事業・施設概要
| 都道府県 | 山口県 | 経営主体 | 岩国市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 127,508人 |
| 現在給水人口 | 106,736人 | 給水区域面積 | 9,534ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率(%)100%以上であり、健全な経営状態である。③流動比率(%)類似団体との比較では比率が下回っているが、200%以上であり支払能力に問題はない。④企業債残高対給水収益比率(%)水道施設の老朽化による更新事業費が嵩み、それに伴う企業債も増加傾向にある。計画的な施設更新を遂行し、財源確保のために国等の補助金を有効活用していく必要がある。⑤料金回収率(%)100%を上回っており、経営に必要な経費を水道料金で賄えている。⑥給水原価(円)施設更新による減価償却費の増加や物価高による固定費の上昇等、年々費用は増加傾向にある。⑧有収率(%)類似団体平均値以上の有収率ではあるが、配水管路の老朽化による漏水は多発している。定期的な巡視や漏水調査及び老朽管更新などを実施し、有収率を可能な限り高水準に保つように努めている。
老朽化の状況について
現在の老朽管路状況は、管路総延長が916kmに対し、法定耐用年数を経過した管路延長は418kmに及ぶ。老朽管の更新は、法定耐用年数を超過し、重要度・緊急度を考慮した更新計画に基づいて実施しており、令和6年度からはゼロ債務負担行為を導入し、更新延長が増加したため管路更新率が向上した。今後も主要幹線道路事業を進めていく国と連携しながら更新を強化していく計画である。
全体総括
岩国市の水道事業を取り巻く情勢は、高度成長期に大量建設された上水道施設や旧簡易水道(平成28年度に統合完了、中山間地域に小規模な15水源、12浄水場、22配水池が広範囲に点在する)施設の維持管理および更新等で費用が嵩む中、人口減少等により給水収益が落ち込み財政を圧迫していた。そのため、令和5年度に水道料金を値上げしたことにより各分析項目が改善された。今後も、持続可能な経営に努め、世代間負担の偏りが可能な限り生じさせないように、安全で安心して飲める水道水を安定的に供給し、最重要インフラとしての機能強化を図っていく。
経営状況
収支構造
総額23.9億円
総額20.3億円