地域の概況
普通会計の構造(2024年度)
総額39.2億円
総額39.2億円
総額42.2億円
総額39.2億円
総額39.2億円
総額42.2億円
人口の減少や基幹産業である農業の減退、その他中心となる産業がないこと等により、財政基盤が弱く類似団体平均を下回っていたが、平成27年度国勢調査人口が5,000人を割り込んだことに伴い、類型区分が変更となり、平成27年度決算以降は類似団体平均とほぼ同程度で推移している。今後も農業の活性化等により産業振興を図るとともに、井川町自立計画(平成26年度終了)に基づきこれまで実施してきた行政の効率化や歳出の抑制に向けた取組を引き続き実行していくことで財政の健全化に努める。
令和6年度は、経常一般財源等【分母】においては地方交付税が対前年度比+3.0%、地方税が-5.6%となったものの、地方特例交付金等が+614.1%、地方消費税交付金が+2.1%となり全体としては+1.9%となった一方、経常経費充当一般財源等【分子】は経常的物件費充当一般財源等が前年度比+19.9%、繰出金が+9.0%となったものの、補助費等うち一部事務組合に対するものが+6.6%、人件費が+2.4%となったこと等により、全体として+5.4%となった。以上により比率は2.6ポイントの増の80.0%となったが、類似団体平均と比較して下回っている。今後も普通交付税の動向を注視しながら、更なる事務事業の見直しをすることで経常経費の削減に努めるとともに、特別会計も含めた地方債の繰上償還等を実施することで公債費や繰出金の抑制に努める。
類似団体平均と比較して低くなっているが、要因としては井川町自立計画に基づき職員数を大幅に削減してきたことにより人件費の歳出全体に占める割合が低いこと、ごみ処理業務の広域化、燃料や備品購入の入札制度の導入等により物件費の抑制が図られてきたことが挙げられる。ただし、1人あたりの決算額が年々増加しており、これは人口減少によるものが大きい。人口減少に歯止めがかからない現状においては、今後もこれらの取組を継続しつつ、加えて施設維持管理の適正化を図り、後年度の支出を抑制するとともに、県内町村による電算共同化を引き続き推進することにより各種電算システムに係る維持コストの低減を図る。
これまで本町では、井川町自立計画や井川町総合振興計画に基づき、業務の改善・合理化を図り、機構改革や組織の再編、新規採用抑制による職員削減及び早期退職の勧奨等を実施してきた結果、ラスパイレス指数は類似団体平均を下回ってきた。令和6年度は前年度より1.1ポイント減少しており類似団体平均を下回っている。これは年度間における年齢階層異動によるものである。今後も適正な人員管理に努めるとともに、人事院勧告に沿った運用を図る。
平成17年度から平成26年度にかけて井川町自立計画に基づき新規採用抑制による職員削減や早期退職の勧奨を実施してきたことで、人口千人当たり職員数は類似団体平均を下回っている。計画期間は終了しているが今後も引き続き井川町総合振興計画に基づき業務の改善・合理化を図り、適正な人員管理に努める。
既発債の繰上償還を実施してきたことにより比率は改善傾向にあったが、義務教育学校整備等大規模事業の元金償還が始まったことにより、平成28年度から類似団体平均を上回っていたところ、これまで実施してきた繰上償還等により元利償還金の額が減少したことから令和3年度より類似団体を下回っており、令和6年度も大幅に下回っている。上記既発債のほか平成29年度より新たに借入している過疎対策事業債の元金償還も始まっていることから公債費の増加が見込まれるため、引き続き下水道事業など公営企業会計を含めて繰上償還や低利、無利子資金への借換等を推進することで、比率の抑制を図る。
公営企業債も含めた地方債の繰上償還の実施や基金の積増等により平成24年度から比率なしとなっている。これまでの計画的な繰上償還の実施と地方債発行額の抑制により、地方債現在高は減となっている。今後も計画的な繰上償還の実施と合わせて事業の精選による地方債発行額の抑制を図るとともに、適正な基金運用により財政の健全化に努める。
平成17年度から平成26年度にかけて井川町自立計画に基づき新規採用を抑制したことにより職員数は減少し、人件費の比率は類似団体平均を下回っている。令和6年度は給与水準の上昇により前年度比0.1ポイント増加している。今後も井川町総合振興計画に基づき業務の改善・合理化を図り、適正な人員管理に努める。
施設管理費の徹底した節減や町村電算共同化など一部事務組合等の広域行政を推進するなどして経常経費の抑制に努めており、類似団体平均を下回っている。令和6年度は庁用事務パソコンの購入等により前年度と比較し1.8ポイントの増となっている。今後も同様の取組を進めながら、更なる節減を図っていく。
人口の減少により、平成27年度に類型区分が変更になったことから、平成27年度から平成28年度までは、類似団体平均と同程度となっていたが、平成29年度から令和5年度までは、児童手当の減により下回っている。令和6年度は、介護給付サービスの利用者増により障害関係給付費が増加しており、類似団体平均をわずかに上回っている。今後も資格審査等の適正な執行に努めるとともに健康増進事業を推進することで、扶助費の抑制を図っていく。
その他にかかる経常収支比率が類似団体を上回っているのは、積立金の増加が主な要因である。今後の公共施設等の老朽化に伴う大規模改修に備えるための公共施設等整備基金や財政調整基金への積み立てによるものである。
平成27年度から電算共同化対象事務範囲の拡大で一部事務組合負担金が増加した。令和4年度には下水道事業会計が法適化となり同事業会計への補助金が皆増となったこと等から類似団体平均を上回った。令和6年度は、類似団体平均をわずかに上回っていた令和5年度に比べ0.1ポイントの増となったものの、類似団体平均が増となったことから類似団体平均をやや下回っている。町単独の補助金については、今後も事業の精査により適正な執行を努めていく。
平成二十年代から令和2年度にかけては、義務教育学校整備や公共施設耐震化等の大型事業が集中したことから公債費が増加し、類似団体平均よりやや高い状態で推移していたが、計画的な繰上償還の実施により令和3年度以降は類似団体を下回っている。今後も計画的な繰上償還や低利資金への借換を積極的に実施し、また事業の精選により地方債発行額の抑制を図ることで、財政の健全化に努める。
主に庁用事務パソコンの購入等による物件費の増により前年度比3.1ポイント増加しているが、引き続き類似団体平均をわずかに下回っている。今後も井川町総合振興計画に基づき業務の改善・合理化を図り、適正な人員管理に努めるとともに、公営企業債の繰上償還や低利資金への借換に伴う繰出金の抑制に努める。
議会費の住民一人当たりのコストは16,120円で前年度から1,883円増加している。これは議員報酬の増額によるものである。商工費の住民一人当たりのコストは5,072円で前年度から1,468円増加している。これは中小企業経営安定資金利子助成事業の増によるものである。消防費の住民一人当たりのコストは73,138円で前年度から30,712円増加している。これは備蓄倉庫整備事業の皆増によるものである。災害復旧費の住民一人当たりのコストは30,954円で前年度から19,570円増加している。これは令和5年豪雨災害による災害復旧事業費(繰越明許分)の増によるものである。公債費の住民一人当たりのコストは69,474円で前年度から24,149円減少している。これは繰上償還金の皆減によるものである。類似団体平均との比較では災害復旧費を除くいずれの経費についてもコストは下回っている。特に類似団体平均との差がある総務費については、これまでの職員数の削減による人件費の抑制が主な要因である。また商工費については企業・商店等が極めて少なく、観光資源も乏しく事業規模が他の費目より小さくなっていることから、今後は特産品開発や町のPR事業を推進し商工観光の活性化を図っていく。
類似団体内順位79位/ 94団体
類似団体内順位33位/ 94団体
類似団体内順位54位/ 94団体
類似団体内順位10位/ 94団体
類似団体内順位81位/ 94団体
類似団体内順位87位/ 94団体
類似団体内順位94位/ 94団体
類似団体内順位1位/ 94団体
類似団体内順位82位/ 94団体
類似団体内順位91位/ 94団体
類似団体内順位16位/ 94団体
類似団体内順位91位/ 94団体
類似団体内順位75位/ 94団体
類似団体内順位84位/ 94団体
歳出決算総額は、住民一人当たり942,843円となっている。項目別でみると、物件費の増は庁用パソコン購入が主な要因である。普通建設事業費の増は備蓄倉庫整備事業費の皆増が主な要因となっている。災害復旧事業費の増は令和5年梅雨前線豪雨による現年災害復旧事業(繰越明許分)の増によるものである。投資及び出資金の増は、株式会社イカワプラスへの会社設立出資金の皆増が主な要因である。公債費の減は償還完了が主な要因である。類似団体平均との比較では、ほとんどの経費についても下回っている。今後も、これまで実施してきた適正な人員管理による人件費の抑制や公営企業債への繰上償還、低利資金への借換に伴う繰出金の減少等によりコストの軽減を図る。
類似団体内順位92位/ 94団体
類似団体内順位90位/ 94団体
類似団体内順位16位/ 94団体
類似団体内順位21位/ 94団体
類似団体内順位93位/ 94団体
類似団体内順位81位/ 94団体
類似団体内順位1位/ 94団体
類似団体内順位56位/ 94団体
類似団体内順位59位/ 94団体
類似団体内順位51位/ 94団体
類似団体内順位84位/ 94団体
類似団体内順位56位/ 94団体
類似団体内順位80位/ 94団体
類似団体内順位38位/ 94団体
類似団体内順位1位/ 94団体
財政調整基金残高については前年度より203百万円増加したことから、比率は8.01ポイント上昇している。迅速かつ的確な対応が求められる事業の実施にあたっては今後も適時取り崩しを行うことにはなるが、これまで同様歳出の抑制に努めることで歳計剰余金を確保し、毎年着実に積み立てを実施していくこととしている。実質収支額については、前年度から33百万円減少し比率が1.57ポイント下降した。実質単年度収支については、繰上償還の未実施や財政調整基金積立金の増等から、前年度から88百万円増加し比率も3.59ポイント増加と引き続き黒字を確保している。今後も計画的な基金運営に努めるとともに、適切な定員管理や事務事業の見直しを継続し黒字の確保に努める。
平成20年度以降、一般会計及び全ての特別会計において赤字は生じていない。一般会計では普通建設事業費や災害復旧事業費の増加により黒字額の比率が1.57ポイント下がった。水道事業会計では総係費の増により黒字額の比率が下がった。介護保険事業特別会計では介護給付費の減少により引き続き黒字傾向である。今後も各会計において人件費や公債費等の経常経費の抑制を図り、適正な財政運営、企業経営に努めていく。
元利償還金は義務教育学校整備事業や施設耐震化等の緊急防災・減災事業に係る元金償還が始まった平成26年度から増加傾向にあった。しかし繰上償還や低利又は無利子資金への借換を計画的に実施してきたことにより平成30年度から減少傾向にある。下水道事業等に係る公営企業債の元利償還金に対する繰入金については基準内繰入額の減少により前年度から減少している。今後は上記事業債の他に平成29年度より新たに借入している過疎対策事業債の元金償還も始まることから公債費の増加が見込まれるため、最良な借入条件や適正な償還期間の設定により、公債費の平準化に努める。
本町では、満期一括償還の地方債を発行していないため、減債基金残高と減債基金積立相当額に該当する数値はありません。
将来負担額(A)は前年度より262百万円増加しているが、これは一般会計等に係る地方債の現在高及び組合等負担等見込額が増加したことが大きい。充当可能財源等(B)は前年度より538百万円増加しているが、これは充当可能基金及び基準財政需要額算入見込額が増加したためである。将来負担比率の分子(A)-(B)は平成24年度以降マイナスとなっているが、引き続き計画的な基金運用や地方債発行に努め地方債現在高の増加を抑制していく。
(増減理由)基金全体額は、3,744百万円で前年度から306百万円増加している。これは財政調整基金に203百万円積み立てたことが大きな要因となっている。(今後の方針)近年実施した耐震化事業等の元金償還が始まっており、今後も公債費は高水準で推移するため、できる限り減債基金への積み立てを実施し、公債費の財源としていきたい。その他特定目的基金においては、公共施設等の老朽化が進んでいることから、今後の改修に備えて公共施設等整備基金に積み立てる。また、子育て支援の充実と安定的な実施を目的に安心子育て支援基金に積み立てるとともに、毎年必要額を取り崩しながら事業を実施していく。
(増減理由)財政調整基金の現在高は、703百万円で前年度から203百万円増加している。これは災害や経済変動などによる財源不足が生じた際に補うものとして積み立てを行ったためである。(今後の方針)迅速かつ的確な対応が求められる事業の実施に備え、その財源として積み立てを実施していく。
(増減理由)減債基金の現在高は、576百万円で前年度から1百万円増加している。これは近年実施した耐震化事業等の元金償還が始まり、今後も公債費は高水準で推移するため、急激な負担増に備えて積み立てたものである。(今後の方針)今後は過疎債はじめ償還金が増えることから取り崩して償還金の原資としたい。上記負担増に備えて、できる限り積み立てを実施していく。
井川町では、今後の公共施設等の老朽化に伴う大規模改修に備えての公共施設等整備基金や小中学校教育及び幼稚教育の充実・向上を図るための井川っ子教育推進基金、雇用や就業の機会の創出及び生活や就労相談を支援することを目的とした事業に充当するための地域雇用推進対策基金など全部で12基金ある。(増減理由)その他特定目的基金の総額は、2,465百万円で前年度から102百万円増加している。これは老朽化が進む公共施設等の適正管理に備えて新たに公共施設等整備基金を整備し101百万円積み立てたことが主な要因である。(今後の方針)子育て支援の充実と安定的な実施を目的に安心子育て支援基金に積み立てる。海外修学旅行や公営塾の原資として井川っ子教育推進基金にも積み立てるとともに、毎年必要額を取り崩しながら事業を実施していく。また公共施設等の老朽化が進んでおり、今後の改修に備えて公共施設等整備基金への積み立てを予定している。
これまで老朽化の進んでいた2ヵ所の診療施設、幼稚園・保育園、小中学校の統合を行ってきたほか、計画的に施設の維持・更新に取り組んできたものの、比較的古い建物が多いことから、近年全体として類似団体平均を上回っていたが、令和5年度は大幅に減少し、類似団体平均を下回った。これは当該年度中に固定資産台帳の精緻化を実施した結果、道路(工作物)において再調達価格による再登録により資産評価額が大幅に増加したためである。今後も、有形固定資産減価償却率の高い公営住宅や児童館について施設の長寿命化を図るため、必要な改修を実施していくとともに、他の施設についても、井川町公共施設等総合管理計画に基づき予防保全のための改修を実施することで施設の長寿命化を図っていく。
類似団体内順位41位/ 91団体
地方債の繰上償還の実施等により地方債現在高が年々減少しているため、償還可能年数は類似団体平均を大きく下回っている。今後は、老朽化が進む施設の改修事業等の実施により、地方債残高の増加に伴う債務償還可能年数の増加が見込まれる。引き続き計画的な地方債の繰上償還の実施と事業の精選により地方債発行額の抑制を図るとともに、経常経費の削減により基金等充当可能財源の確保を図る。
類似団体内順位1位/ 94団体
これまでの井川町自立計画に基づく職員数削減、地方債の繰上償還や事業の精選により地方債現在高を減少させてきた結果、将来負担比率は平成24年度から比率なしとなっている。有形固定資産減価償却率については、比較的古い建物が多いことから、近年全体として類似団体平均を上回っていたが、令和5年度は大幅に減少し、類似団体平均を下回った。これは当該年度中に固定資産台帳の精緻化を実施した結果、道路(工作物)において再調達価格による再登録により資産評価額が大幅に増加したためである。今後も引き続き計画的な地方債の繰上償還の実施と事業の精選により地方債発行額の抑制を行い、将来負担額の抑制を図るとともに、井川町公共施設等総合管理計画に基づき、施設の長寿命化を進めていく。
将来負担比率は平成24年度から比率なしとなっている。実質公債費比率については既発債の繰上償還等により比率の抑制に努めてきた結果、比率は近年減少傾向にあり、類似団体平均を下回っている。今後も、引き続き下水道事業など公営企業会計を含めて繰上償還や低利、無利子資金への借換等を推進することで、実質公債費比率の上昇の抑制を図るとともに、両比率を注視しながら、公共施設等の長寿命化に取り組んでいく。
有形固定資産減価償却率が類似団体平均を上回っているのは、道路、橋りょう・トンネル、学校施設を除いた施設となっている。特に公営住宅については古いものでは建設から30年以上が経過し、大規模改修を実施していない住宅が多くなっている影響で、類似団体との比較でもかなり高い比率となっている。また、道路と橋梁・トンネルについては大きく減少、認定こども園・幼稚園・保育所については大きく増加しているが、これは当該年度に実施した固定資産台帳の精緻化により大幅な変動が生じたもので、次年度決算においては解消され大幅な変動は生じない。児童館については建設から35年以上が経過しているが、現在建て替えの予定もないことから、引き続き長寿命化の観点から必要な改修を実施していく。公民館については償却率が年々増加しており、平成30年度から類似団体平均を上回る結果となった。今後も長寿命化の観点から必要な改修を実施していく。他の施設については、井川町公共施設等総合管理計画に基づき、長寿命化を図るとともに維持管理経費の削減に努めていく。
類似団体内順位26位/ 91団体
類似団体内順位25位/ 85団体
類似団体内順位82位/ 87団体
類似団体内順位60位/ 82団体
類似団体内順位20位/ 89団体
類似団体内順位14位/ 18団体
類似団体内順位32位/ 62団体
有形固定資産減価償却率が類似団体平均を大きく上回っているのは市民会館となっている。これは町の農村環境改善センターが建設から40年以上経過していることが要因である。建物は現状使用するには問題ない状態であるが、将来の人口減少を踏まえて施設規模や更新の方向性を検討していく。また、一般廃棄物処理施設と消防施設が当該年度より表記されていること、福祉施設が大きく増加しているのは固定資産台帳の精緻化に伴い既存施設の分類が変更となったためで、次年度決算においては解消され大幅な変動は生じない。当該施設ならびに他の施設については、井川町公共施設等総合管理計画に基づき、長寿命化を図るとともに維持管理経費の削減に努めていく。
類似団体内順位23位/ 68団体
類似団体内順位13位/ 66団体
類似団体内順位28位/ 45団体
類似団体内順位44位/ 67団体
類似団体内順位5位/ 47団体
類似団体内順位68位/ 80団体
類似団体内順位30位/ 91団体
一般会計等の資産総額は、前年度比+1,773百万円(+15.99%)の12,860百万円である。これは当該年度中に固定資産台帳の精緻化を実施した結果、道路(工作物)において再調達価格による再登録により資産総額が大幅に増加したことが主な要因となっている。負債総額は、地方債等の減少により前年度比△104百万円(△4.40%)の2,257百万円である。全体会計の資産総額は、前年度比+1,611百万円(+9.61%)の18,376百万円である。一般会計等の資産総額増が主な要因となっている。負債総額は、前年度比△279百万円(▲5.10%)の5,193百万円である。一般会計等の負債総額減のほか、下水事業特別会計と水道事業会計の固定負債の減が主な要因となっている。連結会計の資産総額は、全体会計と同様の要因から+1,576百万円となっている。負債総額も、全体会計と同様の要因から△183百万円となっている。
一般会計等の純行政コストは、固定資産台帳精緻化に伴う多数の資産に関する除却や修正により前年度比+10,432百万円(+372.70%)の13,231百万円となった。なお、固定資産台帳精緻化に伴う大幅な変動は今年度のみで解消し、次年度以降での大幅な変動はない見込みである。全体会計の純行政コストは、前年度比+15,949百万円(+383.39%)の20,109百万円となった。前年度との差額の主な要因は、一般会計等と同様である。また、一般会計等の純行政コストと比較して+6,878百万円である。主な増加要因は、一般会計等と同様である。連結会計の純行政コストは、前年度比+16,094百万円(+302.30%)の21,418百万円となった。前年度との差額の主な要因は、一般会計等と同様である。また、全体会計の純行政コストと比較して+1,309百万円である。主な増加要因は、秋田県後期高齢者医療広域連合の移転費用の補助金等の計上によるものである。
一般会計等では、純行政コスト(13,231百万円)が税収等の財源(3,152百万円)を大幅に上回ったことから、本年度差額は△10,078百万円となり、純資産残高は10,603百万円となった。全体会計では、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計などの介護保険料や後期高齢者医療保険料、国民健康保険税が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等を加えた財源が1,355百万円多くなっているものの、純行政コスト(20,109百万円)が税収等の財源(4,507百万円)を大幅に上回ったことから本年度差額は△15,602百万円となり、純資産残高は13,183百万円となった。連結会計では、前年同様、秋田県後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、全体会計と比べて財源が1,300百万円多くなっており、本年度差額は△15,610百万円となり、純資産残高は13,621百万円となった。
一般会計等の業務活動収支は、臨時収入が皆減となったことで、前年度比△147百万円(△18.58%)の644百万円となった。投資活動収支は、防災・安全事業今戸海老沢線改良舗装工事などによる公共施設等整備費支出が、国県等補助金収入を上回ったことで、前年度比△1百万円(△0.17%)の△592百万円となった。財務活動収支は、地方債等発行収入が+74百万円、地方債償還支出が+60百万円と増加し、前年度比+13百万円(+11.71%)の△98百万円となった。全体会計の業務活動収支は、前年度比△178百万円(△17.64%)の831百万円となった。一般会計等と比較して、主に国県等補助金収入により+187百万円となっている。投資活動収支は、前年度比△92百万円(△16.03%)の△666百万円となった。財務活動収支は、前年度比+43百万円(+15.47%)の△235百万円となった。一般会計等と比較して△137百万円である。下水道事業会計で、地方債償還支出が地方債発行収入を上回ったことが主な減少要因である。
住民一人当たり資産額は、ここ数年増加傾向となっており、令和5年度は298.4万円となった。公共施設等整備基金はじめ基金積立金の増が資産の減(減価償却分)を上回ったことが主な要因となっている。歳入額対資産比率については、固定資産の増加等により前年度比0.27年の増となった。有形固定資産減価償却率は、前年度までは類似団体平均値を上回っていたが、今年度大きく減少し類似団体平均を下回った。これは当該年度中に固定資産台帳の精緻化を実施した結果、有形固定資産総額が増加するとともに、減価償却累計額が減少したことが主な要因となっている。ただし、施設の老朽化に伴い今後比率の上昇が見込まれることから、井川町公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化対策を講じて、公共施設等の適正管理に努める。
純資産比率は、前年度まで類似団体平均値を若干下回っていたが、前年度比3.7ポイントの増加となり類似団体平均を上回った。これは当該年度中に固定資産台帳の精緻化を実施した結果、資産・純資産ともに増加したことが主な要因となっている。今後も将来世代と現世代の世代間の負担分担のバランスを見ながら、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、資産の更新や形成を図る。将来世代負担比率は、前年度まで類似団体平均値を上回っていたが、今年度わずかに下回った。これについても、当該年度中に実施した固定資産台帳の精緻化により有形・無形固定資産合計が大幅に増加したことが主な要因となっている。ただし、今後も施設の老朽化が進んでいくことから、新規に発行する地方債の抑制や繰上償還を行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。
住民一人当たり行政コストは、類似団体平均値を大きく上回り、前年度比+243.2万円の1,323,054万円となっている。主な増加要因は、今年度実施した固定資産台帳精緻化に伴う多数の資産に関する除却や修正による臨時損失であることから、今年度限りで解消し次年度以降での大幅な変動はない見込みである。
住民一人当たり負債額は類似団体平均値を下回り、前年度比△1.4万円の52.4万円となっている。主な減少要因は、地方債(前年度比△207百円)の減少である。基礎的財政収支は、業務活動収支の黒字が投資活動収支の赤字を上回り、当該値は338百万円(前年度比△175百万円)と減少している。業務活動収支では、国県等補助金収入が増となったものの、業務費用支出の増や臨時収入の皆減により、前年度比△147百万円となった。投資活動収支では、主に公共施設等整備費支出の増加(前年度比+185百万円)により、収支が前年度比△28百万円となった。
受益者負担比率は、類似団体平均値を下回っており、前年度より0.1ポイント下がっている。
秋田県井川町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。