事業・施設概要
| 都道府県 | 山口県 | 経営主体 | 岩国市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 145,027人 |
| 現在給水人口 | 115,055人 | 給水区域面積 | 9,303ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
岩国市における簡易水道事業は、当初17簡易水道事業があり、そのうち3簡易水道事業が離島における事業経営である。平成20年に簡易水道事業統合計画を作成し、平成23年4月より順次上水道事業に移管統合しており、最終的には離島の3簡易水道のみが事業として残ることとなる。平成23年度以降、使用者の多い規模の大きな簡易水道事業が、順次統合されていく過程において、残された離島を含む簡易水道事業の経営では、当然事業及び会計規模の縮小、それに伴う地方債償還額の会計に占める比率の増大が進むこととなり、経営効率は悪化していく。グラフの推移における、①収益的収支比率の低下、④企業債残高対給水収益比率の増大、⑤料金回収率の低下、⑥給水原価の増大は、すべて移管統合の推進に伴うものと考えられる。
老朽化の状況について
簡易水道施設は、簡易水道統合計画に基づき順次移管中である。施設の中には、離島の3簡易水道など、昭和40年代に整備されたものもあり、管路施設については、法定耐用年数を迎えている管路もある。これら簡易水道施設の老朽管への対応としては、漏水・施設故障等が発生した時に行う事後保全のみであり、具体的な更新等の計画を策定・実施する予防保全は、これまで老朽化が原因となる漏水・断水の規模が小さかったため実施されていない。
全体総括
移管に伴う事業規模の縮小に伴い、平成28年度からは、離島における3簡易水道事業のみとなる。これまでも、事業の移管縮小に伴い職員数を減らし人件費を抑えるなど適時対応してきた。今後運営する簡易水道事業は、いずれも離島であり、加入率も収納率も100%に近い。しかしながら、これらの地域は人口減少の続く過疎及び高齢化地域でもあり、立地上今後の新規加入等発展の余地も見込まれない状況であり、健全性・効率性を求める事は容易ではない。また、各施設とも昭和40年代に整備されており、管路の老朽化にも対応しなければならない。今後は、無理のない事業運営計画を立て、長寿命化対策を推進する必要がある。
経営状況
収支構造
総額21.2億円
総額19.2億円