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地方財政ダッシュボード

宮城県大和町の財政状況(2014年度)

🏠大和町

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は、前年度より0.03ポイント増加し、類似団体138のうち49位となっている。これは、人口の増加や企業立地に伴う町税の増収に加えて、徴収対策室を設置し収納率の向上に努めた結果、税収納率が0.8ポイント上昇したことが寄与したものと思われる。今後も自主財源の確保を図るため収納率の向上に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、83.8%で前年度よりも0.7ポイント減少している。扶助費等の社会保障関係経費は増加傾向にあるが、今後も扶助費を含めその他の経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人当たり人件費・物件費等決算額は、116,770円で前年度より3,028円増加しており、類似団体平均値も上回っている。人件費は退職者の増加により減少しているが、物件費での施設管理や民間保育所委託費などの増加によるものが要因としてあげられる。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、91.9で前年度よりも0.5ポイント減少している。類似団体平均値も下回っており、今後も人事院勧告に準拠し、適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口千人当たり職員数は、5.95人で前年度より0.07人の増加となっているが、類似団体平均値よりも減となっている。今後も、指定管理者制度を積極的に取り入れて、適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、4.7%で前年度より0.7ポイント減少し、引き続き類似団体平均値を下回っている。地方債の借入抑制に努めたことにより元利償還額が減少していることによるものである。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率ついては、将来負担額を充当可能財源を上回り算定されない結果となった。一般会計、公営企業ともに地方債が減少しており、今後も地方債借入の抑制を図り、財政健全化に努めるとともに、一部事務組合によるごみ焼却施設の整備に伴う負担等について注視していく必要がある。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、18.7と前年度より0.6ポイント減少し、類似団体内平均値も4.9ポイント下回っている。今後も適正な定員管理を行い、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、19.8と前年度より1.8ポイント増加しており、類似団体内平均値も3.9ポイント上回っている。これは、施設管理や民間保育所の委託費の増加によるものであるが、今後、施設の維持管理経費の節減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、3.9と前年度より0.3ポイント増加しているものの、類似団体内平均値を大きく下回っている。障害者や子育て支援などに対する扶助費は、年々増加傾向にあるが、今後も適正な運用に努める。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、15.2と前年度より1.0ポイント減少しているが、類似団体内平均値を0.8ポイント上回っている。今後は、他会計への繰出金の適正化を図るとともに、施設の維持管理についても適切に行い維持管理費の抑制にも努める。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、14.8で前年度と同じ割合で推移しているが、類似団体内平均値を2.0ポイント上回っている。これは、補助費等に占める負担金の割合が高く、病院・消防施設等を運営している一部事務組合(黒川地域行政事務組合)への負担が経常収支比率を押し上げている要因と思われる。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、11.4と前年度より1.2ポイント減少し、類似団体内平均値も3.0ポイント下回っている。今後も地方債の新規借入を抑制し、地方債現在高の減少に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は、72.4と前年度より0.5ポイント増加しているものの、類似団体内平均値を1.6ポイント下回っている。今後、類似団体内平均値を上回る費目について、適正化・効率化に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

財政調整基金残高は、剰余金の積立により年々増加している。実質収支額は、震災の影響のあった平成22年度以降は良好な数値となっており、町税の増収による上昇が見られる。実質単年度収支は、実質収支額の増加により黒字となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

全ての会計が黒字となっており、特に一般会計と水道事業会計の黒字額が大きくなっている。この要因として、順調な企業立地とこれに伴う転入人口の増加があげられ、今後もこの傾向が続くものと思われる。なお、引き続き各会計で赤字が発生しないよう健全財政の維持に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は減少傾向にあるが、これは公営企業債の元利償還金に対する繰入金と組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等の減少によるところが大きい。一般会計の元利償還金も減少しており、借入抑制と金利見直しにより今後も減少していくものと思われるが、組合のごみ焼却施設整備に伴う借入があることから、分子の推移を注視していく必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

これまで借入を抑制して地方債残高の減少に努めており、平成25年度に引き続き将来負担比率の分子がマイナスとなった。将来負担額の各項目の減少と充当可能基金の増加が要因となっている。今後も地方債の借入を抑制しつつ、基金の増額に努めるとともに、組合のごみ焼却施設整備に伴う借入があることから、分子の推移を注視していく必要がある。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,