🗾01:北海道 >>> 🌆士別市:士別市立病院
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士別市立病院
📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割士別市内において唯一の病院であり、市内民間診療所は多くが内科中心であるとともに、外来診療のみを行っている状況です。そのため広範な診療科目を設け、急性期医療から慢性期医療にも対応する必要があります。また、上川北部地域のセンター病院である名寄市立総合病院と連携するとともに、救急体制を維持しているなど地域の基幹病院として大きな役割を担っています。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について近年の経常収支比率は100%を超えていましたが、令和4年度においては新型コロナウイルス感染症の影響によるクラスター発生や診療体制の確保のために1病棟の休止を行うなど、医業収益が大きく落ち込み経常収支比率が平均値を下回る98.4%となりました。また、医業収支比率・修正医業比率も同様の理由により大きく落ちこむ数値となっており、経営の安定的な運営を進めていくためにも、改善が必要な状況となっています。なお、職員給与費対医業収益比率が令和4年度に大きく変動していますが、その主な原因は、新型コロナウイルス感染症によるクラスターが複数回発生したことによる入退院の中止等の影響により入院収益が大きく減少したことが影響しております。令和3年度148床→133床に病床削減 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率は平均値よりかなり高くなっております。原因としては病院建設から30年が経過し、施設設備の老朽化が進んでおり、現在は各種設備の整備を行っております。機械備品についても同様の高い数値となっており、高額医療機器の更新もあり、数値は上昇しております。また、1床あたり有形固定資産においては令和4年度で前年比約5,200千円の増となっておりますが、これは電子カルテシステムを導入したことによる影響となっています。 |
全体総括平成29年度の運営体制変更・許可病床削減により病床利用率の改善や稼働病床の効率的な運用によって医業収支比率も改善してきておりましたが、診療体制の変更、地域人口の減少や新型コロナウイルス感染症によるクラスター発生や診療体制の確保による病棟の休止の影響もあり、医業収支比率は令和4年度において低い値となりました。また、令和4年度において名寄市立総合病院との機能分化・連携強化として電子カルテシステムを新たに導入し、さらなる情報共有化の推進を図ったところです。今後においては医業収益を向上させるため、あらゆる手段を検討するとともに、光熱水費等のコスト増もある中、更なる経費の削減・委託業務見直しなどを行い医業支出を抑制し、士別市立病院経営改革プランに基づき病院運営を行ってまいります。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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