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愛媛県鬼北町の財政状況(2021年度)

愛媛県鬼北町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

鬼北町水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業病院事業北宇和病院下水道事業農業集落排水排水処理事業特定地域生活排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

過去5年間も横ばいの状況である。人口が1万人を下回り、高齢化に加え基幹産業である農林業の低迷、町内に大きな企業がないこと等により、財政基盤が弱く、類似団体平均をかなり下回っている。職員数の削減や施設の統廃合、投資的事業の見直しなどによる経費の削減に努めるほか、町税の徴収体制の強化による自主財源の安定確保に努め、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較すると3.7ポイントの減となった。要因としては、地方交付税や地方税、譲与税、が増加したことが影響している。今年度の比率は全国、愛媛県平均と同値となっているが、今後も適正な人員管理による人件費の抑制、施設の統廃合・民間委託などによる経常経費の削減、普通建設事業の見直しによる公債費の抑制に努めることにより、経常収支比率の低下に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

全国平均と比較すると89,979円の大幅増となっている。これは中山間地域であるがゆえ集落が点在し、その集落ごとに保育所が6ヶ所、また小学校が6校、中学校が2校あることが人件費・物件費等を増加させている。また、それぞれ業務が電算化され人件費等が抑制する一方、更新費用やシステム構築に年々費用が増加していることも要因となっている。保育所においては令和6年に統合予定であり、加えて適正な人員管理による人件費の削減、見直し等により維持管理経費をいかに削減していくかが今後の課題である。

ラスパイレス指数の分析欄

経験年数階層内における職員の分布の変動により減少している。類似団体、全国町村平均をともに下回っている。今後は各種手当の総点検を行うなど、より一層の給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

集中改革プランにおける目標は達成しているものの、類似団体平均を上回っている。これは面積が広く中山間地域であるがゆえ集落が点在し、その集落ごとに保育所が7ヶ所、また診療所が4ヶ所、公民館が6ヶ所ある地理的な条件から、保育所職員・診療所職員数が多いことなどが要因と考えられる。令和5年度に保育所施設の統廃合を予定しており、地域に理解を求めながら、機構改革及び事務事業の見直し等を行い、適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

類似団体からは3.3ポイント、愛媛県平均からは1.5ポイント低い比率となっている。前年度と比較すると0.2ポイントの増となっており、今後、大規模事業を予定しているため比率が増加することが予想されるが、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのないよう、国庫補助や基金等を活用した健全な財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

大規模事業実施に伴い財政調整基金や特定目的基金を取崩し財政運営をせざるをえない状況であり、比率は微増の傾向となる見通しである。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

令和2年度の会計年度任用職員制度改正に伴い、人件費が増加しており令和3年度においても高い水準となっている。類似団体平均と比較すると4.0ポイント高くなっている。一部事務組合の人件費に充てる負担金や公営企業会計の人件費に充てる繰出金といった人件費に準ずる費用を合計した場合、さらに類似団体との差が開くこととなる。今後はこれらも含め人件費経費について抑制していく必要がある。

物件費の分析欄

類似団体平均と比較すると2.2ポイント下回っているが、前年度と同様の値となっている。経常経費の増加が見込まれ、特に計画策定等委託料等については定期的な見直しが必要となってくる。全ての委託内容を精査し、職員で対応できる業務については委託しないなど、経常経費の削減に努める。

扶助費の分析欄

類似団体平均と比較すると1.2ポイント、愛媛県平均と比較すると7.5ポイント下回っている。人口減少に歯止めがかからず少子高齢化はますます進行し、社会保障経費は今後も増加していくことが予想される。法令を遵守しつつ、適正な給付・審査等により財政を圧迫しないよう努める必要がある。

その他の分析欄

類似団体平均と比較すると2.2ポイント、全国平均と比較すると2.8%下回っている。公営企業については「経営戦略計画」をそれぞれ策定し、健全な運営に努めている。また「繰出基準」を遵守し、農業集落排水・浄化槽整備事業については令和5年度より公営企業会計へ移行し維持管理経費を節減するとともに、適正な料金改定を検討する。また、簡易水道事業については上水道事業への統合により繰出金を削減しており、普通会計の負担額を減らすよう努めている。

補助費等の分析欄

前年度より1.6ポイント減となっているが、令和2年度、3年度は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、対策に必要な事業を実施している。今後も補助金交付の妥当性、必要性の低い補助金については見直しや廃止を検討していく。

公債費の分析欄

前年度と比較すると1.4ポイント増加しており、中学校の建て替えや保育所統合施設の建設など、今後大規模事業を控えており増加することが予想される。交付税措置率の低い地方債はできる限り借りない方針とし、必要な普通建設事業については、国庫補助事業の活用や良好な地方債を必要最低限発行することで水準を超えないよう努める。

公債費以外の分析欄

類似団体平均と比較すると1.0ポイント上回っている。普通交付税が歳入の約半分を占め、主な産業もない脆弱な当町であるが、必要最小限の経費で最大の効果が得られる事業を厳選し、住民サービスを低下させることなく質を高め、今後も経常的経費の削減に努めることはもちろんのこと、中長期的な視点で行財政運営の健全化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

実質収支比率については、標準財政規模の3~5%程度が望ましいとされているが、今年度は6.48%と前年度より3.01ポイントの増となった。財政調整基金は新型コロナウイルス感染症対策経費により、取り崩しを行ったが、今後は、財政調整基金に頼りすぎることがないように、適切な財源の確保と経費削減に努める。また、長期的視野に立ち計画的な財政運営を行うために積立てあるいは適切な取崩しを行い財源不足等に備える。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

令和3年度決算についても、すべての会計において、黒字決算となっている。公営企業会計がそれぞれ策定した「経営戦略」や「新病院改革プラン」に基づき、持続的な経営の健全化を図ることとしている。また、公営事業会計においても、独立採算制を遵守しつつ、保険料等が適切に賦課され健全運営となるよう注視していくこととしている。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

中学校の建て替えや保育所の統合などの大規模事業の実施により、元利償還金は年々増加することが予測される。また、令和13年度が実質公債費率のピークとなっており比率も上昇する見通しである。国庫補助事業の活用等により比率の減少に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

「一般会計等に係る地方債の現在高」が43,786千円増、「公営企業債等繰入見込額」が30,449千円減(水道-44,189千円、病院28,987千円、農集-17,716千円、浄化槽2,501千円、診療所-32千円)、また「退職手当負担見込額が積立不足額の減や職員の勤続年数の低下に伴い91,864千円減、「充当可能基金」が536,460千円増、「基準財政需要額算入見込額」が68,494千円減(事業費補正算入額-41,765千円、公債費算入額-26,729千円)となり全体では528,164千円の減となった。一方分母は、標準税収入額-38,649千円、普通交付税414,236千円、臨時財政対策債発行可能額39,725千円増加し、全体で321,193千円の増。前年度比+8.0%となり、将来負担比率は0%のままだった。普通交付税と臨時財政対策債発行可能額の増減に大きく影響を受けるが、後年度の財源不足を財政調整基金や特定目的基金を取崩し財政運営をせざるをえない。公共施設等整備管理基金を設置したことに伴い充当可能基金が増加しているが、今後の施設整備のため取り崩しが減少する見込みで、将来負担比率は今後微増の傾向となる見通しである。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)・新型コロナウイルス感染症対策のため、財政調整基金を取り崩した。・中学校建替事業や保育所建替事業等などの大規模事業を実施する予定であり、公共施設等整備管理基金を積み立てを行い。大規模事業実施に伴い適宜取り崩しを行っている。・新型コロナウイルス感染症対策利子補給金基金を新規に設立し、利子補給を目的に積み立てた。(今後の方針)大規模事業の推進のため、積み立てた公共施設等整備管理基金と起債を有効に活用しながら、公共施設の整備を数年かけて行っていく。ある程度公共施設の整備に目途がたった段階で、減債基金・特定目的基金を積み立てていくことを予定している。

財政調整基金

(増減理由)新型コロナウイルス感染症対策経費に8,600千円の取り崩しを行った。(今後の方針)新型コロナウイルス感染症対策等、予期せぬ事態に柔軟に対応するためにも、財政調整基金はある程度の金額が必要であり、前年度とほぼ同額になるように努める。

減債基金

(増減理由)(今後の方針)大規模事業を実施する予定であり、後年度の償還のため、決算剰余金等により積み立てることとしている。

その他特定目的基金

(基金の使途)地域振興基金:地域の特性を活かした農林水産業を中心に振興を図り、活力のある町づくりを推進過疎地域自立促進基金:地域住民が将来にわたり安全に安心して暮らすことができるよう過疎地域の自立促進。高齢者、交通、集落に関して、必要な施策に活用していく。(増減理由)・今後の大規模事業に備えて公共施設等整備管理基金134,324千円、過疎地域自立促進基金50,083千円等により増となった。・地域振興基金を毎年取り崩しているが、令和3年度は240千円多い18,240千円取り崩している。・新型コロナウイルス感染症対策利子補給金基金を令和2年に新規設立し、利子分2,334千円の積み立てを行っており1,223千円の取り崩しを行った。(今後の方針)公共施設整備事業の推進のため、随時取崩し事業充当を行う予定である。更に、合併特例事業で造成した交流促進事業基金・地域振興基金についても、随時取崩し事業充当を行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成28年度に策定し令和3年度に改訂した公共施設等総合管理計画において、公共施設の長寿命化、維持補修計画などを適正に行い、施設の統合や複合化により施設総量を縮小し、将来の施設の更新費用を縮小することを目標としているが、有形固定資産減価償却率は類似団体より高い水準にあり、年々数値が高くなっており老朽化が進んでいる。

債務償還比率の分析欄

公共施設整備のため「公共施設等整備管理基金」、町債の償還に必要な財源を確保するため「減債基金」への積立を行ったことにより充当可能基金残高が増加し比率が減少している。今後は将来負担額の増加、基金取り崩しを予定していることから比率は増加する見通しである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は近年の大型事業実施による地方債現在高の増加に伴い、今後比率の上昇が見込まれる。有形固定資産原価償却率は類似団体よりも高く、公営住宅、保育所、学校施設で、昭和50年代以前に建築されたものが多く耐用年数が経過しつつあることなどが主な要因となっている。今後も公共施設個別計画に基づいた施設の維持管理運営に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体平均と比較して低い水準となっているが、今後大型事業(中学校、統合保育所等)の元金償還が開始することに伴い比率の上昇が見込まれる。償還財源として減債基金の積立を計画的に行うとともに、交付税措置率の高い地方債の活用や国庫支出金や特定目的基金を活用により地方債発行を抑制し健全な財政運営に努めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

愛媛県鬼北町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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