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地方財政ダッシュボード

福岡県福智町の財政状況(最新・2024年度)

福岡県福智町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

福智町水道事業末端給水事業

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

町内に中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均を大きく下回っている。平成18年3月6日合併により福智町となり、合併による財政基盤の強化が図られたところである。今後、不要施設の廃止や施設の統廃合など組織のスリム化に伴う歳出の徹底的な見直しを行うとともに、地方税の徴収強化等の取り組み、産業の強化、雇用創出・雇用対策に重点を置き、より一層の財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は96.9%と類似団体平均を上回っている。前年度と比較して増加となった主な要因は、歳入は地方税-70百万円の減、歳出は給食費無償化及び物価高騰に伴う給食食材費の増+44百万円、障害者自立支援給付+37百万円の増による。全体の歳入・歳出ともに増加しており、物価高騰等による人件費及び物件費、扶助費の増の影響が大きい。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を上回っているのは、保有する公共施設が多く、人件費削減に至っていないことによる。今後、施設の統廃合や、事業の見直しなどを含めた機構改革を行うことにより、コストの低減を図っていく方針である。なお、前年度と比較して-36,746円減少しているのは、主に物件費が要因であり、ふるさと納税寄附金-1,398百万円減に伴う業務委託料-1,206百万円減がある。

ラスパイレス指数の分析欄

現行の給与表は年功的な体系となっており、上下の職務の級間で水準の重なりも大きいものとなっている。こうした年功的な要素が強い給与表の構造を見直し、職務・職責に応じた構造への転換を図る観点から、職務の級について町独自の継ぎ足し号級による級間の給与表水準の重なりの縮小の措置を講じる。このことにより、号級の継ぎ足しによる給与上昇に伴った、ラスパイレス指数の上昇を抑える。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は、平成17年度の合併に伴い、平成18年度以降は類似団体平均を上回っている。合併による旧町の格差是正等のため、合併特例事業債を活用した施策実施による人員確保を行ったこと、また、施設の統廃合等に関わる事務事業の見直しが進まなかったことが要因の一つである。今後、事務事業の見直しや新規採用の抑制により類似団体平均の水準まで削減を行い、適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

平成17年度の合併による合併特例事業債、平成22年度に過疎指定を受けたことによる過疎対策事業債の発行により、年々元利償還金が増加した。その対策として何度か繰上償還を行った結果、実質公債費比率が減少した。しかし毎年度の合併特例事業債や過疎対策事業債等の発行に伴い、令和6年度は6.9%と昨年度に比べて+0.2ポイント増となり、類似団体の平均に近づきつつある。また今後も施設の統廃合に伴う過疎対策事業等による起債や、合併特例事業債の借入限度額までの発行及び公営住宅建設事業債の発行等により、実質公債費比率の増が見込まれており、繰上償還も含め実質公債費比率の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

充当可能財源等(基準財政需要額算入見込額12,068百万円、充当可能基金25,853百万円等)が、将来負担額(地方債の現在高17,857百万円等)を上回っており、将来負担比率は発生していない。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

令和6年度は昨年度と比較して-0.3ポイント減少し、類似団体平均値を下回った。この要因としては、基金や分担金等の充当財源の増に伴う土木総務費-72百万円及び保健衛生総務費-30百万円の減が挙げられる。今後、合併前の施設の統廃合や事務事業の見直しを行い、人件費の更なる抑制に努める。

物件費の分析欄

昨年度と比較し、令和6年度は2.2ポイント増加しており、物価高騰に伴う全般的な経費が上昇傾向となっている。主に給食費無償化及び物価高騰に伴う食材費の増+44百万円が挙げられる。物件費の数値が、類似団体と比較し低いのは、消耗品等を集中管理していること等が要因である。更に委託業務についても、業務内容を精査し、実施回数の減や委託業務の廃止等を行い、物件費の抑制に努めている。令和5年度以降、人件費削減にむけた業務の包括委託を行っているため、今後も増加することが見込まれる。

扶助費の分析欄

扶助費は12.5と昨年度と比較して0.7ポイント上昇した。この要因として、公定価格の上昇に伴う私立保育所等運営委託+35百万円、障害者自立支援給付費+37百万円の増が挙げられる。保育士の待遇改善に伴う公定価格の上昇や障害サービス等の利用者増に伴い、今後更なる増加が見込まれるため、財政適正化に努める。

その他の分析欄

その他の経費に係る経常収支比率は、令和6年度は12.5と類似団体平均値と同じ値となっている。介護保険広域連合や後期高齢者医療に対する操出金、さらに国民健康保険の事業及び直診勘定会計に対する操出金等が、今後の財政を圧迫する要因であるため、徹底した経費の節減やサービスの向上による診療者数の増を図り、一般会計の負担の軽減に努める必要がある。

補助費等の分析欄

補助費等の数値は、令和6年度は12.0と昨年度と比較して-0.2ポイント減となり、類似団体の平均値を下回っている。減額の要因としては、下田川清掃施設組合負担金-18百万円、田川地区消防組合負担金-10百万円、西鉄バス金田・方城線負担金-6百万円の減によるもの。今後も助成団体への補助金見直しを行い、団体の実態や事業内容等を充分に精査のうえ、段階的な削減を図る。

公債費の分析欄

合併特例債、過疎対策事業債、公営住宅建設事業債の発行により、年々元利償還金が上昇傾向にあった。平成30年度に684百万円の地方債繰上償還を実施することにより一時的に元金が減少したが、金田義務教育学校整備に伴い令和5年度に増加した。令和6年度は昨年度に償還終了した元利償還金と比較して、新発債及び据置期間終了に伴う元金償還開始分が少なかったことから、類似団体平均を12.9ポイント上回っている。今後、施設の統廃合(総合体育館建設事業、生涯学習センター改修事業)を予定しているため、公債費の増加が見込まれるところではあるが、合併特例債の借入限度額の残額分及び過疎対策事業債を有効活用しながら、同時に発行計画を再度見直し、公債費の削減に努める。

公債費以外の分析欄

公債費を除く数値については、令和6年度は71.3と類似団体の平均を下回っている。類似団体と比較すると人件費、物件費、補助費等は平均を下回っているが、それら以外は上回っている。今後は、扶助費の増や業務委託による物件費の増が見込まれるため、公債費以外の数値も増加傾向になると予想される。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金については、適切な財源の確保と歳出の精査により取崩しを回避しており、約13億円前後を維持している。比率については、分母となる標準財政規模の額によって、毎年若干の増減が見られる。実質収支額については、診療所会計の赤字を一般会計等の黒字で補っている状況であり、令和6年度に11.59%と昨年に比べ-3.5%減少となった主な要因は、前年度からの繰越金の減に伴うものである。しかし、標準財政規模に比べて、実質収支額が高く、本庁の基金を取り崩し、また多額の地方債の発行により黒字を計上している状況である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

連結実質赤字比率に係る、各特別会計の赤字・黒字の状況は上図のとおりで、診療所会計の赤字額を一般会計を含む他会計の黒字で補っている状況である。国民健康保険福智町立診療所特別会計において、令和4年度に町内2つの診療所を統合する関係上、令和2年度から令和4年度にかけて一般会計から赤字補填財源繰出金として合計819百万円を実施し、統合前の赤字を全て解消した。診療所の統合により人件費や施設維持等の経費を大幅に削減できた一方、患者数の減少が影響し、統合後においても単年度赤字が続いている。令和6年度の単年度赤字は86百万円となり、令和6年度末の累計赤字は201百万円となった。歳出における人件費及び維持経費が、歳入の診療報酬でまかなえていないため、今後も赤字額が増加する見込みである。今後、経営状況見直しの計画を立て、赤字解消に向けた取組に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還額が、合併特例債及び過疎対策事業債等の元金償還終了に伴い、-14百万円減少した。また、算入公債費等は-48百万円の減少、実質公債費比率の分子は前年度と比較して+12百万円の増となった。今後、公共施設の統廃合に伴う起債発行により、元利償還額の増加が見込まれる。そのため、合併特例債及び過疎対策事業債、公営住宅建設事業債等を含めた地方債全体の計画的発行を図る必要がある。なお、後年度普通交付税に算入される額を含む算入公債費等の額については、平成28年度以降、元利償還金に対する90%前後が算入されており、次年度以降も算入率70%以上は維持できる見込みである。合併特例債事業の起債終了後は、この算入率は減少することが予想される。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担比率(分子)については、平成28年度以降全ての年度において、将来負担額を充当可能財源等が上回っている状況である。特に、一般会計等に係る地方債現在高は、年々減少傾向にある。令和6年度末の現在高は17,857百万円と前年度と比較して-464百万円減少した。主な要因として、令和6年度の新発債が1,666百万円(+125百万円)と前年に比べ増加しているが、令和6年度の元利償還額が2,221百万円(-14百万円)と発行額を上回ることが挙げられる。令和6年度の発行額は、前年度と比較して過疎対策事業債が+61百万円、合併特例事業債が+47百万円、緊急防災・減災事業債が+22百万円の増となった。これに対し、充当可能財源等について、特定目的基金を含む充当可能基金は令和6年度に25,853百万円と前年度と比較して+1,910百万円増加しているが、今後は施設統廃合の整備費用や地方債の増加等に伴う基金の取崩しを予定しているため、減少傾向となる見込みである。基準財政需要額算入見込額は、令和6年度は12,068百万円となっており、地方債残高の67.6%を占めている。また、後年度には施設の統廃合事業が控えており、算入率の高い過疎対策事業債や合併特例事業債等を活用する予定であるため、増加傾向となる見込みである。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)公共施設整備基金より公共施設等の維持管理や更新経費に671百万円、地域振興基金よりふるさと納税返礼品等の経費に2,088百万円、教育振興基金より図書館・歴史資料館の経費等に108百万円、その他定住促進や保育料無償化や乳幼児医療の独自免除などの費用として69百万円を取り崩した一方、ふるさと納税の使途目的に沿った基金へ4,170百万円積み立てたこと、決算剰余金608百万円積み立てたこと等により、基金全体として1,908百万円の増となった。(今後の方針)ふるさと納税寄附金の増減が、基金への積立金に影響する見込みである。また、施設の老朽化や統廃合等に伴い、基金の取崩しが見込まれること、地方債の増加に伴い減債基金の減少が見込まれることなどから、全体的に減少傾向になる見込みである。

財政調整基金

(増減理由)運用益分の積立15百万円による増。(今後の方針)災害への備え等のため、過去の実績などを踏まえながら13億円程度を目処に積み立てることとしている。

減債基金

(増減理由)運用利息及び決算剰余金等の積立76百万円による増。(今後の方針)施設の統廃合に伴う起債を予定しているため、新発債増に伴う地方債償還に備えて毎年度計画的に積立を行う予定である。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:合併した平成18年度に設置された町の地域振興事業に充当を目的とした基金である。主にふるさと納税事業の財源に充てている。・教育振興基金:平成30年度に設置された町の教育振興事業に充当を目的とした基金である。主に教育施設整備や図書館・歴史資料款運営費の財源に充てている。・公共施設整備基金:町の公共施設の整備に充てるための基金である。主に町道の道路改良、維持管理や公営住宅の建設、維持管理に関する経費の財源に充てている。・かんがい施設維持管理基金:鉱害復旧事業により合併前の旧町毎に設置しており、かんがい施設の維持管理及びその施設更新に関する経費の財源に充てている。・福祉基金:町の福祉に関する事業に充てるための基金である。主に予防接種事業や3歳未満の保育料無償化、こども医療費の町独自費用の財源に充てている。(増減理由)・地域振興基金:主にふるさと納税事業に2,088百万円(-1,206百万円)を取り崩した一方、前年度ふるさと納税より2,442百万円(-1,525百万円)を積み立てたことにより、636百万円の増加。・教育振興基金:図書館(ふくちのち)運営経費等として108百万円(-20百万円)を取り崩した一方、前年度ふるさと納税より393百万円(-369百万円)を積み立てたことにより、343百万円の増加。・公共施設整備基金:公共施設やインフラ整備に伴う地方債対象外経費等の一般財源分や、町道や農道の維持補修により484百万円(+104百万円)を取り崩した一方、前年度のふるさと納税より1,019百万円(+561百万円)を積み立てたことにより、765百万円の増加。・福祉基金:予防接種事業や3歳未満の保育料無償化、子ども医療費等の町独自費用として50百万円(-91百万円)を取り崩した一方、前年度ふるさと納税より291百万円(-76百万円)を積み立てたことにより、261百万円の増。(今後の方針)・公共施設整備基金:合併前の公共施設が統廃合されずに存続しているため、保有する施設数が被合併団体よりも多い状況である。また、老朽化施設も多く、今後更新を含めた施設の統廃合等を行うにあたり、毎年1億円程度の積立を行う予定。それに対し、更新整備のため毎年2億円以上基金を取り崩す予定のため、今後は減少が見込まれる。・地域振興基金:基金はほぼふるさと納税寄附金による積立金で占められているため、今後のふるさと納税の状況により変動することが見込まれる。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率について、令和5年度は61.9と類似団体と比較して1.6ポイント低い状況である。これは、主に学校施設における有形固定資産減価償却率が低いこと等が影響していると考えられる。福智町では、公共施設等総合管理計画(令和3年度改訂)において、公共施設等の延床面積を令和38年までに約22%以上削減するという目標を掲げており、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。

債務償還比率の分析欄

債務償還可能年数は類似団体を下回っており、主な要因としては、平成28年度、平成30年度において繰上償還を行い、地方債残高を約16億円減少させたことである。今後、発行終了の既発債もあるが、施設の統廃合等にかかる新発債を発行予定であるため、高くなる見込みである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は類似団体とほぼ同水準となっているが、合併前に旧町毎に整備した公共施設が統廃合されずに存続しているため、保有施設数が非合併団体よりも多い。老朽化した施設は、改修・改築・除却を行っているが、施設存続にあたり今後も多額の予算を要するため、公共施設等総合管理計画に基づいて施設の集約化等が必要となる。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は平成26年度以降は類似団体を下回っている状況である。今後は統廃合に伴う新発債の増加が見込まれるため、比率が高くなる見込みである。将来負担比率は平成21年度以降全ての年度において、将来負担額を充当可能財源等が上回っている状況である。今後もその比率は維持できる見込みである。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福岡県福智町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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