木更津市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

経営収支比率が前年度から3.58ポイントの減少となりました。これは、水道事業収益が前年度比1.9ポイント減少し、水道事業費用が前年度比1.4ポイント増加したためです。営業収益の減少の要因は、給水収益が前年度比1.2ポイント減少となったことと、給水装置工事等負担金による収益が前年度比17.2ポイント減少したことです。営業費用の増加の主な要因は、資産減耗費が前年比330.5ポイントの増加となったことです。これは、統合広域化のためシステム改修等準備に要する費用が増加したことや、休止資産を整理し除却したことで費用が増加したためです。このことは、給水原価4.91円の増加につながりました。流動比率が前年より6.51ポイントの増加した主な要因は、固定資産の取得による支出が抑えられたことによるものです。企業債残高対給水収益比率が平成29年度と同様に低く抑えられているのは、企業債の借入額を抑えたことによるもので、類似団体の平均値を若干下回りました。また、有収率が前年度比0.31ポイント下降した要因は、料金水量の減少によるものです。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率については、前年よりも0.9ポイント増加しました。類似団体平均値よりも低い値となっていますが、水道施設の老朽化は徐々に進んでいます。管路経年化率については、1.88ポイントの増加となりました。過去の区画整理等により布設した管路が耐用年数を超えたため、類似団体よりも高く、管路の老朽化が進んでいます。管路更新率については、0.01ポイントの減少となっていますが、今後も計画に基づき更新を進めていく予定です。

全体総括

経常収支比率については類似団体平均値よりも低いものの、単年度収支が黒字である100%を超えています。平成30年度の経常収支比率が下落した要因の1つである給水収益の減収は、給水人口が微増にもかかわらず生じたことなどから、主に使用水量の減少による影響と考えています。水道施設については、今後の動向を見ながら計画的に借入と更新を行いたいと考えております。

類似団体【A3】

小樽市 北見市 江別市 一関市 奥州市 大崎市 鶴岡市 酒田市 会津若松市 土浦市 古河市 足利市 栃木市 佐野市 小山市 那須塩原市 桐生市 加須市 鴻巣市 深谷市 戸田市 入間市 朝霞市 富士見市 三郷市 ふじみ野市 桶川北本水道企業団 木更津市 習志野市 我孫子市 長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分) 武蔵野市 昭島市 座間市 小松市 上田市 飯田市 佐久水道企業団 多治見市 各務原市 可児市 三島市 富士宮市 焼津市 掛川市 藤枝市 瀬戸市 半田市 稲沢市 東海市 伊勢市 桑名市 彦根市 草津市 長浜水道企業団 池田市 守口市 泉佐野市 富田林市 河内長野市 松原市 大東市 箕面市 羽曳野市 門真市 三田市 淡路広域水道企業団 橿原市 生駒市 出雲市 津山市 尾道市 廿日市市 防府市 岩国市 周南市 新居浜市 大牟田市 飯塚市 宗像地区事務組合 唐津市 佐賀東部水道企業団 諫早市 別府市 延岡市 霧島市 浦添市 沖縄市 うるま市