千葉県長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分):末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
千葉県長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分)が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分)
末端給水事業
公立長生病院
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度
経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、105.56%と、昨年度と比較し2.33ポイント減少している。これは、家事用・工場用の使用水量が減少したことによる給水収益の減少、物価高による動力費・修繕費の増加等が原因であると考えられる。流動比率は、159.01%と、全国平均・類似団体平均値より低いものの、100%を上回っており、概ね良好であると考えられる。企業債残高対給水収益比率は、278.74%と年々減少傾向にあるが、未だ類似団体の平均値を上回る数値となっており、引き続き企業債借入額の適正化を図っていく必要がある。料金回収率は類似団体平均を大きく下回っている。これは受水費及び給水原価が高額となっていることが要因である。適正な料金水準にするため、料金改定に向けた検討を進めている。施設利用率は48.81%と、類似団体平均を下回っている。給水区域に農村部を多く抱えていることから、配水管布設延長に対し配水量が少なく、適切な施設運用(廃止・ダウンサイジング等)を検討中である。有収率は83.19%と、昨年度から1.01ポイント減少した。老朽化した配水管からの無効水量(漏水量)が多く、計画的な管の更新が必要となっている。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率・管路経年化率は、年々増加傾向にあり、類似団体平均値を大きく上回っている。これは昭和55年に既設水道事業を統合し給水を開始したことから、老朽化した施設が多く存在しているためである。漏水事故の多い管路や、耐震化に併せた経年管路の更新事業を主要施策とし、年間約7~8kmの更新事業を実施しているが、管路更新率は0.43%と未だに類似団体平均を下回る状況にあるため、更新率向上に向けた管路更新計画を検討していく。
全体総括
類似団体の平均を下回る有収率の向上が急務であることから、継続的な漏水調査の実施や、老朽化した管路の更新工事を進めていく必要がある。また、施設利用率が低迷する中で、優先順位や効率性を考慮し、水道施設の統廃合等のダウンサイジングを含めた再構築を検討している。建設改良工事の計画的な実施や、経費の一層の削減、適正な料金改定の検討など、健全経営に向けて引き続き経営改善に取り組む必要がある。今後、千葉県が示す方針に沿い、九十九里地域の末端給水事業体統合の検討を進め、経営資源の有効活用や経済効果を最大限発揮できるよう取り組んでいきたいと考える。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の長生郡市広域市町村圏組合(事業会計分)リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。