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地方財政ダッシュボード

高知県香南市の財政状況(2023年度)

高知県香南市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数(令和3年度~5年度の3か年平均)は、前年度と同率の0.33となり、類似団体の平均を下回っている。また、自主財源である市税は前年度比83百万円(2.6%)の増となったが、地方交付税などに大きく依存する本市の歳入構造に変わりはなく、国の動向次第で左右される状況が続くと予想される。市税等の収入未済額の縮減や施設使用料等に係る減免制度の見直し、公有財産の有効活用や処分など自主財源の確保に努めるとともに、国や県の補助制度の有効活用、適切な市債の発行などにより財源確保に努める。

経常収支比率の分析欄

財政の弾力性を示す経常収支比率は、主に人事院勧告に伴う人件費の増及び扶助費などの増による経常経費充当一般財源の増加により、前年度比2.4ポイント増加し、90.8%となった。依然として類似団体の平均を下回っているものの、本市の中期財政計画における見通しとしては、令和7年度からの5年間で3.3%上昇していく見込みとなる。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口一人当たり人件費・物件費については、前年度比8,109円の増となったが、類似団体の平均を下回っている。人口一人当たりの人件費については、前年度比1,725円の増となり、5町村合併による施設の多くを直営で運営していることにより、職員数が類似団体と比較して多いことなどから、類似団体の平均を上回る状況が続いている。人口一人当たりの物件費については、需用費の減などにより前年度比1,453円の減となったが、依然として類似団体の平均を下回っている。(性質別歳出決算分析表参照)

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は類似団体の平均を下回っている。平成28年度には給与制度の総合的見直しを実施したことにより給与の適正化が図られた。多様化・複雑化する住民ニーズや行政需要などにより業務量は年々増加していることなどから職員数は増加傾向にあるが、高給職員の退職によりラスパイレス指数は減少傾向にある。引き続き給与水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は増加傾向にあり類似団体の平均を上回っている。行政職は定員管理計画により削減を図ってきたが、南海トラフ地震対策や新型コロナウイルス感染対策など行政課題への対応や各支所での住民サービスの維持、また、保育所及び幼稚園についても直営により保育サービスの充実等を図っており、これらの住民サービスに対し一定の職員数が必要なことが類似団体平均を上回る要因となっている。多様化・複雑化する住民ニーズや行政需要などにより業務量は年々増加しており、それに対応した職員数の確保が一定必要であるが、引き続き、事務事業の見直しや施設の最適化、アウトソーシングの検討など、行財政改革に取り組むとともに定員管理の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率(3か年平均)は、令和5年度の比率(単年度)が、令和4年度の比率(単年度)を1.1ポイント上回ったことから、3か年の平均では前年度比0.2ポイント増加し、4.9%となった。旧合併特例事業債の償還のピークが過ぎたことや、継続的に実施してきた繰上償還の影響などにより、平成29年度から類似団体の平均を下回っている。しかしながら、大型事業に係る公債費が今後増加すると見込まれるため、公共施設等のマネジメントの推進など、施設の更新や維持管理等に係る費用負担の縮減を図る取組を着実に進める必要がある。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は依然として発生しておらず、繰上償還の実施による地方債現在高の減少などにより、類似団体の平均を下回っている。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人事院勧告等による職員給料及び各種手当等の増により、経常経費充当一般財源が243百円増加したことから、経常収支比率は前年度比1.9ポイント悪化し、35.2%となった。保育所や幼稚園、市民館などの施設運営を直営で行っていること、5町村合併による施設数も多いことから、現在のサービス水準を維持するための職員数が類似団体と比較して多いことが、類似団体平均を上回る要因の一つとなっている。

物件費の分析欄

需用費及び社会保険料などの減により、経常経費充当一般財源が前年度比27百万円減となったことから、経常収支比率は前年度に比べ0.4ポイント改善し11.5%となった。類似団体の平均は下回っているものの、今後、住民情報系システム標準化移行事業などにより増加が見込まれる。

扶助費の分析欄

医療扶助費、障害介護給付費及び子どものための教育・保育給付費負担金の増などにより、経常経費充当一般財源は35百万円増加したことから、経常収支比率は前年度比0.2ポイント悪化し、7.5%となった。生活保護の被保護者数は横ばい傾向にあるが、被保護者の高齢化による医療扶助費の増額などが予測される。そのほか、障害介護給付費や障害児通所給付費も増加するものと予測され、扶助費全体としては増加傾向の見込みである。

その他の分析欄

繰出金は、一部事務組合負担金及び各特別会計繰出金の増などにより、経常経費充当一般財源が前年度比51百万円増となったことから、経常収支比率は前年度に比べ0.3ポイント悪化し11.6%となった。類似団体の平均値は下回っているものの、引き続き、各特別会計においては、事業の効率化や経費の見直しと収入未済額の縮減に努めることなどにより、一般会計からの財源補てん的な繰入金を極力抑制するよう図る。維持補修費については、経常収支比率は前年度と同様0.6%となった。

補助費等の分析欄

公共下水道事業会計の増などにより、経常経費充当一般財源が前年度比58百万円増となったことから、経常収支比率は前年度に比べ0.4ポイント悪化し、10.0%となった。企業会計への補助金は、一般会計の財政運営に大きな影響を及ぼしていることから、独立採算の原則を念頭に企業経営の原理に基づき、長期的展望にたって経営の合理化を推進し、健全経営の確立に努めるよう図る。

公債費の分析欄

旧合併特例事業債の償還のピークが過ぎたことや、継続的に実施してきた繰上償還の影響などにより、経常経費充当一般財源が前年度比3百万円増となったが、分母となる歳入経常一般財源の増(182百万円)が上回ることから、経常収支比率は前年度に比べ0.1ポイント改善し、14.4%となった。類似団体の平均は下回っているものの、今後、認定こども園や防災コミュニティセンター整備事業等の大型事業に係る公債費の増加が見込まれる。

公債費以外の分析欄

経常経費充当一般財源が前年度比366百万円増となったことから、経常収支比率は2.5ポイント悪化し、76.4%となった。類似団体の平均値を上回っており、主に人件費の経常収支比率が類似団体のうち最大値となっていることが要因である。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

標準財政規模比における実質単年度収支の割合は前年度比8.62ポイント減となった。主な要因は、人事院勧告などによる人件費の増、繰出金の増などによる形式収支の減によるものである。また、財政調整基金は、財源不足額の補填のため400百万円を取り崩したこと、「ボートピア土佐」環境整備費を原資とする積立分を、施設等整備基金及びやすらぎのまちづくり基金へ積み立てるため232百万円を取り崩したことにより、標準財政規模比では前年度比4.32ポイント減となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

連結実質赤字比率は-7.41%であり、依然として赤字は発生していないが、標準財政規模比における前年度増減が大きいものは主に次のとおりである。一般会計において、主に人件費や繰出金などの増により、実質収支額が前年度比341百万円の減となり、標準財政規模に占める黒字額の割合は前年度比3.11ポイント減となった。令和11年度までの中期財政計画において、歳入では、自主財源の根幹をなす市税収入の見込みがほぼ横ばいにとどまることから、地方交付税などに大きく依存する本市の歳入構造に変わりはなく、国の動向に左右される状況が続くと予想される。また、歳出では、夜須防災コミュニティセンター整備事業などに係る投資的経費及び人事院勧告などによる人件費等の義務的経費の額が高い水準で推移すると予測され、各年度において一般会計は財源不足の状態が続く見通しである。介護保険特別会計において、保険給付費などの増により、実質収支額が前年度比104百万円の減となり、標準財政規模に占める黒字額の割合は前年度比1.04ポイント減となった。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は前年度比111百万円の増となった。要因は、基準財政需要額算入公債費等(B)の前年度比167百万円の減であり、主に旧合併特例事業債の算入公債費が減少したことなどによるものである。一方で、(A)のうち元利償還金は、過去に継続的に実施してきた繰上償還の影響などにより前年度比37百万円の減となっている。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

将来負担額(A)は、前年度比863百万円の増となった。主に、地方債残高が前年度比1,289百万円増となったことが要因であり、夜須認定こども園整備事業や岸本小学校跡津波避難タワー整備事業などに係る新発債(緊急防災・減災事業債、過疎対策事業債等)が増加したことによるものである。充当可能財源等(B)は、前年度比215百万円の減となった。財政調整基金などの充当可能基金の減が主な要因である。以前より充当可能財源等(B)は将来負担額(A)を上回っているが、今後も、大型事業に係る新発債発行による地方債現在高の増や、交付税措置がない地方債の発行等が見込まれるため、将来負担額は増加していく見込みである。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)前年度純繰越金やふるさと応援寄附金など合計870百万円を積み立てた一方、財源不足額を補填するため財政調整基金及びふるさと応援基金や防災対策基金等の合計1,247百万円の取崩しを行ったことにより、377百万円の減。(今後の方針)令和11年度までの市中期財政計画においては、各年度において財源不足の状態が続く見通しである。防災関連事業の財源とするための防災対策基金の取り崩しや市債の償還財源とするための減債基金の取り崩し、財源不足額を補填するための財政調整基金の取り崩しなどにより次第に基金残高は減少していく見込みである。

財政調整基金

(増減理由)財源不足額の補填のため400百万円を取り崩したこと、「ボートピア土佐」環境整備費を原資とする積立分を、施設等整備基金及びやすらぎのまちづくり基金へ積み立てるため232百万円を取り崩したことによる減。(今後の方針)今後、財源不足額を補填するための取り崩しにより次第に減少する見込みである。

減債基金

(増減理由)主に、普通交付税の追加交付額のうち臨時財政対策債償還基金費47百万円を積み立てたことによる増。(今後の方針)交付税措置のない市債の償還財源として取り崩しを行っており、次第に減少していく見込みである。

その他特定目的基金

(基金の使途)合併振興基金:合併に伴う市民の一体感の醸成及び地域振興の推進ふるさと応援基金:(1)豊かな自然環境の保全、未来に繋がる産業の振興及び魅力ある観光の推進に関する事業(2)災害に強いまちづくり及び活力のある地域活動の推進に関する事業(3)社会を生き抜く力を育む教育並びに健康及び地域福祉の推進に関する事業(4)前3号に掲げるもののほか、前条の目的を達成するために市長が必要と認めた事業防災対策基金:防災、減災に対する事業、災害発生時における応急対策、復旧、復興に対する事業及び被災地への支援活動等に対する事業(増減理由)施設等整備基金:「ボートピア土佐」環境整備費を事業の財源として活用するため、財政調整基金及び減債基金から取り崩し、当該基金へ一部を積み立てたことなどにより前年度比237百万円の増。ふるさと応援基金:寄附金が前年度比83百万円増となったことなどにより前年度比56百万円の増。防災対策基金:主に野市東防災コミュニティ―センター整備事業及び夜須認定こども園整備事業などの財源として基金を取り崩したことにより前年度比197百万円の減。(今後の方針)防災対策基金:中期財政計画においては、防災行政無線(同報系)設備更新事業や消防救急デジタル無線更新事業などの防災対策事業及び社会教育施設非構造部材耐震化事業の財源として基金を取り崩す予定であるため、次第に減少する見込みである。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市の有形固定資産減価償却率は、経年により前年度から0.5ポイント上昇したものの、継続的に公共施設の更新改修等を行っていることや、防災情報通信管理システム整備事業や夜須認定こども園の外構工事等により、分母となる償却資産評価額が増加したことから、依然として類似団体平均を下回っている。今後も、香南市公共施設等総合管理計画に基づき、使用目標年数まで適切な維持管理による施設の長寿命化を図る。

債務償還比率の分析欄

地方債の現在高の増などにより、債務償還比率は前年度から64.9ポイント上昇した。比率の分子(将来負担額-充当可能財源)は、前年度比1,164千円の増となり、主に夜須認定こども園整備事業及び津波避難タワー整備事業などの大型の普通建設事業に伴う借入により、地方債の現在高が前年度比1,289百万円増となったことが要因である。分母(経常一般財源等(歳入)等-経常経費充当財源等)は、経常経費充当財源等が増になったことにより、前年度比274千円の減となった。現状では類似団体平均を112.3ポイント下回っているが、今後、公共施設の老朽化に伴う更新改修事業や除却等の実施により、徐々に比率は上昇することが見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は、新庁舎整備事業により令和元年度に大幅に減少したものの、令和5年度においては、経年により前年度から0.5ポイント上昇した。しかしながら、類似団体平均を4.8ポイント下回っており、香南市公共施設等総合管理計画及び今後策定予定の公共施設等適正配置計画に基づいた施設の集約化や長寿命化、統廃合、老朽施設の除却等を進めていくことにより、今後も同水準で推移していく見込みである。一方、将来負担比率は、過去の繰上償還の実施による地方債現在高の減少や、充当可能基金の積立てを行ったことなどから、現在発生していないが、これらの事業による新規発行債が増加することが見込まれることから、今後、徐々に上昇していく見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率(令和3年度~令和5年度3ヵ年平均)は、単年度比率の増により、前年度から0.2ポイント上昇した。令和5年度単年度比率において、基準財政需要額算入公債費等の減(▲127百万円)が、元利償還金等の減(▲55百万円)を上回ったことにより、単年度比率は1.11%の増となった。基準財政需要額算入公債費等の減の要因は、主に旧合併特例事業債の償還額が減少したことなどによるものである。また、過去5ヵ年に渡り類似団体の平均を下回っている。今後、防災コミュニティセンター整備事業などの大型の普通建設事業を予定していることや、老朽化の進む公共施設等の更新・改修費用の増加が避けられない状況にあることから、投資的経費は高い水準で推移することが予定される。それらの事業の財源確保のため、実質公債費比率は今後上昇していく見込みである。将来負担比率は、現在発生していないが、同様に今後上昇していく見込みである。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

高知県香南市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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