🗾25:滋賀県 >>> 🌆東近江市:東近江市立能登川病院
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東近江市立蒲生病院
東近江市立能登川病院
📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割能登川病院は、東近江市北西部において救急医療をはじめとした地域医療を担ってきた医療機関です。平成22年1月に策定された滋賀県地域医療再生計画及び同年6月に策定した東近江市病院等整備計画に基づき、病床数の再編を行い、その後平成27年4月に指定管理者制度を導入し、経営形態の見直しを行いました。その運営に当たっては、「救急医療」及び「小児医療」を政策的医療として位置付け、引き続き東近江医療圏域の地域医療を担っています。また、令和元年度に眼科アイセンターを開設したことや令和3年度に整形外科人工関節センター及び脊椎センターを設置したことにより、高齢者層の患者が多い疾患に対する治療(手術を含む)を積極的に担っています。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について指定管理者制度導入以前は、医師不足から経営状況が悪化したことで、一般会計に大きな負担が出ていました。指定管理者制度導入以降は、医師数及び患者数の増加に伴い経常収支、医業収支とも安定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により病床利用率が低下するなど、医業収益に大きな影響を与えました。令和元年度から眼科アイセンターが開設したことや、令和3年度から整形外科が常勤医師となり、人工関節センター及び脊椎センターを開設し、患者数や手術件数等が大幅に増加したことから、経常収支比率は安定しています。患者数や手術件数等が大幅に増加した一方で、職員給与費対医業収益比率から見てとれるように、より一層の医療従事者の確保が課題となっています。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について能登川病院の建物は平成7年の建築から27年が経過しました。指定管理者制度導入以降は、建物の外壁改修、空調設備改良工事、昇降機改良工事及び給水設備等改良工事などの大規模改良工事を実施してきました。施設全体の長寿命化は伸長しており、設備の長寿命化が課題となっています。令和6年度は自家用電気工作物の改修工事を施工し、電気系統の更新を実施します。今後も大規模改良工事については指定管理者と協議の上で、必要に応じて開設者が計画的に実施していきます。 |
全体総括能登川病院は、平成27年度に指定管理者制度を導入し、公設民営の医療機関として再スタートしました。指定管理者の努力により、医師数、患者数とも増加傾向にあり、同時に診療科目や入院体制ともに充実し、市民の期待に十分に応えています。令和2年に発生した新型コロナウィルス感染症の拡大による影響等、今後も医療を取り巻く環境は大きく変化していくものと予想されますが、指定管理者制度を継続し、良質な医療や特化した医療を提供し、圏域内の他医療機関や診療所等と連携しながら市民の期待に応えられる経営を目指していきます。 |
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