能美市:国民健康保険能美市立病院
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17:石川県
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能美市:国民健康保険能美市立病院
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
当院は公立病院として、地域の在宅復帰機能の役割を果たすため、回復期の充実を目的に、地域包括ケア病床の病棟化等を実施すると共に、訪問診療の開始及び訪問看護ステーションの拡充によりさらに在宅復帰の後押しを行う。
経営の健全性・効率性について
当院は、経常収支比率及び医業収支比率が100%未満であるとともに、平均値を下回っており、平成28年度からは累積欠損金が発生している。今後は新改革プランに基づき、収益の増加を図るため、病棟再編計画を実施し病床利用率の改善に向けた取り組みを行う。また職員給与費対医業収益比率においては、平均値よりも高い状態が続いているため、増収対策とあわせて人件費の適正化に努める必要がある。
老朽化の状況について
当院は、複数の建物から出来ており、一番古い建物においては昭和53年に建てられている。また、外来や入院患者が利用する建物においても平成元年に建てられており、30年近く経過している。新耐震基準以前の建物においては、耐震補強工事を行い、地震対策を実施してはいるが、病院全体として施設や設備の老朽化及び陳腐化が進行している状態である。今後は経営状況を把握しながら、適正かつ効率的な改修計画を立てる必要がある。医療器械についても、建物同様に耐用年数を過ぎているものが多いため、効率的な更新計画を立てる必要がある。
全体総括
平成25年度より純損失を生じている中、新改革プラン及び状況によってはプランを一部修正した形での対応に基づき、地域医療構想を踏まえた病棟再編計画を実行し、病床利用率の改善と人件費の適正化に向けた取り組みを行い、経営の安定化を図る必要がある。また、地域住民から選ばれる良質な医療を提供するため、医療機器の充実に努め、施設の老朽化に対応する必要がある。
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