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地方財政ダッシュボード

島根県川本町の財政状況(2023年度)

島根県川本町の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

川本町水道事業簡易水道事業水道事業簡易水道事業下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

人口減少や全国平均を上回る高齢化率(令和5年度末46.1%)に加え、景気の低迷による町民税の減収や農業生産の停滞等により、0.15と類似団体平均を下回っている。今後は、地場産業等の育成と定住人口の拡大による、地域の活力づくりが急務であり、歳入確保を図り財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、対前年度比7.4ポイント増となった。これは、分母となる経常一般財源収入が普通交付税等の増等により11百万円増となったものの、分子となる経常一般財源支出が、邑智郡総合事務組合負担金をはじめとした補助費の115百万円増、給与改定等による人件費25百万円増等、全体的に前年度を上回ったため、経常収支比率を大幅に増加させた。依然として類似団体内の平均値よりも悪い数値であるため、施設の管理経費の抑制、スクラップによる事務の見直し、定数管理による人件費の抑制などによる経常経費の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体と比較して人件費・物件費の決算額が低くなっている要因として、ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることがあげられる。令和5年度決算では対前年度比12,870円増となっており、前年度に比べ人件費が増加している。物件費については減少しているものの、公共施設老朽化に伴い施設管理に係る物件費等の増加が懸念されるため、積極的な施設の長寿命化や除却等による保有施設の削減を図っていく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

定員適正化計画に基づく定員管理の適正化により人件費の抑制を図っているが、類似団体と比較するととても低い水準となっていることがわかる。これは職員の年齢別構成バランスにかたよりがあることが主な要因である。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口千人あたり職員数は0.93人増の19.12人となったものの、類似団体と比較すると7.42人少ない。定員適正化計画に基づき、町の情勢に合った適正な職員数を維持する。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率(令和3年度から令和5年度の3年平均)は8.1%であり、前年度8.5%から0.4ポイント下回った。但し、単年でみると前年度8.1%から0.4ポイント増加し8.5%となった。警戒ラインの18%は大きく下回っているが、類似団体平均より悪い数値となった。町債を発行する場合には、引き続き交付税措置率の高いものに限定することは勿論であるが、今後も住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、前年度に続き0.0%となった。これは、地方債現在高や公営企業への繰出金等の将来負担額を、償還に係る交付税措置や基金等の充当可能財源が上回るためである。しかし、谷地区および瀬尻・久料谷地区治水事業等の事業費の大きな普通建設事業を今後も予定しており、新たな町債の発行による比率の上昇が見込まれる。町債の発行抑制や、発行するときには交付税措置の大きい過疎対策事業債や辺地対策事業債などに限定するなど、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

類似団体と比較して、人件費の経常収支比率が5.3ポイント低い要因として、ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることがあげられる。令和5年度は、経常的な人件費の一般財源支出が前年度比+25百万円となり、経常経費全体を占める割合としては、前年度比0.9ポイント増の21.2%となった。

物件費の分析欄

令和5年度は、電気料金高騰に伴う光熱水費の増等により、経常的な物件費の一般財源支出が前年度比+22百万円となった。経常収支比率を改善していくためには、物件費の削減が本町における喫緊の課題であると考えており、特に物件費の大きい施設の維持管理経費の削減については、今後重点的に取り組んでいく。

扶助費の分析欄

令和5年度は生活保護費や保育所運営費の増等により、経常経費全体を占める割合としては、前年度比0.6ポイント増の7.4%となった。類似団体平均を大きく上回っているのは、福祉事務所を設置し、生活保護に関する事業を町が担っているためである。

その他の分析欄

令和5年度は、前年度比0.1ポイント増の13.2%となった。類似団体内と比較すると、高い水準に位置している。今後は簡易水道事業特別会計と農業集落排水処理事業特別会計の法適用化されたことに伴い、資金不足対策として特別会計への繰出金の増加が見込まれるため、特別事業会計の財政運営について見直しを図る必要がある。

補助費等の分析欄

令和5年度は邑智郡総合事務組合負担金が大幅増となったことが影響し、数値が4.5ポイント増加した。類似団体平均より、2.6ポイント高い数値となっているが、今後も事業の評価を行いながら、補助金の見直しや廃止によりコスト削減に努めていく。

公債費の分析欄

令和5年度は、前年度比0.5ポイント増の22.0%となり、依然として類似団体平均より高い数値となった。今後も治水対策事業等をはじめ、大規模な起債事業が続くため、さらに公債費は増加する見込みである。

公債費以外の分析欄

消防組合、公立病院について一部事務組合が管理運営を行っているため、運営費及び建築費等の償還額を負担金として支出しているほか、平成21年度福祉事務所設置に伴い、生活保護に関する事業を町が担っていることが要因で、類似団体平均を上回っている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

財政健全化を着実に進めていることから、実質収支額は継続的に黒字を確保している。財政調整基金については、標準財政規模比で25.02%となっている。今後も事務事業の見直しを行い、健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

一般会計の歳入における地方交付税の割合は51.5%と町の財政運営において地方交付税への依存度が非常に高い状況である。歳入面においては、近年地方交付税額が堅調に推移されている状況である。歳出面においては、財政健全化の取り組みにより、経常経費、投資的経費の抑制に努めたことで、財政調整基金残高の維持や実質収支の黒字に繋がっている。特別会計においては、独立採算の運営堅持により、連結実質赤字比率においても黒字となっているが、簡易水道事業特別会計や国民健康保険事業特別会計は将来的に独立採算が困難となることも懸念されるため、より一層の健全化の取り組みが必要である。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和元年度新可燃ごみ共同処理施設整備事業(過疎対策事業債)や令和2年度町道三原古市線道路開設事業(辺地対策事業債)等の元金償還が開始されたことに伴い、元金償還額が15百万円増加している。近年実施している谷地区及び瀬尻・久料谷地区治水対策事業等の大規模事業の償還が開始されるとさらに増加する見込みである。また、地方債を交付税措置率の高い過疎対策事業債や辺地対策事業債などに限定しているため、算入公債費等も令和5年度において4百万円増加している。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

地方債の現在高は大規模事業等の実施により新たな借入を行う一方で、新規借入が償還額を下回るよう町債の借入を抑制していることもあり、令和5年度においては、前年度比-23百万円の5,362百万円となった。令和6年度以降は谷地区および瀬尻・久料谷地区治水事業が本格化しておりさらに増加することが見込まれ、将来負担比率の数値の悪化が懸念される。一方で地方債を交付税措置率の高い過疎対策事業債や辺地対策事業債などに限定しているため、基準財政需要額算入見込額も令和5年度において51百万円増加している。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)・令和5年度末の基金残高は、前年度比-21百万円の2,474百万円となっている。・これは、公共施設の老朽化に伴う更新や改修の実施に伴い基金の取崩を行ったこと等により、基金全体の取崩額が97百万円となったことが主な要因である。(今後の方針)・近年多発する災害や、将来見込まれる公債費の増、本町における喫緊の課題である公共施設の老朽化対策等、今後の財政需要の増大にも適切に対応していけるよう、一定額の基金残高を確保していく。

財政調整基金

(増減理由)・令和5年度末の基金残高は、前年度比+2百万円の621百万円となった。・これは、運用益収入の積立を行った一方で、財源不足に伴う取崩を行わなかったことが要因である。(今後の方針)・本町は一級河川「江の川」沿いに多くの集落があり、平成30年以降では浸水による被害が多発している。近年、取崩の実績はないものの、さらなる大規模な災害の発生等、不測の事態に備えるため、予算編成段階で地方債発行の抑制や経常経費の削減等による収支改善を図りつつ、現在の基金残高を維持していく。

減債基金

(増減理由)・令和5年度末の基金残高は、前年度比+13百万円の1,123百万円となった。・これは、繰上償還や公債費の増加による財源不足に伴う取崩を行わなかった一方で、運用益収入の積立を行ったことに合わせ、普通交付税で追加交付された臨時財政対策債償還基金費の交付額8百万円の積立を行ったことが要因である。(今後の方針)・近年実施した、谷地区治水対策事業や瀬尻・久料谷地区治水対策事業等の大規模な普通建設事業の財源として借入を行った地方債の元金償還が開始となることで、今後もさらに公債費が増加していく。近年、取崩の実績はないものの、公債費の増加により発生する財源不足に対応していくため、予算編成段階で地方債発行の抑制や経常経費の削減等による収支改善を図りつつ、現在の基金残高を維持していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設等総合管理基金:公共施設の維持管理(改修・除却・長寿命化等)・ふるさと創生積立金:自ら考え自ら実践する地域づくり事業の推進・ふるさと思いやり基金:ふるさと川本町の再生のため寄附金を活用した個性豊かな活力ある安全・安心のまちづくり事業を推進・定住促進基金:若年層を中心とした人材育成や定住促進に資する事業資金に充てる・森林環境整備基金:林業の成長産業化と森林資源の適切な管理(増減理由)・公共施設等総合管理基金:公共施設の更新や改修の実施により、前年度比-47百万円の580百万円となった。・ふるさと思いやり基金:ふるさと納税収入の増加により、前年度比+6百万円の4百万円となった。(今後の方針)・その他特定目的基金全体:公共施設等の老朽化対策や多額の負担が見込まれる特定の財政支出に備えるため、一定額を確保していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を30年間で30%削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の除却等を進めている。有形固定資産減価償却率は、類似団体の平均と同様に数値が上昇している。今後は個別に施設を分析していき、老朽化状況をより正確に把握したうえで施設の維持管理対策を行っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、近年実施したまちごと魅力化センター整備事業や悠邑ふるさと会館大規模改修事業等の大規模な普通建設事業に伴い、地方債現在高が増加していることが要因で、類似団体の平均より高い水準となっている。償還額とのバランスを考慮し地方債発行の抑制に努めていくと伴に、交付税算入率の低い地方債の繰上償還を実施する等地方債現在高の削減に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率については類似団体の平均より高い数値となっている。有形固定資産減価償却率が大田市と邑智郡3町で共同利用する新可燃ごみ共同処理施設整備事業の実施により、R2年度に全体数値が類似団体平均を下回ったが、その他の施設では依然として老朽化が進んでいる状況にあり、R5年度は1.7ポイントの上昇が見られた。個別に施設を分析していき、老朽化状況をより正確に把握したうえで、公共施設等総合管理基金を活用しながら計画的に維持管理対策を行っていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和5年決算における実質公債費比率は類似団体平均を上回っている。将来負担比率は、借入額を元利償還額が上回ったことにより地方債現在高が減額となったことや、余剰財源の積立等により充当可能基金が増額したこと等から、前年度同様に0.0%となった。実質公債費比率は、令和元年度、令和2年度に借入を行った地方債の償還が開始したこと等により、令和5年度の単年度比率は上昇したものの、令和3年度の比率を下回ったことから、対前年度0.4ポイント減の8.1%となった。地方債現在高の増加が要因で、どちらの数値も今後上昇していくことが見込まれるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

島根県川本町の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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