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収益的収支比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率については、類似団体と比べて平均以下ではあるが平成28年度に実施した事業統合及び令和2年度より実施している水道施設及び老朽管路の更新による企業債の償還、給水人口の減少等の原因によりと悪化すると思われる、今後も経営の改善に取り組む必要がある。施設の老朽化が原因と疑われる漏水が多く発生してきており施設・管路の更新の必要があり令和元年度に策定した黒滝村簡易水道施設更新基本計画に基づき令和2年度より国庫補助事業を活用し更新を行っており今後は収支比率は悪化していくと考えられる。水道料金の回収率については、令和2年度7月から令和4年度末まで新型コロナウィルス感染症対策の会計支援一環として水道基本料金減免をおこなっており回収率は減少していた。しかし、新型コロナウイルス感染症が落ち着き、令和5年度については、新型コロナウィルス感染症対策の会計支援一環として水道基本料金減免が終了したため、水道料金の回収率が平均値を少し下回るが、回収率が増加した。 |
管路更新率 |
老朽化の状況について当該施設は全体的に老朽化しており、管路については令和元年時には75%以上が耐用年数を超え、施設については、機械電気設備が耐用年数を超えている箇所が多数ある。平成28年度の事業統合時に施設改修を行い新たに水質計器等の整備をおこなった。計器の更新により多量の漏水が発生していることがわかり順次漏水調査、修繕を行っている。令和元年度に策定した黒滝村簡易水道施設更新基本計画に基づき令和2年度より国庫補助事業を活用し更新実施している。 |
全体総括施設の老朽化や経営改善に向けての課題は多く、給水人口の減少による収益の悪化も予想される。水道料金の見直しも難しく今後も一般会計からの繰入金に頼っての経営状態が予想される。施設の改修については令和元年度に策定した黒滝村簡易水道施設更新基本計画に基づき施設の更新・改修、管路の更新等継続的に投資を行う必要があり、莫大な予算が必要であり財政的にも厳しく、補助金等の国・県支援等が必要であると考えられる。 |
出典:
経営比較分析表
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