経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は5.1ポイント減少したものの、100%を超えて黒字を維持しています。③流動比率は類似団体平均値を下回っているものの、100%以上を維持しており、短期的な債務に対する支払い能力は有しております。④企業債残高対給水収益比率は、給水収益が前年度を下回ったことにより、12.34ポイントの増加となりました。⑤料金回収率は100%を上回っており、適切な料金収入を確保しています。⑥給水原価は有収水量の減少に伴い増加しています。⑦施設利用率は類似団体平均値を下回っており、近年は52%程度で推移しています。⑧有収率は類似団体平均値を下回りましたが、近年は90%程度で推移しています。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は計画的な更新投資により、類似団体平均値を下回っています。②管路経年化率は計画的な更新により、類似団体平均値を下回っています。③管路更新率は類似団体平均値を下回っています。今後も計画的な更新を行っていきます。今後さらに増加する経年劣化の管を効率的に更新するため、事業量の平準化及び中長期的な財政状況を考慮し、「おびひろ上下水道ビジョン」に基づいた老朽化対策を行っていく考えです。
全体総括
令和2年度に簡易水道事業に地方公営企業法の全部を適用し、水道事業と同一の会計に移行しましたが、効率的な水道供給などにより収益は確保しており、また、施設の老朽化対策として計画的な更新を行っていることからも、健全な経営状況といえます。今後は人口減少に伴う料金収入の減少が見込まれる一方、さらなる施設の更新が必要になるなど、経営は厳しさを増すと予想していますが、生活に不可欠な水道サービスの提供を継続するため、中長期的な視点に立った健全な企業経営を行っていきます。