見ると改善が見られる。しかし、依然として類似団体平均より1.6ポイント高い水準にあり、今後も行政改革を推進し、財政構造の弾力性を高めていく必要がある。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

平成25年度の財政調整基金残高は、1,934百万円と平成23年度の残高1,914百万円と比較して20百万円増加している。これは基金運用益による基金積立額の増加が主な要因である。実質単年度収支は平成24年度と比較し、プラスに転じてはいるものの、消費税の増税等により、地方税収の大幅な伸びが期待できない状況を踏まえ、歳出額の抑制に努めるとともに、財源の確保として、基金残高の堅持に努め、引き続き健全な財政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

後期高齢者医療特別会計以外の公営事業会計の黒字額は、増加または同水準で推移しており、後期高齢者医療特別会計も平成21年度以降の5年間の中ではほぼ平年並みの水準を保っている。今後も行政改革を推進し、選択と集中により、健全な財政運営及び企業経営を行っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

元利償還金等は平成21年度から平成25年度の間、ほぼ横ばいで推移している。また、算入公債費等は、平成22年度以降、増加傾向にある。今後も、事業の集中と選択を行い、町債の発行を必要最小限に抑え、元利償還金等が上昇しないよう努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

平成25年度の一般会計等に係る地方債の現在高は、11,600百万円であり、平成24年度の11,151百万円と比較して、449百万円増加している。これは、防災行政無線システム整備等に伴い、地方債の借入額が増加したためである。しかし、充当可能財源等は前年と同水準で推移しており、将来負担額を上回っているため、健全な財政状況であると言える。現在のところ、地方債残高は増加傾向にあるが、発行額を必要最小限に止め、計画的な財政運営を行っていくことで、健全な財政状況を維持していきたい。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,