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地方財政ダッシュボード

福岡県福智町の財政状況(2018年度)

福岡県福智町の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

福智町水道事業末端給水事業

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

町内に中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均をかなり下回っている。平成18年3月6日合併により福智町となり、合併による財政基盤の強化が図られたところである。今後は、令和2年度から課の事業統合など組織のスリム化に伴う歳出の徹底的な見直しを行い、地方税の徴収強化等の取り組み、産業の強化、雇用創出・雇用対策に重点を置き、より一層の財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、2.2ポイント増の95.1%と類似団体平均を上回っている。主な要因は、普通交付税137百万円の減で、合併算定替効果の段階的削減により、令和2年度にかけて減少が見込まれる。一方、歳出は、公債費の合併特例債及び過疎対策債の元金償還開始に伴い102百万円増加した。今後、学校建設に係る地方債新規発行に伴い、元金償還が開始されるため、増加する見込みである。そのため、令和元年度から4年間で20億円(20%以上)の削減を目標に、全体事業の費用対効果を分析して見直しを行う等の段階的な歳出の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を上回っているのは、主に人件費が要因となっている。これは、合併前のほとんどの施設がそのまま存続していることにより、人員の削減に至っていないためである。今後、3箇所の保育所を令和元年度から随時民営化へ移行するため、人件費が下がることが見込まれていたが、令和2年度から臨時職員等の会計年度任用職員への移行状況により変動する可能性がある。このことから、再任用職員数を加味し、職員の新規採用数の抑制に努め、事業の見直し等を含めた機構改革を行うことによりコストの低減を図っていく方針である。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は類似団体平均水準であるが、今後ラスパイレス指数の上昇を抑えるため次の策を講じる。現行の給与表は年功的な体系となっており、上下の職務の級間で水準の重なりも大きいものとなっている。こうした年功的な要素が強い給与表の構造を見直し、職務・職責に応じた構造への転換を図る観点から、職務の級間の給与表水準の重なりの縮小の措置を行う。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は、平成17年度の合併に伴い、平成18年度以降は類似団体平均を上回っている。合併による旧町の格差是正等のため、合併特例事業債を活用した施策実施による人員確保を行ったこと、また、施設の統廃合等に関わる事務事業の見直しが進まなかったことが要因の一つである。今後、事務事業の見直しや新規採用の抑制により類似団体平均の水準まで削減を行い、適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

平成17年度の合併による合併特例事業債、平成22年度に過疎指定を受けたことによる過疎対策事業債の発行により、年々元利償還金が増加した。その対策として何度か繰上償還を行った結果、実質公債費比率が減少傾向となっている。なお、平成30年度は4.4%と昨年度に比べて0.3ポイント減となり、類似団体の平均を下回った。今後、小中学校建設による過疎対策事業等による起債や、合併特例事業債の借入限度額残り20%分及び公営住宅建設事業債の発行等により、実質公債費比率の増が見込まれる。今後も改善に努め、実質公債費比率の抑制を図る。

将来負担比率の分析欄

充当可能財源等(交付税算入見込額14,212百万円、充当可能基金18,569百万円等)が、将来負担額(地方債の現在高20,347百万円等)を上回っており、将来負担比率は発生していない。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

平成17年度の合併に伴い、類似団体平均値以上となったが、新規採用の抑制や退職勧奨により年々改善傾向にあった。平成30年度は、昨年度と比較して0.3ポイント上昇した。この要因として、人件費は減少している一方、歳入の減少率が著しいため、全体の経常収支比率が上がったことにより増加したものである。しかしながら、合併前のほとんどの施設がそのまま存続していることにより人員の削減に至っていないため、施設の統廃合や事務事業の見直しを行い、人件費の更なる抑制に努める。

物件費の分析欄

昨年度と比較し、平成30年度は横ばいとなった。物件費の数値が、類似団体と比較し低いのは、消耗品等を集中管理していること、また、職員等の旅費については、平成28年度に改正を行う等、事務経費の徹底した削減を行っていることが要因である。更に委託業務についても、業務内容を精査し、実施回数の減や委託業務の廃止等を行い、物件費の抑制に努めている。今後、人件費削減にかかる業務の民間委託化を検討しているため、増加することが見込まれる。

扶助費の分析欄

扶助費は10.0と昨年度と比較して0.1ポイント上昇した。この要因として、障がい者に対する更生医療、自立支援給付の額が年々増加傾向であることが挙げられる。さらに、児童福祉費関係で、児童措置費について、子育て支援の観点から、保育料の減免措置や、子ども医療の対象年齢引き上げを実施しており、その分経常経費を押し上げている状況である。

その他の分析欄

その他の経費に係る経常収支比率は平成30年度は13.1と、類似団体の平均値より下回っている。しかし、介護保険広域連合や後期高齢者医療に対する繰出金、さらに国民健康保険の事業及び直診勘定会計に対する繰出金等が、今後の財政を圧迫する要因であるため、徹底した経費の節減やサービスの向上による診療者数の増を図り、一般会計の負担の軽減に努める必要がある。

補助費等の分析欄

補助費等の数値は、平成30年度は13.8と0.4ポイント増となり、毎年ほぼ類似団体の平均値で推移している。なお、今後は施設建設に係る田川郡東部環境衛生施設組合や消防組合等の一部事務組合に対する負担金の増額が見込まれる。また、助成団体への補助金見直しを行い、団体の実態や事業内容等を充分に精査の上、段階的な削減を図る。

公債費の分析欄

合併特例債、過疎対策事業債、公営住宅建設事業債の発行により、年々元利償還金が上昇傾向にあった。何度か地方債の繰上償還を実施し、平成30年度においても684百万円の繰上償還したことにより、大幅に元金を減らすことができた。一方、元金償還開始分102百万円により、平成30年度は昨年度と比較して1.4ポイント増加した。今後、合併特例債の借入限度額の残額分及び令和2年度までの過疎対策事業債を有効活用しながら、同時に発行計画を再度見直し、公債費の削減を図る。

公債費以外の分析欄

公債費を除く数値については、平成30年度は72.0と類似団体の平均を下回っている。合併2年次までは新町に移行したばかりで、旧三町の事務事業の統一に時間が割かれ効率的な運営が出来ず、類似団体と同等の数値で推移したが、合併後3年次目となる平成20年度から事務事業の合併効果による経費の削減等により全体の数値は減少傾向にある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金残高については、適切な財源の確保と歳出の精査により取崩しを回避しており、前年度とほぼ同額である約11億円を維持している。比率については、分母となる標準財政規模の額によって、毎年若干の増減が見られる。実質収支額については、平成26年度の17.34をピークに減少傾向となっている。主な要因は国保及び診療所会計の赤字を一般会計等の黒字で補っている状況であり、平成27年度は一般会計から赤字補填として10億円、28年度に7億円の繰出により減少に転じた。平成30年度に1.41ポイント減となった要因は、赤字補填約2億円及び水道事業経営統合準備約1億円により、全体で約1億円減少したことによる。但し、財政力に十分余裕があるという訳ではなく、本町の基金を取崩し、また多額の地方債の発行により黒字を計上している状況である。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

連結実質赤字比率に係る、各特別会計の赤字・黒字の状況は上図のとおりで、国保会計及び診療所会計の赤字額を、一般会計を含む他会計の黒字で補っている状況である。国民健康保険特別会計については年々赤字額が拡大し、平成25年度決算では1,075百万円の実質赤字となっていた。この解消に向けて、平成27年度に一般会計から国保会計への赤字補填財源繰出金として1,000百万円、平成28年度に400百万円、平成29年度に20百万円、平成30年度に193百万円を実施し、平成30年度には赤字解消に至った。平成30年度から県に移行したため、今後は国民健康保険税の見直しを図り、赤字防止に努める。また、国民健康保険福智町立診療所特別会計においても、平成28年度に一般会計から赤字補填財源繰出金として300百万円を実施したものの、昨年度から比較して約95百万円の赤字となり、平成30年度末で428百万円の赤字額になった。今後も、毎年赤字額が同程度増加する見込みである。このことにより前年度と比較して国保会計の赤字額が一旦解消されたものの、診療所会計の赤字が増加している。令和元年度から、黒字である水道事業会計が田川広域水道企業団に経営統合されるため、一般会計のみで黒字を補っていく必要があり、ますます厳しくなることが想定される。今後は、単年度の赤字額の解消するため、予防事業の促進、多重受診の抑制、また国民健康保険税の徴収率の向上を徹底し、赤字額縮小に努めるとともに、診療所の統廃合等を検討していく方針である。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

実質公債費比率の分子について、近年元利償還額は横ばいを保っている。平成30年度は合併特例債及び過疎対策事業債の元金償還開始に伴う102百万円増加の一方、繰上償還684百万円の効果により、実質公債費比率の分子は前年度と比較して72百万円の増となった。今後、公営住宅や学校等の公共施設の改修に対する起債発行により、元利償還額の増加が見込まれる。そのため、合併特例債及び過疎対策事業債、公営住宅建設事業債等を含めた地方債全体の計画的発行を図る必要がある。なお、後年度普通交付税に算入される額を含む、算入公債費等の額については、平成26年度以降、元利償還金に対する90%以上が算入されており、次年度以降についても算入率70%以上は維持できる見込みである。過疎対策事業債や合併特例事業債の起債終了後はこの算入率は減少することが予想される。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

将来負担比率(分子)については、平成26年度以降全ての年度において、将来負担額を充当可能財源等が上回っている状況である。特に、一般会計等に係る地方債現在高は、横ばいを保っている。平成30年度末の現在高は繰上償還684百万円の効果もあり20,347百万円まで減少したが、地方債発行額は新規発行額の増により前年度と比較して303百万円増加した。主な要因は、小中学校建設等に伴う過疎対策事業債308百万円及び学校教育施設等整備事業債224百万円の増加である。これに対し充当可能財源等については、特定目的基金を含む充当可能基金が年々増加し、さらに基準財政需要額算入見込額についても、平成30年度は142億円となっており、地方債残高の70%を占めている。今後も、この数値は大きな変動はないと見込まれる。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)地方債繰上償還により684百万円取り崩したこと、公共施設等の維持管理や更新経費に395百万円、ふるさと納税返礼品等の経費や図書館・歴史資料館経費、ふるさと納税を活用した定住促進や保育料第三子以降軽減分等の町独自費用として1,032百万円取り崩した一方、ふるさと納税寄附金の増加により使途目的に沿った基金へ1,337百万円積み立てたこと、決算剰余金を508百万円積み立てたこと等により、基金全体としては279百万円の減少となった。(今後の方針)ふるさと納税寄附金約4億円減により、基金への積立金も減少している。なお、令和元年度の法律改正に伴い大幅に減少する見込である。他にも施設の老朽化や統廃合等に伴い、基金の取崩しを行う予定であること、地方債の増加に伴い減債基金の減少が見込まれることなどから、全体的に減少傾向にある。

財政調整基金

(増減理由)債券運用利子による収益に伴う増加。(今後の方針)災害への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、11億円程度を目処に積み立てることとしている。

減債基金

(増減理由)決算剰余金を508百万円積立による増加した一方、地方債繰上償還分の取崩684百万円による減。(今後の方針)小中学校施設整備や残りの合併特例債を起債することにより、令和3年度に地方債償還のピークを迎えるため、それに備えて毎年度計画的に積立てを行う予定である。同時に地方債償還による基金の取崩しを行うことから、令和元年度以降は減少予定である。

その他特定目的基金

(基金の使途)・かんがい施設維持管理基金:鉱害復旧事業により合併前の旧町毎に設置しており、かんがい施設の維持管理及びその施設更新に関する経費の財源に充てている。・振興基金:平成18年度に合併特例事業債1,703百万円を受け入れて同額を積立し、債券運用収益にて増加している。合併に伴う旧町間の格差是正等などのソフト事業に充当する。(増減理由)・公共施設整備基金:金田小中学校整備に伴う地方債対象外経費等の一般財源分や、町道や農道などの更新整備により228百万円取り崩したことによる209百万円の減少。・福祉基金:国民健康保険事業の赤字補填分として、193百万円取り崩したことによる204百万円の減少。(今後の方針)・公共施設整備基金:合併前に旧町毎に整備した公共施設が統廃合されずに存続しているため、保有する施設数が非合併団体よりも多い。また、老朽化施設も多いため、今後更新を含めた施設の統廃合等を行うにあたり、毎年1億円程度の積立を行う予定。但し、更新整備のため毎年2億円以上基金を取り崩す予定のため、今後も減少する見込みである。・地域振興基金:基金はほぼふるさと納税寄附金による積立金で占められているため、今後のふるさと納税の法律改正により変動する見込みである。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率については、平成30年度は58.6と類似団体と比較して0.5ポイント低い状況である。平成29年度と比較して1.2ポイント増加となっており、これは施設等の有形固定資産の新規更新に伴う有形固定資産額の増よりも既存施設の当年度有形固定資産減価償却額が高かったことによる。福智町では、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を今後40年間で19.5%以上削減するという目標を掲げており、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進める必要がある。

債務償還比率の分析欄

債務償還可能年数は類似団体を下回っており、主な要因としては、平成28年度、平成30年度において繰上償還を行い、地方債残高を約16億円減少させたことである。今後、発行終了の既発債もあるが、施設の統廃合等にかかる新発債を発行予定であるため、今後高くなる見込みである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は類似団体とほぼ同水準となっている。しかし、合併前に旧町毎に整備した公共施設が統廃合されずに存続しているため、保有する施設数が非合併団体よりも多い。また保有施設の多くは老朽化により改修や改築を行っている状況であるため、類似団体平均値を少し下回っている。今後、施設を存続させるにあたって、多額の予算が必要になることから、公共施設等総合管理計画に基づいて施設の集約化等を検討する必要がある。将来負担比率は平成21年度以降全ての年度において、将来負担額を充当可能財源等が上回っている状況である。今後もその比率は維持できる見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は、平成24年度の公債費繰上償還が功を奏して徐々に低くなり、平成26年度から類似団体を下回っている状況である。また、平成28年度末に約9億円、平成30年度にも約7億円の繰上償還を行ったため、低い比率が維持できる見込みである。将来負担比率は平成21年度以降全ての年度において、将来負担額を充当可能財源等が上回っている状況である。今後もその比率は維持できる見込みである。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福岡県福智町の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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