静岡県富士宮市:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
静岡県富士宮市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
各指標における経営状態については、類似団体の平均値と比較しても比較的良好であり、健全性が維持されていると考えられます。これは当市が富士山麓の清流と豊富な湧水等の自然に恵まれ、おいしい水を安価に供給できる環境にあることなどが要因と考えられます。動力費や人件費などが増加傾向にあることから、①経常収支比率及び⑤料金回収率は減少傾向となっています。なお給水人口は1%程度減少したものの、大口使用量が前年度と同程度を維持したことから、給水収益の減少は0.3%程度にとどまっています。市域は広大ですが勾配があり、送水に過大な動力費がかからないことなどから、⑥給水原価は低い数値を推移しています。③流動比率も低い数値となっていますが、当面は同程度で推移していくものと考えられます。平成19年度以前分の企業債の償還が進んでいることから、④企業債残高対給水収益比率は類似団体の平均値を大きく下回っていると考えられます。⑦施設利用率は類似団体の平均値に比べ高い数値で推移しており、適正規模であると考えられます。⑧有収率は、類似団体の平均値より低くなっています。これは市域面積が広く、管路延長も長いことが要因であると考えられます。漏水修繕の実施と自然漏水の減少に伴い、有収率は増加しています。
老朽化の状況について
償却対象資産の減価償却の状況を示す①有形固定資産減価償却率は前年度比0.99ポイント増の52.76%、法定耐用年数を経過した管路延長の割合を示す②管路経年化率は前年度比1.11ポイント増の21.30%と施設の老朽化が進んでいるのに対して、当該年度に更新した管路延長の割合を示す③管路更新率は前年度比0.17ポイント減の0.40%に留まっています。これは工事材料費や人件費の高騰に伴い工事にかかる費用が増加していることに加え、大口径の基幹管路の更新を優先的に実施しているためであり、引き続き計画的に施設の更新を図ってまいります。
全体総括
今後の水道事業においては人口減少などにより、料金収入の増加が見込めない状況にあります。また、近年の地震災害等における被害を鑑みると、ライフライン整備の必要性が再認識されたところであり、被害を最小限とするため耐震性の確保は喫緊の課題となっています。しかしながら、老朽管の布設替えや施設の改良等、耐震化を更に積極的に推進していくためには多大な資金が必要となるため、年度ごとの事業量を平準化し、良好な経営状況を維持していく必要があります。富士宮市水道ビジョンに基づき、老朽管の更新及び施設の耐震化を効率的に行い、公営企業として独立採算制の原則に則り健全な経営を維持するとともに、常に安心・安全でおいしい水を安定供給できるように努めてまいります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の富士宮市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。