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地方財政ダッシュボード

静岡県御前崎市の財政状況(2023年度)

静岡県御前崎市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

御前崎市水道事業末端給水事業病院事業市立御前崎総合病院下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

本市は、大型事業所(発電所)の立地により多額の税収が見込めることから、類似団体を上回る財政力となっている。市税の約7割ほどを固定資産税が占めており、その中でも償却資産からの税収が大きくなっているが、償却資産の減価償却による減収が大きく、市税の減収傾向は続いている。市税としては平成18年度の115.6億円をピークに令和5年度は70億円まで減少している。安定した財政基盤を築くため、移住定住の促進や産業誘致の政策だけでなく、公共施設の統廃合による集約化や広告収入のなどの新たな財源の確保を含め、持続可能な財政運営に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、前年度から1.6ポイント上昇したが、類似団体と比較すると低い水準である。上昇した要因は、人事院勧告による経常経費である人件費のベースアップの他、給食センターや中学校の償還が据置き期間が終了して元金償還が開始されたことで分子となる公債費が前年度から1億2,869万円増額になったことによる。また、臨時財政対策債が前年度から9,511万円減額となり、分母となる一般財源の減少も影響している。経常的な経費は前年度と比べ一般財源ベースで1億9,036万円増額となっていることから、既存事業の見直しを行い歳出の削減に努める必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

決算額は、前年度から3,161円増加し、類似団体平均値を上回っている。決算額が増加したのは、ふるさと納税業務に係る経費の増額や、コロナ禍が明け市民プールの運営が再開されたことで公共施設の指定管理料が増額したことが主な要因である。物価高騰の影響を受け、今後も物件費の増加が見込まれるため、物件費を多く占める第3セクターへの指定管理料の見直しを検討していく必要がある。人件費については、保育園等の民営化を進めることや、DXの推進により業務の効率化を図り、人件費の削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度より0.2ポイント下降となった要因は、年齢層が高い職員の退職が多かったことが主な要因である。類似団体と比較して同じ水準にある。今後も、人事院勧告に沿った給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体と比較して2.58ポイント高い水準にある。これは、直営の保育園や幼稚園、こども園が多く、職員数が多いことが主な要因である。また、前年度より0.1ポイント減った主な要因は、定員管理計画による削減目標に向けて職員数の減員を図ったことが主な要因である。今後は、保育園等の民営化を進めることや、DXの推進により業務の効率化を図り、適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

過去からの起債抑制策により公債費負担が少ないことから、例年、実質公債費比率は類似団体を大きく下回っているが、前年度と比較して0.9ポイント上昇している。上昇した要因は、実質公債費比率の分子を構成する地方債の元利償還金の額が、据え置き期間終了し元金償還が開始されたことにより前年度に比べ1億2,925万円増加したことによる。近年、市税の減収などから市債の発行額は増加傾向にあり、中期的に公債費の増加が見込まれるため、今後も実質公債費比率は上昇していく見込みである。過度に市債に依存することなく、低水準で推移できるような計画的な財政運営に努めていく。

将来負担比率の分析欄

過去からの起債抑制策により、市債残高が少ないことに加え、将来負担額を上回る充当可能財源があることから、将来負担比率はマイナスとなり、算定されていない。しかし、近年、市税の減収などから基金の取崩額や市債発行による市債残高が増加しており、今後このような傾向が続けば比率が正の数となる。今後は過度に基金や市債に依存することがないよう、当初予算編成時に起債の発行限度額を定めるなどの抑制策を含め、計画的な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

類似団体と比較して3.6ポイント高い水準にある。これは、直営の保育園や幼稚園、こども園が多く、職員数が多いことが主な要因である。また、前年度より1.0ポイント上昇した主な要因は、人事院勧告による職員給与のベースアップ及び、新型コロナウイルス感染症の影響から、経済社会活動の正常化が進み、各種イベントや事業が開催できたことにより、業務量が増加したことが主な要因である。

物件費の分析欄

類似団体と比較し高い水準にあるが、前年度から0.5ポイント下降した。高い水準にあるのは、第3セクター(市民プールやケーブルテレビ)への経常的に支出する指定管理料が多額であることが要因である。前年度から下降した要因は、分母となる一般財源が増加したことによる。今後、事業範囲の縮小や事業のあり方などを検討し、施設の利用料の見直しなども含め指定管理料の削減に努めていく。

扶助費の分析欄

類似団体と比較して低い水準にあり、前年度から0.3ポイント下降している。民間保育園の運営費や福祉サービスの利用者の増加により扶助費は前年度よりも増加しているが、分母となる一般財源が増加したことにより前年度から0.3ポイント下降する結果となった。一方で、今後も、高齢化に伴い高齢者に係る扶助費が増加していくと見込まれるため、他の経費の削減などを行い、財源の確保に努めていく。

その他の分析欄

類似団体と比較し低い水準にあるが、前年度から0.2ポイント上昇した。主な要因としては、分母を構成する臨時財政対策債が減少したことの影響による。今後、施設の老朽化による施設の維持補修費の増加が見込まれるため、施設機能の集約化・廃止などを検討し、適正な施設管理を進め、財政の圧縮に努める。

補助費等の分析欄

類似団体と比較して高い水準にあるが、前年度から0.3ポイント下降した。下降した要因は、分母となる一般財源が増加したことに加え、既存事業における補助金制度の縮小、廃止により補助費等に含まれる経費が減少したことによる。高い水準にあるのは、病院や下水道の施設を設置した当時よりも本市の人口が減少したことにより、人口規模に対する施設規模が大きくなり、負担が多額となっているためである。上下水道料金の改定により改善が見込まれるが、病院については収益の悪化が続いているため、病院のあり方の見直しや経営改善を進めていく必要がある。

公債費の分析欄

過去からの起債抑制策により、例年、類似団体より経常収支比率に占める割合は小さい。これは過去の大型事業の大半を市債に頼らず、電源立地地域対策交付金などにより対応してきたことによる。近年、市税の減収などから電源立地地域対策交付金は経常的な歳出に充当されていることもあり、市債の残高は増加傾向にあるため、中期的に公債費の増加が見込まれ比率の上昇が予測される。今後、市債の償還に充てられる財源の割合が大きくなることが見込まれることから、適切な市債管理に努め、あわせて既存事業の見直しを行い歳出の削減や効率化、歳入確保などを図り、バランスのとれた財政運営に努めていく。

公債費以外の分析欄

前年度よりも0.1ポイント上昇しており、類似団体よりも高い水準となる。高い水準にあるのは、人件費や物件費の経常収支比率に占める割合が大きいことによる。これは、直営の保育園や幼稚園、こども園が多く、職員数が多いことに加え、第3セクターへの指定管理料や公営企業への負担が大きいことが主な要因である。市債残高が増加傾向にあり中期的に公債費の上昇が見込まれることから、主な要因となっている第3セクターや公営企業のあり方や適正な規模について検討していく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

令和5年度末の財政調整基金残高は、3.2億円を積立てたが5.1億円の取崩しにより前年度から1億8,808万円減少し33億8,180万円となり、標準財政規模に占める割合は2.15ポイント下降した。本市は平成28年度から財政調整基金の取崩しを行っており、以降、基金への依存傾向が顕著になっているため、新たな財源の確保や既存事業の見直しによる歳出の削減を進めている。実質収支額は、補助金制度の見直しなどによる歳出の削減により前年度よりも1億1,976万円増加となり、1.35ポイント上昇した。実質単年度収支については、普通交付税の追加交付による基金の積立額の増加と取崩額の減少により前年度よりも3億1,159万円増加したことで標準財政規模に占める割合が3.54ポイント上昇したが、依然赤字が続いている。近年、約5億円規模の財政調整基金の取崩しが続いているため、事業規模の縮小や見直しによる歳出の削減だけでなく、病院などの公営企業や市民プールなどの公共施設のあり方など、政策的な決定をしていき、事業費の削減に努める必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

令和元年度から令和5年度において、いずれの会計でも赤字額は発生していない。会計全体では黒字額が前年度に比べて下降しているが、これは病院事業会計、下水道事業会計の比率が下降していることが要因である。病院事業会計の連結実質赤字比率(黒字額)が下降したのは、病院事業の収益が悪化している中で、現預金を消費して経営していることによる流動資産の減少が主な要因である。下水道事業会計の連結実質赤字比率(黒字額)が下降したのは流動負債に計上される企業債の当年度の償還額が増加したことが要因である。病院事業会計を始めとする公営企業会計へは、一般会計から多額の繰出金を支出しており、一般会計に依存した経営体質となっている。中でも、病院事業の占める割合は大きく、一般会計への負担も大きい。持続可能な財政運営を行うためにも、公営企業の独立採算の原則に立ち返り、病院のあり方について、住民への理解を推進しつつ、経営の見直しを図っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

過去からの起債抑制策により「元金償還金」は下降していたが、中学校や給食センター整備などの更新による市債の元利償還が開始されたことにより前年度に続いて上昇している。実質公債費比率の分子は、元利償還金の増加と算入公債費等に含まれる臨時財政対策債が減少したことによる基準財政需要額の減少により、前年度と比べると上昇している。今後は、公共施設の改修や解体などによる借入のため、元利償還金は増加していくと想定されることから、予算編成時に市債の借入上限額を定めるなど、過度に市債に依存することなく、低水準で推移できるよう計画的な財政運営に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

小学校の給水管更新工事などに伴う市債の借入れにより、返済額を発行額が上回っていることから「一般会計等に係る地方債の現在高」は前年度に比べて高くなった。また、基金の取崩しを行ったことで「充当可能基金」が低くなったことから、「将来負担比率の分子」は前年度から高くなった。近年、市税の減収などにより歳入が減少しており、財源の不足分を基金や市債で補てんしている。今後、このような傾向が長期間続けば、「将来負担比率の分子」はプラスの領域に移行することが予想される。また、一般会計等に係る地方債の現在高や公債費以外の経常的な経費が増加していることから、今後、公債費の増加により一般会計の財政が圧迫されていくことが予想される。公債費の増加に備えて、それ以外の経常的な経費の削減に努め、既存事業の縮小や廃止を含めた大幅な見直しを行い、広告収入や公共施設に係る適正な受益者負担を求めるなどの新たな財源の確保を進める必要がある。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)こども園の外壁塗装や屋根の防水工事、市民プールの空調更新等公共施設の長寿命化のために公共施設整備基金を7,330万円、小学校の給水管工事や中学校の遮音壁工事のために学校教育施設整備基金を1,200万円、国際交流事業に係る経費に充てるために国際交流基金を3,506万円取崩し、基金全体では、前年度に比べて311百万円減額の5,025百万円となった。(今後の方針)財政調整基金の取崩しが続いており、経常的な経費の削減が出来なければ今後も取崩しが続く見込みである。また、今後、公共施設の老朽化による更新工事の財源として基金の活用の機会が増加する見込みである。人口規模の縮小や市税の減少が続くことが見込まれる中、財政調整基金への依存傾向を脱却するために、既存事業の見直しや事務レベルの経費の削減だけでなく、公共施設の使用料など適正な受益者負担を求めるなどの歳入の確保や人口規模に見合った公共施設の運営など、大幅な政策の見直しを進める必要がある。

財政調整基金

(増減理由)令和5年度は、普通交付税の追加交付があり3.2億円積立てたが、5億円の取崩しを行い、年度末残高は33.8億円となった。大型事業所(発電所)からの固定資産税(主に償却資産)の減収や、普通交付税の合併算定替の縮減措置による減少により、急激に歳入が減少したため、歳出の効率化に努めたが、不足分として平成28年度から取崩しが始まり、以降、基金の取崩しが続いている。(今後の方針)既存事業の効率化だけでは基金に依存した財政運営からの脱却は難しい。そのため、引き続き既存事業の見直しや効率化に努めるとともに、公共施設の統廃合などの適正な施設マネジメントを含めた持続可能な施設運営や使用料などの適正な受益者負担を求めることや、広告収入などの新たな歳入確保策を検討していく。また、本市の特徴として第3セクターや公営企業への繰出金が大きいことから、これらの事業のあり方や規模について検討していく必要がある。

減債基金

(増減理由)普通交付税の追加交付による臨時財政対策債償還基金分の積み立てを行い、財政計画に則って元金へ5,000万円充当したことで、年度末残高は322百万円となった。(今後の方針)公債費の増減に合わせ、計画的に取崩しを行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)学校教育施設整備基金:学校教育施設の整備に要する経費に充てられる。公共施設整備基金:公用又は公共用施設の整備等に要する経費に充てられる。国際交流基金:国際交流及び国際化の推進のための経費に充てられる。(増減理由)学校教育施設整備基金:小学校の給水管工事や中学校の遮音壁工事などに1,200万円充当。公共施設整備基金:こども園外壁塗装、屋根防水工事、市民プールの設備更新などに7,330万円充当。国際交流基金:国際交流事業やALTの教育指導などに3,506万円充当。(今後の方針)今後、公共施設の老朽化による更新や改修、解体経費の増加が見込まれるため、決算見込みにより発生する余剰金を最優先に公共施設整備基金へ積立てを行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体と比べて低くなっている。前年度と比較すると有形固定資産減価償却率が上昇しているのは、既存施設の減価償却が進んでいることによる。全国平均よりも有形固定資産減価償却率は低いため、現在の水準を維持できるように今後も公共施設等の機能の集約化や複合化を進め、適正な管理に努める。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体と比べて低い水準で推移している。浜岡中学校の更新整備や給食センターの整備など公共施設の建替等による起債や基金の取崩しの結果、充当可能財源を将来負担額が上回ったことにより令和元年度から債務償還比率が算出されており、充当可能財源である基金が前年度から208百万円減少したことにより債務償還比率が上昇している。今後、当該比率を注視しながら、将来世代の負担が過大とならないよう現役世代の負担との平準化を図っていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

本市は、起債に頼らず施設等の建設を行ってきた背景から、地方債残高は少なく、将来負担比率は算出されていない。有形固定資産減価償却率は、固定資産の更新よりも減価償却が高くなっていることにより前年度に比べて上昇している。市税の減収や財政調整基金の取崩し等により財源が縮小していくなか、現在の事業規模での行政サービスを維持するためには、将来的に更新の時期を迎える施設の更新・整備工事の財源として更なる起債や基金の取崩しに頼らざるを得ない。以上のことから、今後、将来負担比率が算出される可能性があるため、過度な負担が生じないよう、公共施設等総合管理計画を踏まえ、施設の老朽化対策や集約化・複合化を進めていき、公共施設等の適正な管理に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本市は、起債に頼らず施設等の建設を行ってきた背景から、地方債残高は少なく、将来負担比率は算出されていない。また、過去の地方債発行額が少ないため実質公債費比率は非常に低い水準で推移してきたが、給食センター更新に係る教育債の元金償還の据置期間が終了し元利償還金の償還が開始されたことより前年度に比べて上昇した。今後も、据置期間終了による公債費の増加や老朽化した公共施設の大規模な更新工事の財源として、起債や基金の取り崩しがなされる見込みであることから、公債費の増加や充当可能財源の減少により、将来負担比率と実質公債費比率は高くなっていくことが予想される。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

静岡県御前崎市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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