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地方財政ダッシュボード

山梨県富士河口湖町の財政状況(2023年度)

山梨県富士河口湖町の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、個人消費が伸び税収を引き上げている一方で、物価高騰による経常的経費の増加や、団塊世代の高齢化を背景に年々増加していく社会保障経費等の増加により、財政力指数は低下となった。今後も同様な状況が予想される中、既存事業全般にわたり、優先順位付けを徹底し、創意工夫による経費節減等を行うことにより財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

コロナ禍からの脱却により景気は緩やかに回復し、個人住民税等の地方税が増収となったほか、地方消費税交付金や普通交付税をはじめとする経常一般財源が増加したものの、人事院勧告による人件費の増加や、物価高騰による光熱水費等の物件費が増加したことにより、77.8%と増となった。当町の経常収支比率の水準は、類似団体や県平均を上回っているものの、今後も社会保障費などの義務的経費の上昇が見込まれており、数値の上昇を抑えるためには経常経費を計画的に削減していく必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均に比べ高くなっているのは、保有する公共施設が多くその維持管理費用がかかっていることや、保育料無償化に起因し、子ども子育て支援制度に係る施設型給付費や地域型保育給付費が増加したことが大幅な増額要因である。今後は、民間でも実施可能な部分については、指定管理者制度やPFIの導入なども視野に入れコストの低減を図っていく。

ラスパイレス指数の分析欄

給与水準については、過去5年とも類似団体と比較するといずれの年も下回っており、指数としては前年度に比べ微増となった。今後も類似団体等との指数を考慮しながら、適正な給与水準となるように努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口1,000人当たりの職員数は昨年度から増加しており、類似団体平均値を上回っている。これは当町の地理的要因が影響しており、富士五湖の内、4湖を抱えその湖畔に集落が点在するため、公共施設の集約が困難な状況もある。合併後に行ってきた退職者の補充を最小限に行うことで、年々類似団体平均値との差は小さくなってきている。今後も継続し、順次、類似団体平均に近づくよう職員数を削減していくことに努め、DXの推進や指定管理者制度の活用や民間委託を進め、より適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

過去4年間は毎年上昇傾向にあり、令和5年度においても前年度より0.1%上昇した。主な要因としては、令和元年度に発行していた緊急防災・減災事業債や、臨時財政対策債の元金償還が始まったことから比率の増加となった。今後も大型事業が控えている中、町総合計画や公共施設等総合管理計画等により事業を取捨選択し、新規発行債の抑制に努めていく。

将来負担比率の分析欄

将来負担額は、前年度より6.0%減少した主な要因は、地方債残高が約11億円減少したこと、公営企業等の繰入予定額が減少したことや、減債基金の積立による充当可能基金の増があげられる。今後も公債費等の義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人件費は、人事院勧告による一般職員の給与等の増加や職員数の増加が主な要因である。特に、当町は富士五湖の内、4湖を抱えその湖畔に集落が点在するため、公共施設の集約が困難な状況があり、人員を削減することが難しくなっているが、人件費の削減のため指定管理の導入などを検討していく必要がある。

物件費の分析欄

物件費は、保育料無償化に起因し、子ども子育て支援制度に係る、施設型給付費や地域型保育給付費が増加したことが挙げられる。さらに、物価高騰による燃料費等が高騰したことも増加した主な要因となった。今後も、予断を許さない物価高騰等に対応しつつ、事業費の抑制、代替手法の検討等により歳出の抑制に努めていく。

扶助費の分析欄

扶助費は、新規事業であるおうち子育て応援金事業の実施や、介護給付・訓練等給付費の増加、また、コロナが収まり医療機関への受診者が増えたことによる、子ども医療費助成事業の増加が主な要因となった。今後も社会保障費は増加傾向にあるため、義務的経費の健全化に取り組む必要がある。

その他の分析欄

その他の経常収支比率は、前年度より0.3%減少した。これは、コロナ禍からの経済回復により下水道事業特別会計への繰出金が減少したことが主な要因となっている。今後は団塊世代の高齢化を背景に、年々増加していく社会保障経費により、介護保険会計や後期高齢者医療保険会計等への繰出金は増加傾向にあることから、当該会計への繰出金が増加しないよう健康のまちづくりの施策を今後も進めていく。

補助費等の分析欄

補助費の増額の主な要因は、くらし応援商品券事業や配合飼料高騰対策補助事業を実施したことである。また、コロナ禍からの経済回復により観光消費が増え、ゴミの搬出量が増加したことにより吉田焼却場処理費の負担金が増加したことも起因している。今後も増加傾向にあると予想されることから注視していく必要がある。

公債費の分析欄

利子は高利率の償還が終了してきているが、元金は過去の地方債の借り入れに伴い償還額がピークを迎えており、類似団体と比較すると大幅な差がある。これは新町合併以来継続して行っていたインフラ整備に対する合併特例事業債の償還が増加していることが挙げられる。今後は公債費が減少傾向にあるものの、他の普通建設事業を抑制するなど新規発行債を控えるように努め、また後年度に財政措置される起債を活用するなど将来において過度な負担とならないよう注視していく。

公債費以外の分析欄

公債費を除いた部分は、前年度より3.3%増加となった。類似団体平均値が78.0%ということから考えると、低い水準にあるとも言えるが、今後も増加を続ける社会保障関係経費、老朽化した公共施設の長寿命化やインフラの強靭化等の費用が上昇することが予測されるため、より一層、町村合併のスケールメリットを活かし、規律ある財政運営を行っていく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、経済が緩やかに回復し税収等を引き上げている一方で、緊急的に物価高騰対策における物価高騰対策商品券事業を実施し、その大半を翌年度に繰り越したことから実質収支は大幅に減少し、財源として財政調整基金を活用したことにより、実質単年度収支も大幅に減少した。今後は、財政調整基金残高の比率を減らすことなく既存事業全般にわたり優先順位付けを徹底し、創意工夫による経費節減等を行い健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

標準財政規模に対する実質収支額の割合である実質収支比率は、一般会計おいて9.81%となっており、前年度より6.49%減となった。歳入は町税等の増収により標準財政規模自体は増加したものの、歳出において、物価対策事業であるくらし応援商品券事業や、小学校をはじめとする各教育施設の長寿命化事業により歳出全体が増加したことから、9%台の水準となった。また、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計においては、保険料収入が増加したことにより実質収支額が増加となった。公営企業会計においては、使用料収入等がコロナ禍前の水準に回復したものの、基金の取崩しや一般会計会計からの繰入金により、実質収支が増加となっている会計もあることから、今後、独立採算制の理念に基づき、料金改定を含め運営の健全化を図っていく必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

元利償還金等(A)について、普通会計における地方債の元利償還金が前年度より約2,798万円減少したことや、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が前年度よりも約2,746万円減少してきていること、さらに一部事務組合が起債した地方債の元利償還金が約1,557万円減少したことにより、対前年比約7,100万円の減少となった。一方で補てん財源である算入公債費等(B)においては、主に災害復旧等に係る基準財政需に算入された公債費が約1,900万円の減少となったこと等により、最終的には分子が約5,600万円の減額となった。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

将来負担額(A)は、大型普通建設事業が終了したことにより地方債残高が約10億9,100万円減少したことや、公営企業等の繰入予定額が約1億8,000千万円減少したことにより、対前年度比約13億5,800万円減少した。充当可能財源当(B)においては、財政調整基金は減少したが、減債基金及びふるさと応援寄附基金等の積み立てにより充当可能基金が約8,000万円増加となったものの、基準財政需要額見込額が約10憶6,000万円減少したことにより、全体として約10億500万円の減となり、実質的な将来負担額(分子)としては約3億5,000万円の減少となった。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は、前年度剰余金により5,000万円を積み立てることが出来たが、物価高騰対策商品券事業により3億円の取り崩しを行ったため、差引き2億5,000万円の減となった。また、減債基金を将来の合併特例債等の償還費への備えとして約2億円、ふるさと応援寄附基金を約1億700万円をそれぞれ積立て、物価高騰対策商品券事業に伴い地域振興基金を1億3,500万円取り崩しを行ったことにより、基金全体としては約5,500万円の減となった。(今後の方針)コロナ禍を脱し経済活動が回復基調により税収が増加傾向にあるものの、今後も、物価高騰対策費として財政調整基金を取り崩しながら財政運営をすることが予想され、さらに、これに関連し商工振興等の活性化も踏まえ地域振興基金を活用しながら、町村合併における地域間の均衡を図る事業に充てていく。また、ふるさと応援寄附基金についても寄附金を財源に基金の積み立てを行うと同時に、当該基金を充てながら少子化対策・こども政策等の各種抜本強化事業を行っていくことを予定している。

財政調整基金

(増減理由)物価高騰対策である物価高騰対策商品券事業等の実施により2憶5,000万円の減。(今後の方針)物価高騰対策費として財政調整基金を取り崩しながら財政運営をすることが予想されるが、行政の継続性や町民のニーズ等のバランスを重視しながら、財政調整基金の残高は、標準財政規模の10%以上となるように努めることとしている。

減債基金

(増減理由)当初予算から予定していた1億5,000万円を積立てた。さらに、今後の地方債の償還や他の基金の取崩状況等を鑑み5,000万円追加で積立てを行い、基金残高としては前年度より2億円の増加となった。(今後の方針)減債基金については、町村合併に伴い、平成17年度より30年間にわたり毎年度1億5,000万円の積立てを行うほか、合併特例事業債の償還費のうち交付税措置される分(70%)を除いた一般財源分(30%)について、基金を取り崩し償還費に充てることにより、一般財源を圧迫しないよう配慮している。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:町財政の円滑な運営を図り、合併町村の均衡ある発展のための事業の財源とする基金。・公共施設建設基金:公共施設の建設の財源に充てることのできる基金。・ふるさと応援寄附基金:富士河口湖町のまちづくりに賛同する個人、団体から広く寄附金を募り、これを財源として寄附者の意向を各種事業に反映することにより、様々な人々の参加による魅力あるふるさとづくりに資するための基金。・地域福祉基金:住民が主体となって実施する福祉活動を活発化するため、基金か生じる利息をその事業に充てることのできる基金。・小立土地区画整理事業保留地内道路整備基金:小立土地区画整理事業保留内道路の復旧整備費の財源に充てるための基金。(増減理由)ふるさと応援寄附金を財源とし目的にある各種事業を行うための基金として約4億700万円を積立てると同時に、当該目的事業として3億円を取り崩したことや、物価高騰対策商品券事業に伴い地域振興基金を1億3,500万円取り崩しを行ったことにより、その他特定目的基金全体としては約500万円減少した。(今後の方針)地域振興基金については、令和2年度までに総額24億6千万円を積み立てたことにより終了し、今後は計画的に当基金を活用しながら町村合併における地域間の均衡を図る事業に充てていく。公共施設建設基金は今後の公共事業の金額を考慮しながら基金を充当するほか、ふるさと応援寄附基金としては寄附金を財源に基金の積み立てを行うと同時に、当該基金を充てながら基金の目的に合致した各種事業を行っていくことを予定している。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本町では、平成28年度に策定した「公共施設等総合管理計画」において、公共施設等の延床面積を25%縮減する目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。有形固定資産減価償却率は、類似団体平均と比較すると低い水準にあるものの、上昇傾向にあることから、住民ニーズの多様化、防災対応、ユニバーサルデザイン化といった観点に配慮しつつ、計画的な維持管理や修繕を実施し、施設の長寿命化を図っていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

類似団体平均を下回っている主な要因としては、令和2年度まで発行可能であった合併特例債の終了に伴い新規地方債の発行が抑制されたことや、財政調整基金への積立により充当可能基金が増加したことが挙げられる。今後も減少傾向は続く見込みであるが、保育所等の改築を控えている状況において、過度な財政負担とならぬよう、適切な歳入の確保に努めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、類似団体の平均値が減少する中で、本町においても地方債の新規発行を抑制した結果、着実に低下傾向を示している。一方、有形固定資産減価償却率は依然として類似団体平均を下回っているものの、上昇基調にある。その主な要因として、昭和50年代以前に建設された公民館が減価償却率98%を超え、公民館全体の約3分の2を占めていることが挙げられる。加えて、過去に整備されたじん芥処理場の粗大ごみ処理施設が減価償却率98%に達したことも、増加要因となっている。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率および実質公債費比率は、依然として類似団体と比較して高い水準にある。将来負担比率については、令和2年度をもって発行期限を迎えた合併特例債の終了により新規発行が抑制されたことや、減債基金の積立てが進んだことから、減少傾向を示している。実質公債費比率についても、新規地方債の抑制や、後年度に財政措置される起債の活用などにより、公債費の適正化を一層推進しており、将来的には低下が見込まれる。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

山梨県富士河口湖町の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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