公共下水道
特定環境保全公共下水道
個別排水処理
奈井江町立国民健康保険病院
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は110.40%と、平均値より高い指標となっている。企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値からは上回る水準となっている。経費回収率は年間固定経費(保守・維持)は対象施設が年間2件程度増加しているほか、企業債償還金を含む経費の増加に伴い回収率が低くなっている。汚水処理原価については、石狩川流域下水道組合(現在12市町で構成)での広域処理により効率化を行っているが、圏域人口の減少や、設備維持に伴う費用の高騰などが影響し、平均値より高い数値となっている。なお、水洗化率が100%となっているのは、個別排水設置希望者のみを対象としているためである。有形固定資産減価償却率については、施設の設置が比較的早期であったことから、平均値よりも高い数値となっている。 |
有形固定資産減価償却率 |
老朽化の状況について○設置状況設置後15年以上の個数(84基)73.7%設置後15年未満の個数(30基)26.3%定期的な保守点検、清掃、修繕などを行っているため、施設については良好な状態を維持できており、また特段大きな問題も発生していない状況である。 |
全体総括設置後15年以上経過している処理施設の老朽化に伴い、長寿命化させるため、保守点検等は従前どおり行っていくが、本体の更新が必要とされる場合、多額の経費が発生することが予想されるため、更なる水洗化の促進、経費節減、使用料の適正化などについて、傾注していくことが必要である。特に使用料については、施設の状況を確認の上、5年に1度程度の期間で適正な住民負担となっているかを含めて見直しを検討する必要がある。 |
出典:
経営比較分析表
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