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地方財政ダッシュボード

香川県さぬき市の財政状況(2013年度)

🏠さぬき市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

法人市民税の増収等で財政力指数の低下は下げ止まったが、類似団体平均との比較において0.23ポイント下回っている状況にある。今後は、人口減少の抑制や、未収金徴収体制の強化により歳入確保に努めていく。

経常収支比率の分析欄

経常経費充当一般財源は前年度比で横ばいであり、歳入における経常一般財源も、地方税収入が伸びた代わりに地方交付税が減少した結果、前年度比横ばいとなった。また、類似団体平均と比較すると2.7ポイント下回っているものの、目安となる85%を超えていることから、今後も事務事業の見直し等を進めて財政の弾力性を確保できるよう努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

職員の給与カットにより人件費を削減した一方でFM音声告知システム整備事業の業務委託等により物件費が上昇。結果、前年比+477円の110,597円となる。今後は、物件費の抑制に努めるとともに、組織の見直し等による定員の適正化を進めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

国家公務員の給与を平均7.8%引き下げる特例措置が終了したことや平成25年10月から財政健全化策の一環として、独自の給与カットを実施していること等により、前年度比10.4ポイント低下の96.1となり、3年ぶりに国の水準を下回っている。今後も引き続き、給与水準の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

定員適正化計画に基づき、職員数を前年度より削減しているものの、人口も減少していることから、前年度を0.03ポイント上回っている。今後も、定員適正化計画に掲げる職員数の数値目標の達成に向けて、職員の適正配置、人員の削減等により定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

合併以前から道路や学校等の社会資本整備に積極的に取り組んできたことにより、類似団体平均との比較で6.7ポイント上回っている。しかし、普通建設事業の抑制を続けてきたこと等から前年度を1.3ポイント下回る結果となっている。今後も市債の新規借入額を元金償還額未満に抑制するとともに、公営企業について使用料改定等による経営健全化を図っていく。

将来負担比率の分析欄

新規地方債借入の抑制や下水道使用料改定、職員数削減による退職手当負担の減少等の結果、前年度比-27.2ポイントで、類似団体平均よりも下回っている。今後も同様の取組みを継続し、財政健全化に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

定員適正化計画に基づく職員数削減等により、前年度比-0.7ポイントの19.1ポイントとなっている。今後も引き続き、人件費の適正な支出に努めていく。

物件費の分析欄

経費節減の取組みを継続しているが、FM音声告知システム整備事業の業務委託等により前年度比+0.1ポイントの9.2ポイントとなっている。今後も物件費の抑制に努めていく。

扶助費の分析欄

前年度と同ポイントとなっており、類似団体平均を下回る水準で推移している。今後とも見直しを進め、適正な支出に努めていく。

その他の分析欄

維持補修費は前年度と横ばいだったが、一時要因を除いた一般財源からの繰出金が増加したことにより前年度比+0.8ポイントの16.4ポイントとなる。今後も他会計の状況に留意しつつ適正な繰出金の算定を行っていく。

補助費等の分析欄

金額ベースでは、前年度と同程度で推移しているが、分母となる経常経費充当一般財源が減少したことにより前年度比+0.6ポイントとなった。補助費の決算額でみると前年度より増加している。これは一組負担金(消防庁舎建設事業費部分)の一時的な増加で経常経費には影響していない。

公債費の分析欄

普通建設事業の抑制を続けていることから、前年度比-0.2ポイントとなった。合併特例債関連事業を推進していることから、類似団体平均に比べて4.1ポイント上回っているが、今後も引き続き公債費負担の適正化に努めていく。

公債費以外の分析欄

定員適正化計画に基づき職員数の削減をすすめていることで経常経費充当一般財源は増加したが、経常一般財源がそれ以上に減少したため、前年度比-0.2ポイントとなった。今後は普通交付税の合併算定替の縮減等により経常一般財源が減少していくことが予想されるので、引き続き経常経費の削減に努めていく。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

実質収支比率は、H24年度以降3%を上回る水準で推移している。財政調整基金残高の比率は平成20年度から取り組んでいる財政健全化の取組みの成果等により増加傾向にあるが、H25年度から普通交付税の合併算定替の縮減が段階的にはじまっていることから、今後も適正な積立・運用に努める必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

本表は、当市における全会計の実質赤字額を標準財政規模で除したものである。なお、法適用公営企業会計(病院・水道)における実質収支とは決算書の損益ではなく資金収支を示している。会計別でみると平成21年度以降では建設残土処分場事業特別会計のみが赤字となっているが、その額は減少傾向にある。一方、黒字の構成比率では、病院事業及び水道事業が大きいが、これらの会計を取り巻く経営環境は厳しく、今後とも不断の経営努力を必要とする。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

合併以前から道路や学校等の社会資本整備に積極的に取り組んできたことにより、依然として公債費負担が大きい状況にある。また、合併特例債活用事業の実施に伴い、元利償還金が増加しているが、これは新規借入時の据置期間を廃止したことによるものである。これにより一時的に元利償還金は増加するものの、長期的には公債費の抑制につながるものである。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

新規地方債借入の抑制及び既存地方債の繰上償還の実施や、平成25年4月に下水道使用料を改定する等での公営企業繰出金削減の取組みを行った。また、定員適正化計画に基づく職員数削減により退職手当負担は減少傾向にある。今後も同様の取組みを継続し、財政健全化に努めていく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,