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地方財政ダッシュボード

奈良県十津川村の財政状況(2020年度)

奈良県十津川村の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

十津川村水道事業簡易水道事業水道事業簡易水道事業

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(令和2年10月1日現在、45.8%)に加え、村内に中心となる産業がないため財政基盤が弱く、類似団体平均を下回る状況が続いている。今年度は森林環境譲与税が増額されたことで、前年度から0.01増加し、類似団体平均と同率になった。平成29年度に実施した組織の見直し(9課、1室、1事務所体制から2課減の7課、1室、1事務所体制)による、事務効率化の成果が表れつつある中で、十津川村総合計画の重点プロジェクト推進に努め、活力あるむらづくりを展開することで、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

近年、学校建設に伴う公債費の増加と、特別会計への繰出金の増加により、経常収支比率は類似団体平均を上回り、年々悪化してきている。今年度は経常一般財源である普通交付税の増額などにより、前年度から8.9%改善したものの、依然として類似団体平均よりも高くなっている。今後は、十津川村公共施設等総合管理計画に基づき、令和27年度までに公共建築物の延べ床面積の約9%を減少させるなど、事業の見直しを進めるとともに、すべての事業の優先度を厳しく点検し、優先度の低い事業については、計画的に廃止・縮小を進め、経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、本村の面積が広いことが要因である。人件費においては、主に各地域に点在する施設や道路の管理などに対する経費が嵩んでいること、物件費においては、主に各地域を結ぶバスの運行やごみ収集などの業務の委託経費が嵩むことによる。経年の比較においては、人口が減少しているのに対して、合計額が増額傾向にあることから、事業の見直しを進め、コストの縮減を図っていく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

過去から概ね横ばいで、類似団体平均と比較して1.8ポイント程度低い水準で推移していたが、今年度は職員の年齢構成の分布に変動があったため、更に減少している。今後も適正な給与水準に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

ごみ・し尿収集の民間委託等は行っているものの、村の面積が広大で、類似団体平均と比較し、保育所やそれ以外の公共施設の管理に対して多くの人員を配置する必要があることから平均を上回っている。今後は、平成29年度中に実施した組織の見直しによる、事務の効率化を更に進めるとともに、十津川村公共施設等総合管理計画による施設の削減などにより適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

これまで類似団体平均を下回る傾向が続いていたが、平成22~23年度の中学校建設に係る地方債の償還に伴い上昇しており、平成30年度には類似団体平均を上回り、今年度は8%となっている。令和5年度が地方債の償還額のピークとなる予定であり、大規模な事業計画の整理・縮小を図るなど、地方債依存型の事業実施を見直したい。

将来負担比率の分析欄

これまで、学校建設による地方債残高の増並びに財政調整基金及び減債基金の取り崩しにより類似団体平均を上回ってきたが、地方債の発行抑制と償還に伴い、将来負担額が減少したことでの平成27年度以来のマイナスとなった。今後も地方債の発行を伴う事業の見直しを中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、例年、類似団体平均と比べて低い水準にあったが、平成29年度以降、専門職員の採用などにより、昨年度は、類似団体平均を一時的に上回った。平成29年度中に実施した組織の見直しによる事務の効率化の効果が表れつつあることから、今後の人件費の削減につなげたい。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率が類似団体平均に比べ大きく高止まりしているのは、類似団体平均と比較し、本村が村営バスの運行や、ごみ・し尿収集を委託していることによるものである。今年度から賃金が廃止となったことにより指標は改善しているが、事業内容の精査など見直しによるコスト削減が必要となっている。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回る傾向にある。今後とも適切な支出と見直しを進めていきたい。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金が主な要因であり、特に簡易水道事業への繰出金が増加している。今後、簡易水道事業については経費を節減するとともに、独立採算の原則に立ち返った料金の値上げによる健全化を目指すことなど、地方交付税を主な財源とする普通会計の負担額を減らしていくよう努める。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率が類似団体平均を下回っており、平成29年度を境に減少傾向にある。今年度からは予算の組替を行い、これまで基金として積み立てていた歳入を財源として事業費に直接充当するなどしたため大きく減少した。全体では依然として、奈良県広域消防組合等への負担金が多くを占めている。今後は村で実施する事業において、必要性の低い補助金は見直しや廃止を行う方針である。

公債費の分析欄

近年、学校統合による建設事業が集中したことにより、地方債の元利償還金が膨らんでおり、公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を0.9ポイント上回っている。今後も増加傾向にあり、そのピークは令和5年度になると見込まれ、それまでは非常に厳しい財政運営となることが予想される。そのため、新たな施設整備や道路建設事業の精査など、地方債の新規発行を抑制していく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、物件費が主な要因である。平成26年度以降、増加傾向が続いていたが、今年度は経常一般財源である普通交付税の増額等により、指標が改善している。今後は各費目において事業の見直しが必要となっている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

平成28年度以降財政調整基金の取り崩しによる財政運営が続いており、近年度は取り崩しを回避したが、基金の減少傾向は続いている。また、実質単年度収支は6年連続マイナスとなっており、自主財源が乏しく歳入の大幅な改善は見込めないことから、事業見直しなど歳出の削減を進め、健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

連結実質赤字比率は全会計において黒字であるため赤字額は計上されていない。しかしながら簡易水道事業特別会計などは、一般会計からの繰出金により黒字となっているものであり、各会計において事業や料金体制の見直しなども含めた検討が必要となっている。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金は昨年度から横ばいとなっているが、簡易水道事業特別会計の元利償還金に対する繰入金、組合に対する負担金等は年々増加しているため、実質公債費比率(分子)は増加を続けている。今年度以降は、小学校建設に係る地方債の元金償還が始まることで更なる増加が見込まれる。本村は過疎対策事業債、臨時財政対策債など算入率が高い地方債の借入が主であるため、普通交付税に算入される公債費の金額も大きいが、償還金総額の増加に伴い、償還金と算入額との差額も増加しており、大きな負担となっている。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

平成27~28年度の小学校建設に係る地方債の増加に加えて、平成28年度からは基金の取り崩しが増えたことで、将来負担比率がプラスに転じる結果となった。それ以降、地方債の発行を抑制してきたことで今年度にはマイナスとなった。今後も地方債の発行を伴う事業の見直しを中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)「財政調整基金」、「減債基金」はともに、わずかな額ではあるが積み立てすることができた。しかし、「旧貯木場運営基金」約1億3千万円などを取り崩したこと等により、基金全体としては47百万円の減となった。(今後の方針)各基金は年々減少しており、特に財政調整基金の減少は顕著である。災害への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、これ以上の取り崩しを抑制するよう努めたい。

財政調整基金

(増減理由)今年度は取り崩しが無く、わずかながら基金の運用益を積み立てすることができた。(今後の方針)災害への備え等のため、過去の実績等を踏まえ、取り崩しを抑制するよう努めたい。

減債基金

(増減理由)これまで一部の補助金と同額を基金として積み立てていたが、今年度から取りやめた。また、取り崩しがなかったことから同額となっている。(今後の方針)今後の借入を考慮すると令和5年度に地方債償還のピークを迎えるため、それに備えて毎年度計画的に積み立てと、新たな借入の抑制を行っていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)旧貯木場運営基金:木材の生産、流通販売及び加工等々に必要な土地の購入、施設の設置、運営に要する経費公共施設整備基金:公共施設の整備事業(増減理由)旧貯木場運営基金:木材の生産のための事業費として1億3千万円を取り崩し、年度末に6千万円を積み立てたことで減少している。公共施設整備基金:事業費として5千万円を取り崩したことで減少している。(今後の方針)旧貯木場運営基金:林業の活性化に向けた事業に向けて積み立て予定。公共施設整備基金:今後予定される施設整備計画に向けて積み立て予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体平均と比べて7.3%高くなっているが、本村の有形固定資産のうち、79.1%が道路及び橋梁・トンネルなどのインフラ資産であり、その償却済資産の割合が高いことによる。これらの資産を安全かつ低コストで維持管理していくため、平成28年度に橋梁の長寿命化計画を更新した。また、平成30年度にトンネル及びシェッド長寿命化計画を策定しており、効果的かつ効率的なインフラ資産の運用をすべく計画に基づいて老朽化対策をしていく。

債務償還比率の分析欄

平成28年度以降、地方債残高の減少に伴い、将来負担額も減少傾向にある。今後も将来負担額は減少していくことが見込まれるが、経常経費充当財源等は増加傾向にあるため、更なる地方債の新規発行の抑制と、経常経費の圧縮に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

令和2年度は地方債の残高が減少したことなどにより、将来負担比率がマイナスとなった。その一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも7ポイント以上高く、上昇傾向にある。主な要因としては、有形固定資産の約8割を占めるインフラ資産の有形固定資産減価償却率が高く、老朽化が進んでいる事が挙げられる。長寿命化計画等に基づき、今後、老朽化対策に積極的に取り組んでいく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率はどちらも類似団体と同等となっている。平成30年度からは、新規の地方債の発行を抑制したことにより将来負担比率は減少し、今後も減少が見込まれるものの、実質公債費比率は、今後地方債の元金償還が始まることによる増加が見込まれることから、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

奈良県十津川村の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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