事業・施設概要
| 都道府県 | 高知県 | 経営主体 | 香南市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 32,414人 |
| 現在給水人口 | 32,201人 | 給水区域面積 | 5,800ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
単年度収支を示す「経常収支比率」は110.81%、供給単価と給水原価の関係を表す「料金回収率」も109.89%となっており、「有収率」は86.97%といずれも類似団体平均値を上回っている。しかしながら、1年以内に支払うべき債務に対して支払うことができる現金等がある状況を示す指標「流動比率」が76.79%と100%を下回っていることから、経営状況は依然として厳しく、更なる有収率向上対策として、漏水対策や水源施設配水量対策など見直しが引き続き必要と考えています。給水収益に対する企業債残高の割合を示す「企業債残高対給水収益比率」については、類似団体平均値を大きく超えており、その理由については、令和2年度の簡易水道事業統合等によるものであり、今後とも計画的な借入及び返済を行っていく必要があると考えています。
老朽化の状況について
施設の減価償却がどの程度進行しているか、法定耐用年数にどれだけ近づいているかを示す「有形固定資産減価償却率」は類似団体平均を下回っているものの、法定耐用年数を超えた管路延長の割合を示す「管路経年化率は」44.46%と高く、当該年度に更新した管路延長の割合を表す「管路更新率」は0.42%となっており、類似団体平均値を下回っています。今後は、香南市水道事業基本計画に基づき、計画的な施設整備、管路更新事業に取り組むこととしています。
全体総括
近年、経営環境は厳しさを増してきており、人口減少に伴う給水人口の減、節水機器の普及に伴う有収水量の減などにより、料金収入の大きな増加は見込めない一方、老朽管路更新等や鉛製給水管取替えによる建設改良費の増加や減価償却費の増加等、人件費の増加や物価高騰などによる営業費用の全体的増加が懸念されます。今後は料金改定を検討しながら、引き続き有収率の維持・向上や経費の削減、料金の収納確保、徴収活動の強化などに取り組み、合理的で効率的な事業運営に努めてまいります。
経営状況
収支構造
総額5.5億円
総額5.0億円