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地方財政ダッシュボード

山梨県富士河口湖町の財政状況(最新・2024年度)

山梨県富士河口湖町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

観光需要の回復やインバウンドの増加により、町内企業の業績改善や設備投資の拡大が見られ、法人住民税や固定資産税を中心に町税収入は過去最大となった。一方で、物価高騰や人件費の上昇が続く中、経常的経費は増加傾向にあり、さらに、団塊世代の後期高齢者入りに伴う社会保障費の増加は、全国共通の構造的課題となっている。こうした中、財政力指数は改善したものの、依然として類似団体平均を下回っており、観光需要は景気動向や国際情勢の影響を受けやすいことから、一時的な税収増に依存することなく、事業の優先順位付けを徹底し、持続可能な財政基盤の強化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

地域経済や観光需要が回復したことに伴い法人住民税等の地方税が増収となり、歳入一般財源総額が4.6ポイント増加したものの、一方で歳出一般財源を投入する経費は、物価高騰に伴う委託料や光熱費の増加、公債費のピーク到来などにより、一般財源を充当する経費は8.5ポイント増加し、昨年度に比べ3.4ポイント上昇となった。現時点では類似団体と比較して一定の財政の弾力性は確保されているが、今後も高齢化の進展や公共施設の老朽化対策などにより義務的経費の増加が見込まれるため、全国的な課題と同様、本町においても経常経費の抑制が重要なテーマであり、事務事業の見直しを図っていく必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

本町は観光地としての特性上、道路・公園・観光関連施設など公共施設の保有数が多く、その維持管理費が財政負担の一因となってる。また、子育て支援施策の充実を図ってきたことから、保育料無償化に伴う施設型給付費等に係る委託料も増加している。今後も、公共施設等総合管理計画に基づく統廃合や長寿命化対策を進めるとともに、指定管理者制度やPFI等の活用など、民間活力の導入を検討し、コスト縮減とサービス水準の両立を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

本町の給与水準は、過去5年間いずれも類似団体平均を下回っており、指数は前年度より微減となった。全国的に人材確保が課題となる中、適正な給与水準の維持は行政運営の安定に不可欠であり、今後も類似団体との均衡を踏まえながら、適正かつ持続可能な給与水準の確保に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本町は富士五湖のうち4湖を抱え、湖畔に集落が点在する地理的特性があるため、行政サービスの拠点や公共施設の集約が困難であり、一定の人員配置が必要となる構造的要因がある。その結果、類似団体平均を上回っている。今後は、人口減少社会の進展に伴い、職員数の適正化と業務効率化が大きな課題となっており、DXの推進、指定管理者制度の活用、民間委託の拡大などにより業務の効率化を図り、継続的に職員数の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

過去4年間は毎年度上昇傾向にあったが、令和6年度は前年度と同率となった。主な要因として、令和5年度に借り入れた緊防債及び公適債の償還開始に伴い元利償還金が増加したものの、法人住民税及び固定資産税の増収により標準財政規模が拡大したことが挙げられる。今後は、老朽化施設の更新や観光基盤整備など大型事業の実施が見込まれることから、町総合計画及び公共施設等総合管理計画に基づき、事業の選択と集中を徹底するとともに、新規地方債の発行抑制に努め、引き続き健全な財政水準の維持を図っていく。

将来負担比率の分析欄

将来負担額は、前年度より9.1ポイント減少した主な要因は、地方債残高が約13億円減少したこと、公営企業等の繰入予定額が減少したことや、財政調整基金や減債基金の積立による充当可能基金の増があげられる。しかしながら、過去に実施した大型建設事業に伴う起債残高が一定規模存在していることから、類似団体平均と比較すると依然として高い水準にある。将来世代への負担を過度に残さないため、今後も起債発行の抑制、基金の着実な積立、公債費の縮減を柱とした財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

人事院勧告による給与改定や会計年度任用職員への勤勉手当支給開始、退職者増に伴う退職金の増加したことが主な要因である。特に、本町は富士五湖の内、4湖を抱えその湖畔に集落が点在するため、公共施設の集約が困難な状況があり、人員を削減することが難しくなっているが、DX推進や指定管理の導入などを進め、人件費の抑制と行政サービス水準の両立を図っていく必要がある。

物件費の分析欄

物件費は、保育料無償化に起因し、子ども子育て支援制度に係る、施設型給付費や地域型保育給付費に係る委託料の増加に加え、物価高騰による施設の維持管理費、光熱費や燃料費等の上昇が増加要因である。今後も、予断を許さない物価高騰等に対応しつつ、事業費の抑制、代替手法の検討等により歳出の抑制に努めていく。

扶助費の分析欄

扶助費は、介護給付費や児童手当拡充、子ども医療費助成の増加などにより増加要因はあったものの、現時点では類似団体平均を下回っている。しかし、団塊世代の後期高齢者入りにより、社会保障経費は中長期的な増加は避けられないことから、健康づくり施策の推進など予防的施策を強化し、義務的経費の健全化に取り組む必要がある。

その他の分析欄

その他の経常収支比率は、前年度より0.5ポイント増加した。これは、団塊世代の高齢化を背景として社会保障関係経費が年々増加していることに伴い、介護保険会計や後期高齢者医療保険会計等への繰出金が増加傾向にあることが主な要因である。今後も、当該会計への繰出金の抑制を図るため、健康のまちづくり施策を一層推進していく必要がある。

補助費等の分析欄

補助費の増額の主な要因は、観光消費の回復によりゴミ排出量が増加し、吉田焼却場処理費負担金が増加したことである。これは経済回復という好材料の裏側で発生している財政負担でもある。また、物価高騰や人件費上昇に伴い一部事務組合への負担金も増加傾向にあり、今後も動向を注視していく必要がある。

公債費の分析欄

公債費は類似団体と比較し大きな差があり、これは合併以降に実施してきたインフラ整備に伴う合併特例事業債の償還がピークを迎えていることが主な要因である。一方で、起債残高は減少局面に入りつつあり、今後は公債費も徐々に減少していく見込みである。引き続き普通建設事業の抑制や有利な起債の活用により、将来世代に過度な負担を残さない財政運営を徹底していく。

公債費以外の分析欄

公債費を除いた部分は、前年度より2.4ポイント増加となった。類似団体平均値が78.6%ということから考えると、低い水準にあるとも言えるが、今後も増加を続ける社会保障関係経費、老朽化した公共施設の長寿命化やインフラの強靭化等の費用が増大することが予測されるため、より一層、町村合併のスケールメリットを活かし、規律ある財政運営を行っていく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

地域経済や観光需要の回復を背景に、町内企業の業績改善や設備投資の活発化が進み、法人住民税および固定資産税を中心に町税収入は堅調に推移し、過去最大の税収を確保することができた。一方で、物価高騰の影響による各種対策経費や人件費の増加が歳出を押し上げ、財政運営に一定の影響を及ぼしたものの、定額減税による町税への減収影響が想定を下回ったことなどにより、物価高騰対策事業の財源として取り崩しを予定していた財政調整基金を活用することなく、逆に積立を行うことが可能となった。その結果、実質単年度収支は前年度の赤字から黒字へ転換し、財政調整基金残高比率も上昇するなど、財政基盤の安定性は着実に向上している。今後においても、財政調整基金残高の水準を維持しつつ、既存事業全般にわたり一層の優先順位付けを徹底するとともに、創意工夫による経費節減や事業効果の検証を進め、持続可能で健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

標準財政規模に対する実質収支額の割合を示す実質収支比率は、一般会計において令和6年度9.15%となり、前年度から0.66ポイント減少した。歳入面では、観光需要の回復等を背景に町税収入が堅調に推移し、標準財政規模自体は拡大している。一方、歳出面では、物価高騰対策として実施した生活支援型の商品券事業や、くぬぎ平スポーツ公園整備事業などの投資的経費の増加により、歳出総額が拡大した。この結果、実質収支比率は低下したものの、引き続き9%台を維持しており、財政運営としては適正範囲内での黒字を確保している状況にある。また、国民健康保険特別会計については、保険料収入の増加や保健事業の効果等により実質収支額が増加し、実質収支比率は令和6年度2.16%と前年度から改善した。単年度収支の安定化が図られているものの、被保険者数の動向や医療費の増嵩リスクを踏まえ、引き続き適正な保険料水準の確保と医療費適正化対策を進める必要がある。さらに、本年度から簡易水道事業会計及び下水道事業会計が法適用化され、公営企業会計として初めて実質収支の算定を行ったところ、いずれも黒字を確保する結果となった。しかし、人口動向や施設老朽化の進行を踏まえれば、将来的な更新需要の増大は避けられないことから、独立採算制の原則に基づき、中長期的な収支見通しを十分に検証しつつ、必要に応じた料金改定も視野に入れながら、持続可能な事業運営の確立に努めていく必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還金等(A)について、普通会計における地方債の元利償還金が前年度より約8,800万円増加したことや、一部事務組合が起債した地方債の元利償還金が約1,500万円増加により、増加要因はあったものの、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が前年度よりも約7,500万円減少や、さらに債務負担行為に基づく支出額が約3,600万円減少したことにより、対前年比約800万円の減少となった。一方で補てん財源である算入公債費等(B)においては、主に災害復旧等に係る基準財政需に算入された公債費が約2,490万円の増加となったこと等により、最終的には分子が約2,000万円の減額となった。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担額(A)は、大型普通建設事業が終了したことにより地方債残高が約13億2,500万円減少したことや、公営企業等の繰入予定額が約2億円減少したことにより、対前年度比約15億3,000万円減少した。充当可能財源当(B)においては、財政調整基金、減債基金及びふるさと応援寄附基金等の積み立てにより充当可能基金が約3億3,600万円増加となったものの、基準財政需要額見込額が約12憶9,000万円減少したことにより、全体として約9億7,100万円の減となり、実質的な将来負担額(分子)としては約5億5,800万円の減少となった。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は、前年度剰余金により約1億5,000万円を積み立てることができ、減債基金を将来の合併特例債等の償還費への備えとして約1億5,000万円、また、ふるさと応援寄附基金を約2,200万円をそれぞれ積立てたことにより、基金全体としては約3億3,600万円の増となった。(今後の方針)地域経済や観光需要が回復基調により税収が増加傾向にあるものの、今後も、物価高騰対策費として財政調整基金を取り崩しながら財政運営をすることが予想され、さらに、これに関連し商工振興等の活性化も踏まえ地域振興基金を活用しながら、町村合併における地域間の均衡を図る事業に充てていく。また、ふるさと応援寄附基金についても寄附金を財源に基金の積み立てを行うと同時に、当該基金を充てながら少子化対策・こども政策等の各種抜本強化事業を行っていくことを予定している。

財政調整基金

(増減理由)前年度剰余金を積み立てることより、約1憶5,000万円の増となった。(今後の方針)物価高騰対策費として財政調整基金を取り崩しながら財政運営をすることが予想されるが、行政の継続性や町民のニーズ等のバランスを重視しながら、財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%以上となるように努めることとしている。

減債基金

(増減理由)当初予算から予定していた1億5,000万円を積立てを行い、基金残高としては前年度より1億5,000万円の増加となった。(今後の方針)減債基金については、町村合併に伴い、平成17年度より30年間にわたり毎年度1億5,000万円の積立てを行うほか、合併特例事業債の償還費のうち交付税措置される分(70%)を除いた一般財源分(30%)について、基金を取り崩し償還費に充てることにより、一般財源を圧迫しないよう配慮している。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:町財政の円滑な運営を図り、合併町村の均衡ある発展のための事業の財源とする基金。・公共施設建設基金:公共施設の建設の財源に充てることのできる基金。・ふるさと応援寄附基金:富士河口湖町のまちづくりに賛同する個人、団体から広く寄附金を募り、これを財源として寄附者の意向を各種事業に反映することにより、様々な人々の参加による魅力あるふるさとづくりに資するための基金。・地域福祉基金:住民が主体となって実施する福祉活動を活発化するため、基金か生じる利息をその事業に充てることのできる基金。・小立土地区画整理事業保留地内道路整備基金:小立土地区画整理事業保留内道路の復旧整備費の財源に充てるための基金。(増減理由)ふるさと応援寄附金を財源とし目的にある各種事業を行うための基金として約4億2,200万円を積立てると同時に、当該目的事業として4億円を取り崩したことなどにより、その他特定目的基金全体としては約3,500万円増加した。(今後の方針)地域振興基金については、令和2年度までに総額24億6千万円を積み立てたことにより終了し、今後は計画的に当基金を活用しながら町村合併における地域間の均衡を図る事業に充てていく。公共施設建設基金は今後の公共事業の金額を考慮しながら基金を充当するほか、ふるさと応援寄附基金としては寄附金を財源に基金の積み立てを行うと同時に、当該基金を充てながら基金の目的に合致した各種事業を行っていくことを予定している。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本町では、平成28年度に策定した「公共施設等総合管理計画」において、公共施設等の延床面積を25%縮減する目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。有形固定資産減価償却率は、類似団体平均と比較すると低い水準にあるものの、上昇傾向にあることから、住民ニーズの多様化、防災対応、ユニバーサルデザイン化といった観点に配慮しつつ、計画的な維持管理や修繕を実施し、施設の長寿命化を図っていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

類似団体平均を下回っている主な要因としては、令和2年度まで発行可能であった合併特例債の終了に伴い新規地方債の発行が抑制されたことや、財政調整基金への積立により充当可能基金が増加したことが挙げられる。今後も減少傾向は続く見込みであるが、保育所等の改築を控えている状況において、過度な財政負担とならぬよう、適切な歳入の確保に努めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、類似団体の平均値が減少する中で、本町においても地方債の新規発行を抑制した結果、着実に低下傾向を示している。一方、有形固定資産減価償却率は依然として類似団体平均を下回っているものの、上昇基調にある。その主な要因として、昭和50年代以前に建設された公民館が減価償却率98%を超え、公民館全体の約3分の2を占めていることが挙げられる。加えて、過去に整備されたじん芥処理場の粗大ごみ処理施設が減価償却率98%に達したことも、増加要因となっている。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率および実質公債費比率は、依然として類似団体と比較して高い水準にある。将来負担比率については、令和2年度をもって発行期限を迎えた合併特例債の終了により新規発行が抑制されたことや、減債基金の積立てが進んだことから、減少傾向を示している。実質公債費比率についても、新規地方債の抑制や、後年度に財政措置される起債の活用などにより、公債費の適正化を一層推進しており、将来的には低下が見込まれる。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

山梨県富士河口湖町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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