🗾04:宮城県 >>> 🌆栗原市:栗原市立若柳病院
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栗原市立栗原中央病院
栗原市立若柳病院
栗原市立栗駒病院
📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割「生活医療圏」の中での医療の提供、そのための「地域密着型慢性期医療」の基幹病院として、また、在宅医療・訪問看護・介護支援の拠点として、中核病院・地域診療所等との連携を図りながら、初期診療における総合的な判断と診療を行い、救急については一次救急はもとより、可能な限りの二次救急を行っている。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は、新型コロナウイルス感染症5類移行に伴う発熱外来患者の減少及び夜間救急搬送患者の中央病院集約化などの影響により、80.3%と平均を下回る結果となっている。医業収支比率、修正医業収支比率についても同様の傾向となっている。累積欠損金比率については増加傾向にあり、更なる病床数の見直し等、経営改善の見直しが必要である。病床利用率についてはR5年度から病床数の適正化の実施により15床減少したことから、前年度より6.9ポイント増加した。入院・外来とも更なる診療報酬確保へ向けて、施設基準の見直し等を行っていく必要がある。職員給与費対医業収益比率は87.4%と平均を上回っている。R5年度は入退院支援加算の取得により収入の増加を図ったが、今後も適切な施設基準の取得等により収益の確保に努める。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について1床当たり有形固定資産はR5年度に病床再編を行い、一般病床を60床から45床へ減床したことから、前年度と比べ増加している。開院から19年目となり、長期的に使用している医療機器の更新は年々増加傾向にある。R2年1月から電子カルテを導入し、その他経費削減のため機器購入を先送りしているものもあることから、それらの計画的な更新はもとより、電子カルテ更新とともに、連携する部門システム更新等の必要がある。施設設備についても経年劣化による設備修繕が増加傾向にあることから、今後、建物改修の設計を行うなど必要な改修箇所の把握に努める。 |
全体総括R5年度に病床再編(一般病床60床から45床へ削減)を実施し、病床利用率が前年度と比較して6.9ポイント増加したが、入院延べ患者数は前年度比1,518人減少となった。外来患者数も新型コロナ5類移行に伴う発熱外来患者の減少により、前年度比4,938人の減で、1日平均患者数では入院が4.3人減、外来は20.3人減少となっている。今後においては、電子カルテの更新により、病院間の情報伝達、情報管理の負荷の軽減による業務効率化が見込まれることから委託業務の見直しを行い経費の削減に努めるとともに、引き続き医師の負担軽減を図りつつ、在宅医療・介護支援機能の充実を目指していく。また、地域の人口減少に見合った事業規模の見直しを検討していくとともに、市立3病院の機能分化を進めて一層の経営改善を図っていく。 |
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