美作市:公共下水道

地方公共団体

岡山県 >>> 美作市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率が前年度対比で0.23ポイント減少した要因は、主に使用料収入が減少し、処理場維持管理費が増加した結果である。②累積欠損金比率が前年度対比で12.35ポイント増加した要因は、一般会計繰入金を現金ベースで算定しており、現金支出を伴わない減価償却費相当額の一部が繰入金で手当てされないためである。③流動比率が前年度対比で11.74ポイント減少した要因は、委託等の支払いを年度内に終えたことにより、決算時の流動資産(現金)が減少したためである。④起債残高対事業規模比率が前年度対比17.99ポイント減少した要因は、面整備が終了し企業債償還が進んでいるためである。⑤経費回収率が前年度対比で2.7ポイント減少した要因は、処理場修繕費などの汚水処理費用が増加した一方で、使用料収入が減少したためである。⑥汚水処理原価が前年度対比6.76円増加した要因は、公費負担分を除く汚水処理費が増加した一方で、年間有収水量(使用料収入)が減少したためである。⑦施設利用率が前年度対比で2.73ポイント減少した要因は、晴天時の処理水量が減少したためである。⑧水洗化率が前年度対比で1.6ポイント増加した要因は、処理区内人口は減少したものの、新規水洗化による増加要因があったためである。

老朽化の状況について

①資産の減価償却に係る有形固定資産減価償却率が前年度対比で1.88ポイント増加している要因は、経年により減価償却が進んだためである。類似団体と比較して比率が高く、老朽化が進んでいる状態といえる。継続的に適正な維持管理を行っていくことに加え、耐用年数に達した施設や設備について、計画的な更新が必要である。②③管渠老朽化率が0%で推移している要因は、指標となる管渠の経年化が法定耐用に達していないためである。現時点で法定耐用年数を超える管渠がないものの、将来耐用年数に達すれば管渠の更新が必要となる。管渠更新には多額の経費を要することが予想されるため、適正な維持管理を継続するとともに、計画的に更新し事業費の平準化を図る必要がある。

全体総括

人口減少、下水道職員の減少、施設の老朽化が進行するなか、既存ストックをそのまま維持するのではなく、時代や環境の変化に対応した適正な施設規模にすることが求められている。持続可能な下水道事業を実現するため、近接するエリアを可能な限り統合する、広域化共同化を進めていく。また、限られた予算や人員の中で、効果的に施設管理を行うためには、下水道施設全体を俯瞰し、施設全体を対象とした中長期的な維持管理方針を定め、事業費の削減・平準化を実現するため、ストックマネジメント計画を策定し、国費充当による計画的な改築更新に取り組んでいく。

類似団体【Cd1】

美唄市 赤平市 紋別市 士別市 名寄市 砂川市 深川市 南幌町 奈井江町 長沼町 栗山町 美瑛町 上富良野町 浜頓別町 枝幸町 斜里町 興部町 大空町 白老町 洞爺湖町 新得町 清水町 芽室町 広尾町 池田町 本別町 浦幌町 標茶町 中標津町 田舎館村 雫石町 気仙沼市 白石市 角田市 村田町 川崎町 丸森町 男鹿市 仙北市 八郎潟町 村山市 長井市 高畠町 川西町 白鷹町 相馬市 猪苗代町 浪江町 ひたちなか・東海広域事務組合 益子町 那須町 草津町 みなかみ町 箱根町 南魚沼市 湯沢町 砺波市 小矢部市 南砺市 珠洲市 勝山市 あわら市 越前町 五領川公共下水道事務組合 山梨市 甲州市 忍野村 山中湖村 富士河口湖町 小諸市 東御市 辰野町 山ノ内町 野沢温泉村 瑞浪市 下呂市 加西市 篠山市 丹波市 播磨高原広域事務組合(事業会計分) 高野町 高梁市 備前市 美作市 和気町 早島町 勝央町 吉備中央町 長門市 美祢市 善通寺市 さぬき市 多度津町 阿蘇市 西都市 出水市 指宿市 本部町 嘉手納町 北谷町