愛知県大治町の財政状況(最新・2024年度)
愛知県大治町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度
概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
財政力指数は、前年度より0.01ポイント減少して0.77%となり、類似団体平均値を大きく上回る数値となった。減少の主な要因としては、こども子育て費の新設、高齢者保健福祉費における住民基本台帳登載人口及び単位費用の増加によるものである。今後の見通しとしては、安定した地方税収入に支えられているものの物価高騰の影響が懸念されるため、今後も歳入の確保及び歳出の削減を図り、財政の健全化に努める。
経常収支比率の分析欄
経常収支比率は、前年度より0.4ポイント増加して92.3%となり、類似団体と類似値となる数値となった。経常一般財源等は、前年度より372,167千円増額、経常経費充当一般財源等は、前年度より340,828千円増額、臨時財政対策債は前年度より37,825千円減額となったことにより経常収支比率は増加となった。今後も、財政構造が硬直化しないように事務事業の見直しを図り、財政の健全化に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
令和6年度は109,094円であり、類似団体平均値より38,182円低い経費である。ごみ処理業務や消防業務等を一部組合で行っていることが、大きな要因である。今後も経費削減に努め、現状維持に努める。
ラスパイレス指数の分析欄
令和5年度のラスパイレス指数は96.1から0.2ポイント増加し、96.3となった。今後も引き続き、国、県及び近隣市町村の動向を注視し、給与の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体平均値を下回る4.95人となっているが、前年度より増加している。増加要因として、職務の増加及び多様化に伴い、職員が増加したためである。今後も引き続き、定員管理の適正化に努める。
実質公債費比率の分析欄
実質公債費負担比率は、前年度と比べ、3ヵ年平均値は3.8%となり、前年度より0.6ポイント大きくなった。主な要因としては、元利償還金の増加や公営企業の繰入金の増加が考えられる。今後、大規模事業の予定があることより、地方債の借入が増えることが見込まれることから、実質公債費率が大きくなる見通しである。
将来負担比率の分析欄
令和6年度の将来負担比率は、前年度値16.3%から8.9ポイント増加し、25.2%となった。増加した要因は、財政調整基金の取り崩しにより基金残高が減少したためと考えられる。今後については、大規模事業の予定があることより、地方債の借入が増えることが見込まれることから、将来負担比率は増加する見通しである。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率は、前年度と同じ21.0%となった。類似団体平均を下回っているのは、ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っているためである。一部事務組合の人件費に充てる負担金を合計した場合は、大きく増加することとなり、今後もこれらを含めた経費について抑制に努める。
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率は類似団体平均値を上回る21.0%となった。これは、給食調理業務委託料82,360千円(+18,135千円)、民間プール活用授業支援委託料17,439千円(+17,439千円)、各種予防接種委託料115,755千円(+14,393千円)等により増額となったためである。
扶助費の分析欄
扶助費に係る経常収支比率は、0.5ポイント増加し、16.4%となった。令和6年度の増加要因として、施設型教育・保育給付費等委託料や、障害福祉サービス費、児童手当等があげられる。
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率は、前年度より0.1ポイント減少し、11.0%となった。その他の主なものは、特別会計への繰出金(国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計)である。
補助費等の分析欄
補助費等に係る経常収支比率は0.7ポイント増加し、14.4%となった。令和6年度は、海部東部消防組合負担金387,782千円(+34,882千円)、海部地区環境事務組合負担金269,962千円(+26,898千円)により、増額となったためである。
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は、0.5ポイント減少し、8.5%となった。令和6年度の減少要因として、平成15年度の臨時財政対策債の償還が令和5年度に終了したことがあげられる。今後も大規模事業の予定があるが、地方債の借入の抑制に努める。
公債費以外の分析欄
公債費以外に係る経常収支比率は、前年度と比較して0.9ポイント増加となり、類似団体平均値を上回る83.8%となった。主に扶助費に係る経常収支比率が増加したが、今後も補助金・扶助費の再構築、業務管理委託の仕様見直し、公共工事のコスト見直し等経費削減を図り、抑制に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
すべての目的別経費で、民生費以外において類似団体平均値を下回った。民生費においては、住民税非課税世帯等物価高騰重点支援給付金の増により、増額となった。土木費においては、砂子防災公園新設工事により、増額となった。教育費においては、大治小学校校舎増築等工事により、増額となった。今後も工事等の内容を精査し、事務事業の見直しを図り、抑制に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
ほぼすべての性質別経費で類似団体平均値を下回る中、類似団体平均値を上回ったのが扶助費と普通建設事業費(うち新規整備)である。扶助費のうち、施設型教育・保育給付費等委託料894,003千円→947,922千円(+53,919千円)、障害福祉サービス費652,388千円→754,157千円(+101,769千円)、障害児通所支援給付費355,383千円→467,443千円(+112,060千円)等が増加傾向にある。扶助費については、法令等で義務付けられているものが多く、削減が難しい状況であるが、今後も引き続き歳入の確保、歳出の削減に努め、健全な財政運営に努める。普通建設事業費(うち新規整備)については、砂子防災公園新設工事0千円→246,160千円(+246,160千円)、大治小学校校舎増築等工事0千円→213,747千円(+213,747千円)等が増加要因として挙げられる。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
財政調整基金の残高の標準財政規模比は前年度より11.46ポイント減少し、18.76%となった。財政調整基金残高が前年度と比較して-699,285千円減少したためである。令和6年度3月補正予算余剰金の一部(95,285千円)を積み立てたが、一方で財源不足を補うため積立を上回る取り崩しを行った。実質収支は、592,643千円(+421,127千円)となり、実質収支額の標準財政規模比は6.1ポイント増の8.73%となった。実質単年度収支は-278,158千円(+115,498千円)となり、前年度より1.93ポイントの増加となった。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
平成19年度から、すべての会計において実質収支が黒字のため、連結実質赤字額はない。引き続き健全な財政運営を行い、財政の健全化に努める。一般会計の標準財政規模比については、実質収支が592,643千円(+421,127千円)と増額になったため、8.73%(+6.11ポイント)となった。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
元利償還金については、主な内容として令和2年度のスポーツセンター屋根外壁等改修事業債の元金償還が始まったが、全体としては7百万円減少した。算入公債費等は前年度より11百万円減少し、527百万円となった。単年度の実質公債比率は2.3%から0.9ポイント増加し3.2%となった。元利償還金や一部事務組合への負担金はしているため、抑制に努めていく。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
将来負担比率の分子構造は、前年度と比較して603,358千円増加した。地方債の現在高が6,420,134千円(-182,441千円)へ減少、公営企業債等繰入額が3,481,639千円(+99,922千円)に増加したが、充当可能財源について財政調整基金の取崩しが多く、基金残高が減額となった。これにより将来負担額よりも充当可能財源等の減額が大きかったため、分子構造は増額となった。公営企業債等繰入見込額は近年増加傾向にある。大治町の下水道普及率は26.25%であり、今後も下水道事業への繰入を続けていく必要がある。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)令和6年度の基金残高は1,609,783千円であり、前年度と比較して724,205千円の減少となった。財政調整基金残高が、1,971,868千円から699,285千円減少し、1,272,583千円となったことが主な要因である。(今後の方針)決算状況を踏まえ、余剰財源を可能な範囲で積み立て、災害に備えて10億円程度は基金を確保しておくことを目標としている。また、令和4年度に公共施設修繕等基金を設置しており、今後は施設の老朽化対策のために積み立てを行っていくこととしている。なお、近年の財政調整基金残高の減少を踏まえ、直近の目標として、令和8年度末までに財政調整基金の残高を標準財政規模の約1割に相当する6億6千万円以上確保することとして、財政調整基金の残高の回復に取り組んでいく。
財政調整基金
(増減理由)財政調整基金残高は、1,971,868千円から699,285千円減少し、1,272,583千円となった。令和6年に財政調整基金を900,000千円取り崩しており、令和5年の実質収支171,516千円のうち1/2を財政調整基金に積み立てたものの減額となった。(今後の方針)当町の条例にある「災害復旧、地方債の繰上償還その他財源不足を生じたときの財源」として、標準財政規模の20%と同程度の残高を確保していけるように努める。
減債基金
(増減理由)減債基金は53,821千円から27,316千円増額し、81,137千円となった。令和6年11月29日閣議決定された国の補正予算(第1号)において、交付税が追加交付されることに伴い、増額分のうち臨時財政対策債償還基金費分を積み立てた。(今後の方針)決算状況を踏まえ、余剰財源を可能な範囲で組み立てる。
その他特定目的基金
(基金の使途)地域福祉振興基金:高齢化社会に向けて福祉活動の促進を図るため。大規模まちづくり事業振興基金:住民福祉の向上と町勢発展の基盤の充実に資する大規模なまちづくり事業の推進に必要な財源を確保するため。都市計画整備基金:都市施設に必要な財源を確保するため。障害者福祉基金:障害者の福祉の増進に寄与するため。公共施設修繕等基金:公共施設の大規模な修繕、改修及び取壊し並びに更新に必要な財源を確保するため。森林環境譲与税基金:森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用の促進及びその他森林整備の促進に関する施策に必要な財源を確保するため。企業版ふるさと納税基金:まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に必要な財源を確保するため。(増減理由)大規模まちづくり事業振興基金について、空調機器更新工事の契約に伴い取り崩しを行ったため。地域福祉振興基金について、球技場等新設整備工事や健康公園設計業務委託の契約に伴い取り崩しを行ったため、企業版ふるさと納税基金について、まち・ひと・しごと創生寄附活用事業について、法人から寄附を積立てる基金を新設したため。(今後の方針)地域福祉振興基金:高齢化社会に向けて福祉活動の促進を図る必要がある時に取り崩す。大規模まちづくり事業振興基金:住民福祉の向上と町勢発展の基盤の充実に資する大規模まちづくり事業の必要がある時に取り崩す。都市計画整備基金:公園整備に伴う用地買収を行う時に取り崩す。障害者福祉基金:障害者の福祉の推進に寄与する必要がある時に取り崩す。公共施設修繕等基金:公共施設の大規模な修繕、改修及び取壊し、更新を行う時に取り崩す。森林環境譲与税基金:森林の有する公益的機能に関する普及啓発、木材の利用の促進及びその他森林整備の促進に関する施策に必要がある時に取り崩す。企業版ふるさと納税基金:まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に必要がある時に取り崩す。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
近年は、減価償却累計額の増加により比率は増加傾向であり、令和5年度は、既存施設や道路の減価償却により63.7%(前年度比+0.6ポイント)となった。類似団体平均と比較すると、比率はほぼ同等であるが、今後も施設毎の個別施設計画に基づき施設の維持管理を適切に進めていくことが求められる。
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は、類似団体の平均を上回る555.1%となっているが、これは財政調整基金の取り崩しにより基金残高が減少したためである。今後も大規模事業の計画もあり、債務償還比率が増加していく見込である。施設毎の個別施設計画に基づき適切な長寿命化や更新作業の実施により、財政負担の標準化、軽減を行い、適切な起債発行をしていくことで債務償還比率の増加を抑制するように努めていく。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
有形固定資産減価償却率は、類似団体平均と同様に比率は増加傾向である。また。将来負担比率においては、財政調整基金の取り崩しにより基金残高が減少したため将来負担比率が16.3%となった。今後大規模事業等により将来負担比率の増加が見込まれるため、今後も経過を注視する必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率においては、財政調整基金の取り崩しにより基金残高が減少したため16.3%(前年度比+6.5%)となった。実質公債費比率については、平成31年度のスポーツセンター天井等改修事業債や平成31年度の臨時財政対策債の元金の償還が始まったため3.2%(+0.9%)となった。比率は、類似団体と比較して低い水準にあるが、大規模事業を抑制するなど毎年の地方債の新規発行を抑制してきたためである。今後は大規模事業を計画しており、将来負担比率、実質公債比率ともに増加が見込まれるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体の平均値と比較すると、道路や学校施設、公民館の有形固定資産減価償却率が上回っているが、その他の施設等については類似団体平均値と近似値又は下回っている。学校施設については、学校全体で老朽化が進んでいるため、令和元年度に作成した「学校施設長寿命化計画」に基づき維持管理を適切に進めていく。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
類似団体の有形固定資産減価償却率平均値と比較すると、体育館・プールや一般廃棄物処理施設は平均を下回っており、保健センター・保健所や消防施設は類似団体平均と近似値である。庁舎については、類似団体平均を上回っており老朽化が進んでおり、令和2年度に作成した「個別施設計画」に基づき空調設備の改修や維持管理を適切に進めていく。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等において、資産総額が令和4年度末57,593百万円から919百万円減少し、令和5年度末56,674百万円となった。主な要因は固定資産残高の減少、基金残高の減少が要因と考えられる。また、負債においては、令和4年度末7,416百万円から263百万円減少し、令和5年度末7,153百万円となった。新発債の減少による地方債の年度末残高の減少が要因と考えられる。全体において、資産総額が令和4年度末64,635百万円から937百万円減少し、令和5年度末63,698百万円となった。主な要因は固定資産残高の減少、基金残高の減少が要因と考えられる。また、負債においては、令和4年度末13,472百万円から153百万円減少し、令和5年度末13,319百万円となった。新発債の減少による地方債の年度末残高の減少が要因と考えられる。連結において、資産総額が令和4年度末68,120百万円から962百万円減少し、令和5年度末67,158百万円となった。主な要因は固定資産残高の減少、基金残高の減少が要因と考えられる。また、負債においては、令和4年度末15,368百万円から153百万円減少し、令和5年度末15,215百万円となった。新発債の減少による地方債の年度末残高の減少が要因と考えられる。
2.行政コストの状況
一般会計等において、純経常行政コストが令和4年度末9,811百万円から310百万円(3.2%)増加し、令和5年度10,121百万円となり、臨時損益を加えた純行政コストが令和4年度末9,811百万円から310百万円(3.2%)増加し、令和5年度末10,121百万円となった。主な要因は、経常費用の移転費用が増加したためと考えられる。全体において、純経常行政コストが令和4年度末14,106百万円から410百万円増加し、令和5年度末14,516百万円となり、純行政コストが令和4年度末14,095百万円から414百万円増加し、令和5年度末14,509百万円となった。主な要因は、経常費用の移転費用が増加したためと考えられる。連結において、純経常行政コストが令和4年度末17,442百万円から2,680百万円増加し、令和5年度末20,122百万円となり、純行政コストが令和4年度末17,431百万円から2,684百万円増加し、令和5年度末20,115百万円となった。主な要因は、経常費用の移転費用が増加したためと考えられる。
3.純資産変動の状況
一般会計等において、純資産残高が令和4年度末50,177百万円から656百万円減少し、令和5年度末49,521百万円となった。主な要因として、固定資産残高の減少、基金残高が減少したためと考えられる。全体において、純資産残高が令和4年度末51,163百万円から784百万円減少し、令和5年度末50,379百万円となった。主な要因として、固定資産残高の減少、基金残高が減少したためと考えられる。連結において、純資産残高が令和4年度末52,752百万円から809百万円減少し、令和5年度末51,943百万円となった。主な要因として、固定資産残高の減少、基金残高が減少したためと考えられる。
4.資金収支の状況
一般会計等において、業務活動収支については、令和4年度末442百万円から254百万円増加し、令和5年度末696百万円となった。主な要因として、税収等収入が増加したことが考えられる。投資活動収支については、令和4年度末△522百万円から195百万円増加し、令和5年度末△327百万円となった。主な要因として、基金積立金支出が減少し、基金取崩収入が増加したためと考えられる。財務活動収支については、令和4年度末△283百万円から147百万円減少し、令和5年度末△430百万円となった。主な要因として、新発債の減少と考えられる。全体において、業務活動収支については、令和4年度末514百万円から77百万円増加し、令和5年度末591百万円となった。主な要因として税収等収入が増加したことが考えられる。投資活動収支については、令和4年度末△724百万円から153百万円増加して令和5年度末△571百万円となった。主な要因として基金積立金支出が減少し、基金取崩収入が増加したためと考えられる。財務活動収支については、令和4年度末△111百万円から193百万円減少し、令和5年度末△304百万円となった。主な要因として、新発債の減少と考えられる。連結において、業務活動収支については、令和4年度末518百万円から11百万円増加し、令和5年度末529百万円となった。主な要因として税収等収入が増加したことが考えられる。また、投資活動収支については、令和4年度末△732百万円から160百万円増加し、令和5年度末△572百万円となった。主な要因として基金積立金支出が減少し、基金取崩収入が増加したためと考えられる。財務活動収支については、令和4年度末△143百万円から192百万円減少し、令和5年度末△335百万円となった。主な要因として、新発債の減少と考えられる。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額は、類似団体平均値を上回っている。しかし、老朽化した施設が多く、前年度に比べて資産合計が91,862万円減少している。将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。歳入額対資産比率は類似団体よりも資産が多いため、類似団体平均値を上回った結果になった。また、前年度と比較すると5.21年から5.11年と減少となった。有形固定資産減価償却率は61.5%から63.7%に増加となった。また類似団体平均値を下回る結果となった。老朽化した施設や道路について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均値を上回っており、前年度と比べて87.1%から87.4%と増加となった。資産合計が減少した主な要因として地方債の発行に伴う負債が減少したことが考えられる。社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、類似団体平均値を大きく下回っており、また、前年度と比べて+0.2%の4.2%となった。新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均値を下回っている。しかし、前年度に比べても29.4万円から30.2万円と増加している。主な要因として、純行政コストのうち社会保障給付や人件費が増加となったためである。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均値より下回っており、前年度から負債合計額は26,285万円減少している。来年度以降も地方債残高の縮小に努める。基礎的財政収支は、投資活動収支の赤字分が支払利息支出を除いた業務活動収支の黒字分を下回ったため、362百万円となっている。投資活動収支が赤字となっているのは、地方債を発行して老人福祉センター等改修事業など公共施設等の必要な整備を行ったためである。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均値を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。また、前年度と比較して2.3%から2.2%と減少しており、特に経常費用が前年度から307百万円増加している
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
愛知県大治町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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